HG ガンダム BEYOND GLOBAL
RG2.0でもHGUCでもなくビヨンドグローバル。
何がどうビヨンドしてるのかはわかりませんでしたが、ガンプラに触れたことがあるほど「あれ?いつもと違うぞ。」と思えたキットでした。
(2024/10/3:スミ入れ、トップコート後を追記しました。)
初代ガンダムのガンプラは東静岡に1/1ガンダムがあった頃に会場で買った限定モデル以来。
あの頃は超初心者だったなぁ。細マッキーでスミ入れと初めて缶のトップコートで艶消しやった思い出。
そこから自分にとって10年ちょい経っての再チャレンジ。
今度のはすんごい動くぞ、色分け凄いぞ、シールが目の所しかないぞ、というのを見聞きしていたので、これは素組みで作るべきでしょ、バンダイが手を加えんでもいいって言ってるでしょと思い立ち。
組み立てながら動かす
なんやかんやストレートに組んで……
…嘘です、目とセンサー部だけ筆塗りしました……
シルバーでざっと塗って、
クリアイエローとクリアレッド塗って
縁取りを黒く塗って終わり。
ここまでしないでも、縁取りだけサインペンかなんかで塗りつぶすだけでシールレスでいけるのでそういう部分塗装派にも優しいキット。
頭が途中だからラストシューティングで一晩置いて。
振り向きざまもきれいに決まる。顔ないけど。
はい出来た。二日間で6時間ぐらいかかった。
スミ入れもトップコートもなし。
で、組んで出てきた感想は「ガンダムだ…」という感想になってない感想。
カッコいいとかすごいとかじゃない。あのガンダムが目の前に立っておられる、そんな感情。
あとは組み立てながら可動すごい変が何度出たか。
すごいところ
特にこの腕回り。このガンダムには肩甲骨がある。
背中が割れて肩を前に回すような動きができる。
それと袖の中にボールジョイントがあって、引き出すと前腕で曲げを作れる。なんか隙間できてるみたいにも見えるけど、自然なカーブを描く感じになる。
腕の中身がこんな感じ。手首が斜めにカットされてるので、先のBJ引き出しと回転合わせると、ハンドパーツ側のBJでは足りない曲げを補えたり。
ところで、外装である白いパーツからフレームであるグレーのパーツが見えるデザインがそこかしこに見られた。この辺、後のRG2.0ガンダムのデザインの片鱗が見え隠れしている気がしてならない。
これは足。最近のHGみたいなつま先の可動はなし。靴底部分の分割もなく、まさにスリッパ。二軸で内外に傾くので接地性は良く、結構自立できる。
この足の接続軸のようにほとんどの可動部の軸には切り欠きがついててちゃんとハマるとカチッとクリック音がする。抜け防止と(どこまで押し込めばいいかわかる)差し込み不良防止になってるようだ。
手合わせ
どれぐらい可動すごいのか、手元で最も動くRGゴッドと手合わせ。
名乗りはちょっとガンダムが固い感じ。ここでガンダムの太ももが長いプロポーションであることに気付く。ゴッドも長めなはずだけど、それより長い。
東方不敗の構えでもわかる通り、肩回りの可動域はゴッドを超えてる。自然に上がる。ゴッドは肩アーマーがデカいせいで上がらんのだけどね。
どっちも支えなしにちゃんと自立する。写真はないけど、背中のビームサーベルに手を回すのは余裕。
終わりに
トップ画像は100均の1/12チェアに座らせて足組んだ状態。
ちょっとした表情付けにこの可動が役に立つ。
グリグリ動かして遊べるガンプラ。
惜しむらくは手のパーツがいつもの武器握り両手、ビームライフル用右手、平手(左)しかないこと。HGなら4つもあれば多い方だし、追加の二つで劇中の印象的なポーズはほとんど取れる。
でも、色々やらせようとするとせめて平手が両方!完全な握り手が欲しい!ってなった。ロボットの手は表情パーツだって実感。
追記(2024/10/3)
顔横のダクト塗って、スミ入れとつや消しトップコートを吹いてこんな感じ。
スミ入れは白部分をグレーにしたため、あっさりとした仕上がりとなっております。このあたりは好みの問題だ。
続き?は以下の記事