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ローカルジョブ奮闘記 in Aus ④ 緊張と疲労の日々

iPhoneに限らず、安価なandroidも人気でした。特にサムスンが多かったです。

主にスマートフォンの買取・販売・修理がメインなのですが、中古スマホの買取り&販売が中々の利益を生み出していました。そこで、スタッフが自分で見つけて、手に入れた中古スマホに関しては、お店で売れたときに、利益の半分をそのスタッフの給与に上乗せする「インセンティブ」制度がありました。
ボスからの提案、それはこの制度を使え、ということ。
毎日、ガムツリー(日本でいうメルカリ。オーストラリアでは個人売買が非常に盛んなのです)の投稿をチェックして、上から全部に電話を掛けろとと命じられました。
ガムツリーはこちらから。
https://www.gumtree.com.au/

英語で電話、というのは非常に難しく、僕は苦手でした。このあとお店でも電話対応をさせられるのですが、最後まで苦手でしたね。

まぁ、要は自分で稼げ、というのがボスの提案。当時の僕にとっては全くありがたみが無く、嬉しくありませんでした。しかし、この数か月後、このインセンティブが大きな収入源となるのですが。。。それはまだ先の話です(笑)

そんなこんなで動き始めた僕のモバイルフォンショップでの奮闘の毎日。
雑用兼接客業務が中心でした。
そもそも僕の要領が良くないのに加えて、英語の問題があるわけですから、もお、悲惨としか言えない仕事ぶりでした。

ボスは仕事に厳しく、声は荒らげないものの、マシンガンのように言葉を浴びせてくるような人でした。彼のプレッシャーがより業務を空回りさせている感じでした。毎日、業務内容や専門用語、分からなかった英語やほかのスタッフが接客に使っている英語をメモし、家に持ち帰って、ノートを作り、10時には死んだように寝る。。。そんな毎日でした。

この時期は、家から職場までサウスポートとサーファーズパラダイス間を、約30分掛けて自転車で通っていました。音楽を聴きながら、きれいな景色を横目に、「今日も頑張ろう」と気持ちを込めて行く朝の道。そして、解放感と安堵感を感じながら、晩御飯を考えて帰る夕方の道。

今でも妙にあの景色や感覚を覚えているのはなぜでしょうかね。。。

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