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立ち返らせてくれるもの

皆さんには、自分が不安になった時や、自信がなくなった時に、勇気を与えてくれるものや、もう一度頑張ろうと思わせてくれるものはあるだろうか。


私にはある。

私が大学2年生の草津合宿の時に、当時の4年生のキャプテンを中心に、チームビルディングの一環として、チームメイトの良いところを1人ずつに一言くらい書いていくということをやった。

みんなに書いてもらった紙は、いつも手帳に挟んで持っている。


言わば、宝物のようなもの。


この紙に書いてあることを読むと、自然にまた頑張ろうと思えてくる。

魁人はこの紙受け取った時に嬉しすぎて泣いていた記憶があるし笑

その中でも特に自分の心の支えになっている言葉を紹介したいと思う。

"絶対的なエースストライカーになれる。
オープンマインドで色々な人の意見を認めて聞くことが大切。"


"高いポテンシャルを持っている選手の一人で、負けず嫌い。強い闘争心がプレーに迫力を与えていて、見習っていきたい。"


"人一倍強い負けん気。そして柔軟な技術。
いずれ学芸大学を背負っていくべき選手。
ピッチ外では素直で謙虚。後期一番期待している選手。"


"シュートセンス、キープ力が魅力。
目標に対して熱い気持ちを持っていて、継続して取り組むことのできる選手。
チャレンジ・振り返りを繰り返していけば目標への道は見えてくるはず。"


他にもたくさん嬉しいことを書いてくれているが、特に印象に残っている言葉である。


おそらく、本人たちはこの言葉を書いたことを忘れているだろう。

でも実際にそう思っていたことには変わりない。

私の中でこの紙に書かれていることは、生きる指針のようなものである。

どこがでつまずいたり、壁にぶち当たったり、不安になったりした時に、この紙の言葉を読むとなぜか吹っ切れる。

そういう力のあるもの。

こんな素晴らしい企画を考えてくれた当時の四年生には大変感謝している。

その影響もあり、私は同期に、全員の良いところ(サッカー面、日常などいろいろ)を言い合うオンラインミーティングをしようと提案した。

これをやるにあたって、同期のことをきちんと向き合う時間ができる。

故に、より同期のことを知ることができる。

チームメイトを理解することは、強固なチーム作りに必要不可欠である。


人は褒められたら絶対に嬉しい。

ミーティングが終わると心なしかみんな頬があがっている。

この期間会えないからこそ、こういう関わり方って大事だなって。

纏まりがなくなってしまったから、この辺にしておこう。

また会える日を楽しみに。


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