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「蹴球部員の出身地旅行 in福島」4年 石澤航大

いつも東京学芸大学蹴球部を応援していただきありがとうございます。
福島県出身のB類保健体育専攻4年石澤航大です。


部員ブログは新入生ブログ以来の投稿となるので拙い文章ではありますが、
少しでも足を運んでみたくなるような、生まれ育った街の魅力を語らせていただければと思います。





今回は「ふくしま」編になります。
ふくしまは、尾瀬や花見山、猪苗代湖、鶴ヶ城、大内宿など大自然の豊かさ、古き良き伝統も感じられる素晴らしい場所が数多く存在します。




福島県は全国で3番目の大きさを誇り、「はま、なか、あいづ」と言われるように、浜通り、中通り、会津地方の3つの地域に分けられています。

蹴球部には同じ福島県出身で浜通りにあるいわき市出身の森田大斗(4年)もいます。
いわき市にも多くの魅力がありますが、今回は私の出身地である、福島市と昔ながらの景観や観光スポットとして有名な会津の観光をメインに書かせていただこうと思います。




【ふくしまの旅行プラン1日目】春

東京駅から東北新幹線に乗って1時間半、福島駅に到着します。

そのあしでまずはお昼ご飯を食べにいきましょう。
おすすめは「自家製麺 うろた」の純鶏そば(醤油)。
すっきり透き通ったスープに醤油の風味・旨味が凝縮され、まさにこでらんに(訳:最高)。
麺は細麺で硬めですが、これがまた、んめーんだ(訳:美味しい)。
実はうろたの夜の営業では「くをん」というお店に名前が変わります。
ここのつけ麺は先ほどの細麺とはうって変わって極太麺まさにうどんのような麺が出てきます。量も多く、食べ盛りの高校生には嬉しいメニューです。
つけ汁も醤油ベースで少しスパイシーさが加わります。
その中にあるゴロッと入っているチャーシューがこれまた絶品でんめーです。
ぜひ夜の部も食べてほしいなと思います。


腹ごしらえも済んだところで、次の場所へ移動しましょう。


次に向かう場所は花見山。福島駅から出るシャトルバスに乗ります。
ここは昔、養蚕農家の方が副業で花の栽培を始め、徐々にその花の数が増え、昭和34年からお花見ができるスポットとして有名になってきました。
2月から5月にかけて菜の花や梅、桜にチューリップと多くの花が綺麗に咲き乱れることから「福島に桃源郷あり」と全国各地から多くの観光客が訪れるようになりました。
日頃の疲れをキンキンに冷えたビールとおつまみを嗜みながら癒しに来てはいかがでしょうか。

花見山


「引用元:花見山特設サイト」
〈https://www.hanamiyama.jp/〉


綺麗な景色を見た後は福島駅に戻り、
情緒あふれるローカル線である福島交通飯坂線(通称「いい電」)に乗り、湯治場として有名な飯坂温泉へ。

福島駅から飯坂温泉までは約30分、田舎の良き街並みをゆっくり進んでいきます。

飯坂温泉駅に着いたらお散歩を楽しむのがいいと思います。
例えば、「うそかえ祭」で有名な西根神社に参拝に行きます。
うそかえ祭とは1年間の悪いことや不幸を木彫りの鷽(うそ)に身代わりになってもらって嘘に変えてしまうというお祭りです。


お参りが済んだら、少しひと休み。
足湯に浸かりながら、ミルクかき氷やお酒、コーヒーをいれ、一息つきましょう。
疲れからきどころねして風邪ひかんようにだけしずかにくだせえ。
(訳:疲れからうたた寝して風邪ひかないように気を付けてください。)


疲れを癒したらお散歩再開。
天気が良ければ安達太良山や吾妻連峰を見ることのできる「愛宕山公園」や江戸時代から続く豪農・豪商の屋敷の「旧堀切邸」をまわってみてはいかがでしょうか。






さて、かなりの長距離移動大変お疲れ様でした。
1日の疲れを癒しにお宿へ向かいましょう。

飯坂温泉で有名な宿といえば「飯坂ホテル聚楽」
ここは、温泉はもちろん、美味しいご飯が召し上がれます。
いるだけで満足できるのではないでしょうか。

でもどうしてもおすすめしたいものがひとつあります。
それは「円盤餃子」です。



一皿に20個以上円盤状に並んでいる餃子はくどいのかと思いきや皮はパリッと、あっさりした味付けでご飯とお酒が進む一品になっています。
お酒好きな方、ふくしまの美味しい地酒と一緒にいかがですか?


美味しいご飯を食べてはらくっちくなったら(お腹がいっぱいになったら)、
温泉に入って、
ゆっくりおやすみなさい。





【ふくしまの旅行プラン2日目】

ホテルでたっぷり休んだら、バスに乗って会津へ。
・・・移動ばかりで筋肉痛ですか?ほのぐれのごどはさすけね。ゆっぐりできるプランさ、立ててあっがらさ。(訳:そのくらい気にしなくて大丈夫、ゆっくりできるプラン立ててありますから。)

会津へ移動したら午前中はゆっくりと伝統工芸品をつくってみましょう。
会津の伝統工芸品といえば、会津漆器や赤べこ、おきあがりこぼしなど絵付けや技法を学ぶことができます。
ふくしまに旅行に来た記念やお土産にもってこいだと思います。





その後はお好きなプランで会津をまわってみてください。


歴史が好きな方は戊辰戦争、白虎隊、新撰組など数々の歴史ドラマの舞台となった会津若松を中心に、

大正浪漫の雰囲気を味わいたい方は七日町通りを街歩きしたり、

お酒が好きな方は、「末廣酒造 嘉永蔵」へ行き、地酒を堪能したり、

ネギを箸代わりとしてそばを食べる「高遠そば」を食べたり、

みんな大好き1000円札の顔になっている野口英世記念館をまわったり・・・


そんな魅力に溢れる会津で最終日をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。










随分と長くなってしまいましたが、少しはふくしまの魅力は伝わりましたか?
今回挙げたところはメジャーなところが多いですが、掘れば掘るほど素晴らしい場所がたくさんあります。
ぜひ足を運んでいただければと思います。


それではみなさん、明日もがんばっぺ!!!

#紫志尊々 #jufa #大学サッカー #地元企画

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