【Shadowverse EVOLVE】第九弾・第十弾環境 フェイスドラゴン構築【解説】
こんにちは!キリノのおもちゃ箱のアグロ使いtさんです。
今回は新環境も始まるということでいつものフェイスドラゴンの構築について紹介していきたいと思います。
前期から秘術ウィッチが強く、かなり向かい風な環境でしたが構築の調整と新カードの追加で何とか可能性を掴みに行けるようにしてみたのでよろしければ最後までお付き合いいただければと思います。
それでは行ってみよう!
1.デッキ構築
ということで9弾の時の構築がコチラ!
大きな変更点としてはギルヴァとシルヴィアの採用です。9弾環境では蝙蝠と秘術が強く蝙蝠の場合は純粋な横展開、秘術の場合は5tのファウストに対してマゼルでは対応できませんでしたが、ギルヴァであれば簡単に対処できたためかなり感触は良かったです。また、5tのファウストへの対応及び先6ギルヴァ進化からの上引きでシルヴィアが強くリーサルが取りやすくなりました。しかしながら、高コスト帯が増えてしまったため少し動きがもっさりしたので、進化枠の関係で抜けた氷上の竜戦士の枠にオルカの大渦を追加し序盤の展開力を補強した形です。
この時点で秘術には不利ですがワンチャン貫通でき、蝙蝠相手には有利、人形はギルヴァで完全に有利に、その他デッキはある程度火力で押し切れるといった感じでCSでトナメ進出なら割と狙えるくらいのパワーには仕上がりました。(実際、回数は少ないものの9弾ではフェイスドラで3回CS出場で2回トナメまで行ってます)
とはいえ、個人的な用事で研究があまりできていなかったこともあり少しパワー不足感ではありました。
ということで10弾の構築へGO!!
10弾は大きく変更されたので細かくは後の新規採用カードで解説します。10弾での強化点は武装ギミックの追加です。元々ハンマードラゴニュートとドラグニルを無理なく採用していたこともあり新しい武装フォロワーを入れてもそこそこ回るのでは?と思い使ってみたところ大当たり。今まで手札が足りず6tでギルヴァを投げて一旦リセットやフォルテ進化をねじ込んでみるくらいしか択を取れなかったところ、流麗での手札補充と瞬刃1枚からの展開による手札の温存が可能になり、トップ次第にはなりますが7~8tほどまでリソースを残しながら継続した攻めが可能になりました。また、瞬刃が条件達成で3点バーンが出るため火力が上がり、今までの2点5点7点のラインが引きあがったためバースト力も上がりました。それだけでなくウェポンの生成数も上がったため場持ちがよくなり、押し付けもかなり強化されたと思います。
ここからは細かい新規採用・不採用カードの解説です!
8弾の構築はコチラ↓
2.新規採用カード
ファイアーリザード
懐かしの一枚。
進化を使わず縦置きのまま面に触れるカードとして採用しています。主な場面としては武装のハンマードラゴニュート、ナイトメアのバロンダブルフィール等の偶にいる2コス1進化の上踏みや後手1セリア進化のシールドガーディアンを返す感じです。それ以外にも進化を使わずに顔1点を飛ばせるのでリーサルラインまで体力を押しこんだり、組み合わせでリーサルを取りに行ったりと攻守共に優秀な一枚です。
環境にバロン枠が少なかったため今回は2投!
流麗なる竜人
割とバグ。
アグロデッキに無理なく採用できる手札を減らさずに展開できるフォロワーというだけでも強いのに、条件を満たせばpp回復+ウェポン生成まで入るので中盤で引いても他のフォロワーとのくっつきが良いため腐りづらく、体力上昇で面に打点を残すことにも貢献するという壊れっぷり。もし2枚に武装がなく手札に加えられなかったとしてもハンマーや瞬刃、ドラグニルにアクセスしやすくなっていることには変わりないので最低限仕事は担保されます。
素引きも瞬刃からのリクルートも強い!3投!
瞬刃のドラゴニュート
パワーカード。
小見出しの通りで「岡崎泰葉に素で突進がついて体力が1高くて条件次第では顔に3点飛ばしながら体力バフまであるよ!何なら出してくる奴がリソース補充までするよ!」と言われれば弱いわけがないですよね(笑)。それだけでなく、今までフェイスドラの先攻7t目における手からの最大打点がフォルテ進化の7点だったのがフォルテ+瞬刃の8点に押し上げられたことで相手側の要求値をかなり引き上げられたと思います。後手6tだと瞬刃ep進化流麗フォルテで8点出るのはナイショ。
個人的にはドラグニルと択を選べるようになったことが好感触。3投!
断罪者・シルヴィア
メタ枠。
試行を重ねる中で対秘術を見た時に最後の一押しが足りないことと、お互いがほぼフルムーブをした場合、5tでファウスト投げるとファウスト以外のフォロワーが残ってない場合が多かったということで、ファウストの処理をppを残しながら行うことができ、ギルヴァからの上引きでもフォルテやギルヴァと同等の火力を出せるシルヴィアを採用しました。進化を圧迫しないのも偉い。
終盤でしか使えないため1投!
3.採用しなかったカード
ムシュフシュ
序盤の主砲。
マリオンとくっつけば5/4、ハンマーとくっつけば顔6点と通ればイージーウィンまである火力札。ただ秘術環境だと火力の押し付けよりも面の押し付けの方が強いこと、ムシュフシュを投げるとリソースがギリギリ足りず結局火力不足になるということ、単体だと何もできないことから今回は不採用としました。
アンネローゼ
処理札兼リソース。
進化2点処理とドラゴニュートキャッチは純粋に強い効果ではありますが、苦手対面で2点除去が活きる場面が少ないことと、覚醒状態でのリソース回収だと少し遅いことで、進化枠を瞬刃に渡す形となりました。
4.前回からの変更点
今回の変更点は「武装ギミックの本格採用」です。元々ドラグニルの時点で体力上昇による除去要求値の上昇は実感できていたのでそこの強みを伸ばしながら、瞬刃による1枚での複数展開、流麗によるリソース補充、墓地武装3枚時効果による上振れ値の上昇を無理なく構築に組み込めました。また、中盤の動きの幅が広がったことで、相手や盤面によって選べる択が増えたのでより多くのデッキに対応することができるようにもなったと思います。継戦能力が向上したことも偉くて、お祈りギルヴァやトップフォルテ等のワンチャンに頼ることも減りました。火力は、ムシュフシュがいなくても瞬刃の3点やそもそも進化時効果で横にフォロワーが並ぶので足ります。
5.不利対面
秘術です。ただ、秘術対面はウェポンの割り振り方、次ターンの相手の動き、削られる体力数、面に残る土の数等細かく予想を繰り返すことで相手にもかなりの手札要求を押し付けられるので「無理」ではなく「不利」かなと思いました。それ以外だと守護ビショップ、コントロールビショップは厳しいです。
6.環境での立ち回り
秘術ウィッチ
基本的に体力5以上を意識してウェポンを使います。また、獣面の魔術師が出てきて効果で処理を多用してくれる場合、ケリドウェンの効果起動用の土が足りなくなるため、あえて処理しやすいように展開して面に土を残さないようにしながらケリドウェンの直前に瞬刃を押し付けるなどして3種の神器が最速クリティカルで決まらないように立ち回ることを意識します。また、あまりリソースを回収されたくないのでライリーはなるべく手打ちの除去で打たせるように面を作ることも重要になります。
白黒商人ロイヤル
ほぼ勝てます。ただ、体力のつくり方や面のさばき方等をミスると押し負けることもあるので気を付けてください。
武装ドラゴン
βが重たいのでそこに合わせて体力3以上を横に展開するといいかなと思います。試行回数が少ないので何とも言えませんが、こちらが覚醒状態になれればフィルレインで対処することは可能になるのでそこまでにクリティカルにβを食らわない動きを意識すると戦いやすいかもです。
7.総括
ということで今期はこんな感じの構築となりました。今期はあまり大会に出れなかったのですがCSの戦績としては、
2回参加 11戦 7-4 勝率6割 トナメ1回進出
でした。また、50枚同型で出ていた友人は、
2回参加 12戦 6-6 勝率5割 トナメ2回進出
だったとのことなので、まあ不利環境で5割くらいの勝率は出せた感じになります。個人的にはプレイングでまだカバーできたところもあったので、来期は今期以上に試行回数を重ねて環境に対応していければと思います。
来期については、武装型であればシルヴィアがヴァンガードに対して刺さりが悪いかつ、2コス1ドライブが増えそうなのでファイアリザードと入れ替えるくらいで一旦は大丈夫かなと思います。ただ、環境次第では9弾までのようにGS型の構築になる場合があるのでそちらは環境が固まり次第組んでみたいと思います。多分ネハーレンとかヤクシャを採用するのかな?
こんな感じで来期もフェイスドラで環境に抗っていこうと思います!あと記事はなるべく早く書けるよう善処する所存です、、、。
今回の記事を読んで「ちょっと使ってみようかな?」と思った方はデッキ自体はそこそこお手頃なのでよければ組んでみてください!ヴァンガードでも強化されそうですがレヴィ―ル弾でもレジーや乗り物ギミック等の強化が見込めるのでまだまだ研究できると思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。今回も読んでいただきありがとうございました!
ノシ ((フリフリ
追記:公式のコラムで紹介されました(*^^)v
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