自分の役割を適材適所に
これができてさえいれば必ず仕事ができる人。みたいなものは存在しないと思っています。
だからこそ仕事ができる人の定義は難しいです。人によって全く違う形をしていることも考えられますし…
仕事ができる人を参考にして、その人の特徴を掴むしかないのかなと思っていたところ、TPOに合わせて役割を明確に判断できる人。これもまた仕事ができる人の定義に入れてもいいのかなと思いました。
そんな本日は、役割を明確に判断することで自分が求められていることを考える、と言う内容で書いてみたいと思います。
・ツッコミは死に役
私はにわかながらもお笑いが大好きで、漫才だったりコントだったり見る機会があれば見るようにしてます。
この前もルミネthe吉本という場所でお笑いライブを見てきました。
どの芸人さんもものすごく面白くて大満足だったのですが、人によってはコンビで面白い人と面白くない人を分けて考えてしまいそうだなと感じました。
それは当たり前で、ツッコミ役の人よりボケ役の人の方が面白い人ってなりますよね。でもどんな芸人さんも自分が一番面白いと思ってお笑い芸人を目指し始めたと思うんですよ。
要は何が言いたいかと言うと、人を笑わせるために、自分が犠牲になっている人がいるってことです。(犠牲は言い過ぎですが)
イメージとしては、主役と準主役みたいな感じですね。でも主役を引き立たせるためには必ず準主役も必要な役割です。
ドラマに主役しかいない場合、実はとってもつまらないものが完成すると私は思っています。
スポーツも同じで、Newsで話題に上がるのは基本点を決めた人です。守備をした人はファインプレーでもない限り、Newsで取り上げてもらうことはできません。
サッカーで言うと、点を決めるとヒーローであり、0点で抑えた守備陣はそこまで取り上げてもらうことはできません。
なので自分が主役じゃない時に、どれだけ堪えられるか。
でしゃばる気持ちを抑えられるかって結構重要になります。
今まで分かりやすい死に役の例でしか話していませんが、これがビジネスだとどうなるでしょうか。
自分が主役ではない時にどれだけ主役を引き立たせることができるのか。
ある種準主役をした方が良いのか。雑魚キャラを演じた方が良いのか。こんなことを考えると、今自分が何を求められているのかを考える糸口になりそうです。
・枠によって自分の役割を変える
要は自分のポジションを正しく見極める力が必要になります。
ここで難しいのが、常に自分の役割は変更されると言うことです。
例えば、会社での自分の役割と、部での、課での、チームでの自分の役割は必ず一致している訳ではないと思います。
その時々に応じたベストな役割は存在していて、時には主役になることもあると思いますし、主役を引き立たせるために、ツッコミ役だったり、守備役をしないといけない時もあると思います。
役職を挙げた際に顕著に現れるのがこの役割の変化だと思っていて、時には自分を主役にしたり、時には部下を主役にしてあげたり。部下を引き立たせるために完璧な準主役を演じてあげたりと、役職を挙げると難易度も上がると思います。
今自分が何を求められているか。
常に考えることは必要になりそうです。
新卒というのは一番楽なポジションで、それはなぜなら一番下のポジションだからこそ、基本的に雑用は自分がすればOKと言う役割があるからです。
雑用をしなくて良くなった時に、自分はどんな役割で、どんなことを求められているかを考えないといけなくなります。
また自分の役割が多ければ多いほど良いと言うこともないと思っています。
攻撃も守備もはたまたキーパーも一人で全部やる。すごいことですが、効率が確実に悪いです。
しっかりと役割を理解して、その役割をまずは遂行するのがベストです。
遂行した先に、さらに必要な役割を見つけてその役割を遂行していく。が良いと思います。
順番的に全て自分で完結させうようとするのではなく、一個ずつ自分の求められている役割をこなしていく。がいいんだと思います。
自分が今何を求められているか。これって結構難しいです。
何もしないことが求められている時だってあるし、自分が馬鹿になって質問をすることで、みんなが質問しやすい環境を提供すること。こんなことも必要な場面があると思います。
常に自分が求められていることを考えて疑って、今自分が出せる最適解、役割を更新することが重要になるのかなと思います。
拙い言葉なのに長々と読んでいただきありがとうございます。
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ではまた月曜日にお会いしましょう。
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