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大手ITに新卒入社し転職を4回したのち、フリーランスになった私

はじめまして、トガミ(@tgsmsk2121)です。
1991年生まれ。オンラインストアの制作や運用、戦略立案などを担当するECディレクター。
2020年、昨年の9月に会社員をやめ、フリーランスになった。ので、その経緯をまとめた。

※ページの末尾に得意なことやスキルセットがありますので、お仕事のご依頼もお待ちしております(TwitterのDMからどうぞ)

ウェブと私

平成1桁生まれ、NHKの平成ネット史(仮)は懐かしいというよりも、もはや黒歴史を想起させるだけのパンドラの箱と言っても過言ではないほど、ネットが身近にあった世代。
小学校~中学校当たりで、自分のホームページを持ちたいと思い、HTMLとCSSの勉強をした。インラインフレームに、読めるか読めないかぎりぎりの薄く小さい文字で文章を書き、もちろんアクセスカウンターとキリ番報告用のBBSとWeb拍手も設置した。これ以上の詳細は封印されし左目が疼き出すので割愛したい。

Web業界へのあこがれ

当然のことながらWeb制作への興味は、職業へのあこがれとなる。HTMLやCSSのコーディングが楽しくてしょうがなかったので、これを仕事にしたいと思った。そんなとき出会ってしまった本が「13歳のハローワーク」。本自体はもう手元にないのだが、どんな内容が書かれていたかは下記の記事がわかりやすい。
→抜粋:SE/プログラマは「13歳」に夢を与えない?

目次をよく探してみると,巻末近くの「P.S. 明日のための予習 13歳が20歳になるころには」という章の中に,IT[Information Technology]という項目があり,そこでSE/プログラマが紹介されていることが分かった。“なんだ,追伸扱いかよ”と少しがっかりしながら,該当ページを読むとさらにがっかりした。(中略)ITの章の終わりには,13歳は,ITブームとやらに乗っかってどっかの企業に雇用してもらおうといった甘い夢は見るな,というメッセージが書いてある。もっともな話だが,いささかバイアスがかかりすぎている気がする。

これを「バイアスがかかりすぎている」とも思わずに、なぜか鵜呑みにした私は、Web業界への就職をあっさりとあきらめた。Web制作は趣味で続ければいいや、と思いながらも、高校を卒業する頃にはほとんど飽きていた。

わたしの履歴書

📌大学:言語学専攻
Web業界へのあこがれを忘れた私は、まったく関係ない文系の学部に進学。紆余曲折あって言語学を専攻し、生成文法やらチョムスキーやらといったことを夢中で学び、大学院に行ってさらに学問の道を進もうと思っていた。
しかし、ふと気付いた。大学院でPh.Dまで取ったとして、スムーズにいっても30歳。言語学しかわからない30歳になるのはこわかった。
そんなわけで、言語学も趣味で続ければいいや、といつぞや思ったようなことをまた考え、学部新卒で就活に臨んだ。書くまでもないことかもしれないが、私は飽き性だ。

📌新卒~2015年:大手IT企業
(マーケティング・企画職)

・偶然にもインターネットサービスに関わることになったが、特に就活中こだわりを持っていたわけではない。
・大手なだけあって、とにかく新卒の研修がしっかりしていたのが有り難かった。電話&メール応対から名刺交換、ExcelやPowerPointの使い方、見やすい会議資料の作り方などなど、ビジネスマナーもビジネススキルも、一般の新卒よりもかなり速いスピードでスタートダッシュをかけることができた。
・それと同時に、当時はまだ働き方改革なんていうものはなく、深夜残業も当たり前。もともと心身ともにお豆腐だった私は、あっという間に体調を崩した。このままではいけない、と思い転職活動。

📌2015年~2018年:エンタメ系企業
(マーケティング・企画職)

・自分の好きなことを仕事にしてみるのはどうだろう、と思い、エンタメ系企業に就職(ちなみに業界最大手。職歴の中でたぶん一番異色。)
・運よく企画職になれたので、新卒から培ってきたExcelやPowerPoint、マーケティング分析スキル等がそのまま生かせた。
・この時期に一通りのオフラインの広告出稿も経験。TVCM、新聞、OOH(電車や駅の広告とか)、折込チラシ、雑誌…。費用対効果は別として、まだまだマスメディアのパワーって強いんだなと思い知った。
・しかし振り返ると、そこには役員の一声でボツになった企画の山と大量の資料。企画するだけじゃダメだ、企画を実行できるようにならなきゃ。そう思った私は、突然マーケから一転して現場中の現場へ。

📌2018年:家電量販店
(オンラインストア運用業務)

・近場で働ける求人を見つけたので、面接に行ってみたら、EC業務の人手が足りない、ということでWeb業界に戻ってきた。これは転機だった。
・商品ページを作ったり、トップページをカスタマイズしたり、メルマガを配信したり。中学生のころ、無我夢中で勉強したHTMLやCSSの知識がここに来て生きた。そして、あらためて勉強してみたいという気持ちになり、HTMLやCSS、Javascriptの教材を見始める。
・10年たって様変わりしたWeb制作の世界。13歳のハローワークでは「ITブーム」と一過性のものだと評されていたが、現在でもたくさんのプログラマー/エンジニアが活躍している。というかむしろ人手不足。

📌2019年前半:Web制作会社
(デザイナー兼コーダー)

・「あれ?もしかして、これまで勉強したマーケティング分析の知識と、Webのスキルを合わせたら、かなり需要の高い人材になれるんじゃない?」と思った。まあ、それは事実かどうかは置いておいて、その考えのもと、私は転職サイトに登録し、未経験(独学)でも採用してくれるWeb制作会社を探し始めた。これがかなり難しく「業界経験3年」というハードルがほとんどの企業で課せられていた。
・その中で運良く巡り合えた「未経験OK」の制作会社に入社。デザイナー兼コーダー兼ときどき営業やマーケもやるような小さい会社だったけれども、これで「未経験」からの卒業。
・でも結局「言われたとおりに言われたことをやる」が苦手で「いやここはこうしたほうがいいでしょ!データを見ても明らかです!!」とやってしまいたくなる性分だったので、制作は向いていなかったと実感。回り回って、振り出しに戻る。

📌2019年後半〜:ECコンサル会社
(ECディレクター)

・紆余曲折あってたどり着いたのがディレクター職。それもEC専門。実は新卒のときに入社した会社の先輩が立ち上げた会社に誘われたというのが入社の経緯だったのだけれども「あ、わたしのやりたかったことこれだわ」とようやく思えた。
・現場の経験と企画職の経験、どちらもあるのはディレクターにとっては超強みで、クライアントや営業さんからヒヤリングした内容を施策にまとめるときにも生きるし、スケジュールが逼迫したときの調整でも具体的に「この機能を後回しにすれば、リリース間に合います?」みたいな提案ができるので役立つ。双方からめっちゃ頼りにされる。そして結果は売上として目に見える。板挟みで辛いこともあるけど、超ハッピーな仕事。

そしてフリーランスへ…

で、冒頭にもどってフリーランスになったのが、2020年9月。
色々な人と関わって仕事しているけれど、毎日違う人と関わりながら(時世柄オンラインではあるけど)多様な商品の売り方を考えるというのは飽き性のわたしでも絶対飽きない仕事だろうなと思う。今のところ。

あまり公開できる仕事は多くないんですが、発酵デパートメントのECディレクターをしてるというのはTwitterでもオープンにしてるので多分大丈夫。こちらは売上UPの施策が当たりすぎて配送作業もする私(ECのことなら何でもやります…)

ちなみに現在、社員さん募集中のようなので、ぜひ興味のある方はチェックしてみてください。2/10に採用説明会もあります(宣伝)

ここからは私の自己紹介です。

🙆得意なこと

・ネットで商品を売る方法や売上を上げる方法を考えること
・ECモール(楽天、Yahoo、Amazon)やShopifyでの構築・運用
・特にWeb販売を初めてスタートする会社に、戦略のご提案をすること
・オンライン/オフラインの販促展開を企画すること
・スケジュール進行や予算管理をすること
・梱包や配送などの最適化や顧客体験の改善を提案すること
・簡易的なデザインやコーディング(HTML/CSS/js)、サイト構築
・商品登録、メルマガ配信、SNS運用、受注管理などECまわり全般
・Google Analyticsなどを使ったアクセス解析や売上分析
・商品の強みをいかした売り方を提案できること

🙅苦手なこと

・カッコイイ、オシャレ、アニメーション多用のサイトを作ること
 (売上UPや分かりやすさを優先して考えるため、向いてません)
・ルーティンワーク(注意力が低いので抜け漏れが発生しやすいです)
・法に触れること、差別的なこと、攻撃的なこと、なんか嫌なこと
・からだを動かすこと(スポーツ観戦は好きです)
・飲み会や会食、人数の多い集まり、接待
・低気圧

🖥スキルセット

・Adobe XD
・Adobe Photoshop
・Excel、Word、Power Point
・HTML、CSS、Javascript
・各種ECモール管理画面
・Shopify Bootcamp #4修了(2020/12)
・ウェブ解析士(2019/12〜)
・英語(アメリカに1年留学。TOEIC 935)
・博物館学芸員課程修了

💭やりたいこと

◎文化や歴史を守るためのWebマーケ
→一過性の寄付ではなく、需要を開拓して売れる仕組みを作ることで、文化を残していけるような仕事がしたいです
→日本だけじゃなく海外の需要も掘り起こせたら面白いだろうなあと思っています

◎EC担当者を育成するプロジェクト
→すでにいくつかそういうサービスはありますが、今後ECの企画運用ができる人材の需要は高まる一方なので、仲間を増やしたいです

◎小規模にWeb販売を始めたい会社のお手伝い
→戦略立案からオンラインストアの立ち上げ、分析まで1人で完結できるため、比較的安価にご提案できます。一回Web販売に失敗したけどまた挑戦したいという企業さんもぜひ

💖好きなもの

ミュージカル観劇/プロレス観戦/博物館、美術館/野球(武田投手)/サッカー(三笘選手)/読書/ポケモン/Tシャツ/引っ越し/マル秘展Takram Radio発酵文化人類学QuizKnock猫を洗う動画


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