
12/1 出演者「Katie Ford」さん
True Guitars Japan創立15周年記念LIVE Vol.3、
「Reunion~過去は今、今は未来~」
出演者一人一人へ想いなどを綴っていければと思います。
第二回目は「Katie Ford」(ケイティ・フォード)さんです。

出会いは、Katie Fordさんが、より良いアコースティックギターを探していた時のことです。当方にギターのことで相談がありまして、色々とお話し合いしたのが最初だったと記憶しております。LIVE中心から楽器中心へ、私の方向性が移行しようとしていた前ぐらいの時だったと思います。
私がお話申し上げたのは、「昨今の女性シンガーソングライターはギブソンやテイラーギターの使用者が圧倒的に多い」「Katie Fordさんは大きなアーティストを目指せる才能があるのだから、他の人々とは違うギターを持った方がいい」「人前で演奏を披露するアーティストならば、そこはやはり特別なギターを相棒にしたほうが良いのではないか」と言うような事柄だったと思います。
決して「売り文句」を言っていたわけではありません。Katie Fordさんが、出してる動画などを見て、「これは他のアーティストとは違う」と思ったのです。私は多くのLIVE主催をし、多くのアーティストを見てきました。関わりは持てなかったアーティストも、新人発掘でライブハウスに通っていた時期もあったので、たくさん実際に聞いてきました。Katie Fordさんの音楽には、しっかりとしたオリジナル性があり、確固たる地位を築けると思ったので、上記の様にオススメしました。
勧めたギターは、Kヤイリ/小池健司氏製作品のBy Kenになります。私は、ギターを始めた頃は舶来物のギターに傾倒していましたが、いつしか国産のギターに魅力を感じるようになりました。そのキッカケが、楽器フェアのブースで、小池健司さん製作のギターを弾いたことでした。小池さんへギターオーダーしたいとの願望がありまして、自分だったらこうしたいと言う仕様を盛り込みオーダーしました。ボディ形状は、宮崎さんという方が考えられた形状の厚胴仕様、ヘッド形状もオーダー、表板は、前の工場長がヤイリの工場の天井からつるして数十年乾燥させてきた厳選のシトカスプルース。S&Bはウォルナットにしました。黒蝶貝インレイなども使用致しました。



搭載されてるPUも、バードランド社の特別製です。ハイランダーと、バードランド社製コンタクトPUの2PUミックス仕様です。現在、ハイランダー社が生産を辞めてしまったため、このシステムは貴重です。

このギターを、Katie Fordさんに試奏をお願いしたところ、いたく気に入って下さり、購入して下さったのです。その後の、Katie Fordさんの動画などでも度々、登場し、その音色を素晴しい歌声と共に披露して下さっています。これは、Katie Fordさんの選択が間違っていなかったことの証左となっています。

実は、LIVE出演もお願いしていたのですが、残念ながら、コロナの関係でそのLIVEも中止となってしまいました。その後、TOKYOハンドクラフトギターフェスのアーティストライブにはご出演いただきましたが、本格的なLIVEホールで、当方主催LIVEでのご出演は12/1が初めてとなります。
アンニュイな歌声、しっかりとしたギター演奏、素晴しい英語の発音、そしてギター選択眼の良さ、才能あふれるアーティストです。
12/1、是非、ご来場下さい!
LIVE会場にて、Katie Fordさんの素晴らしさを皆さんに体感して欲しいです!
2024/12/1(日) 横浜ミントホール 11:15開場
<出演> 大村晴空 haruku_ohmura(インスタ) Katie Ford @kaedekatie 広瀬咲楽 @_SalaHirose 宇海-UUMI- @uumi815
【会場観覧チケット予約】 https://tiget.net/events/336377
【有料生配信チケット】 ツイキャスプレミアにて同時生配信
https://tiget.net/events/336377
https://twitcasting.tv/mint_hall/shopcart/323280
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<終了後の感想>
ギターも歌もinternational。観る者を引き込む彼女独自の世界がある。アンニュイの女王。