ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑮ 色々なお客さん
iPhoneの買取には初期化が必要で、そのためには ”iPhoneを探す” をオフにしなくてはなりません。このパスワードを忘れた客、知らない客、そもそも人の携帯を持ってくる客、色々です。
オージーの中にはわざと早い英語でまくし立てて、ちょっとでも安くしようとしたり、イチャモンを付けてくるアホも多かったです。そんなマッチョなアホ共と渡り合うには、こちらも毅然とした態度で突っ張ねなくてはいけないこともあります。
今思うとガラの悪いとこで働いていましたね。どっかで盗んできたのか、拾ってきたのか、画面ロックのパスコードすら分からないスマホを買い取ってくれという全身入れ墨のヤンキーが1日1回は来ました。盗難関係で警察もよく来ていましたし、何なら店内で逮捕されることもありました(笑)
そういえば、いつかボスが変な2人組に襲撃されたことがありました。僕はバックヤードで修理をしていたので、いきさつは分かりませんが、口論の後いきなり客がボスにつかみかかり、ボスは店外へ逃走。そのあと、警察を連れて帰ってくると、今度は2人組が逃走。その時には切迫していましたが、今思うと何だか笑えてきます。何か写真が残っていればよかったのですが。。
きっとボスは色々と危ない橋を渡っていたんだと思います。
ボスはまさに商売人で、どっからかスマホを安く仕入れてきては、売りさばき、稼ぎまくっていました。愛車は高級外車で、自宅は高層複合マンションの一室。他にも物件をもっていたようです。
ちなみにオーストラリアでは、シェアハウスやルームシェアが盛んなので、日本では中々住めない超高層マンションに住むのも難しくありません。
僕の2個目の家です。17階のオーシャンビュー。別荘にしたい。。。
なんにせよ、オーストラリアは殺人や性犯罪のような事件は日本ほど多くはありませんが、盗難のような軽犯罪はとても多いです。行く予定のある方は、とにかく物には気をつけてくださいね。
ローカルジョブ奮闘記 in Aus ⑯ オーストラリアの価値観 へ続く