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制作フロー部の改善日記〜コーディング目線でのお願い〜
元々採用ブランディング事業をしていた関係で、もうすぐ繁忙期に入るので、どうやって連携をとってスムーズに進めようか考えている今日この頃です。
トゥモローゲート(以下:TG)の制作はウォータフォール式で進めています。(過去のnoteにも書いてます。)
で、この記事でも言っていた通り、コーダーからするとカオスな状態でそんな状態が繁忙期で起これば何が起きるかと言うと、
コーダー(主に俺)が静かにキレる。
ということが起こります。(誤解が無いように言うと以前よりは改善されています。会社の体制とかそもそも会社ができて年数が経っているのでみんなで改善していく意識が芽生えてきています。)
それでも、コーディングした後にテキストがまだだったり、画像がまだだったり...はまだいいんですが、デザインでの修正が発生したり、そもそも何でこんな仕様だったの?とか起こるとちゃぶ台をひっくり返したくなります。
そこで、現在行ってる制作フロー部の改善策からコーダー目線でお願いした案をいくつか紹介します。
バッファを意識したスケジュールにして欲しい
余裕があるスケジュールって本当にありがたい。
弊社ではみんなデザインにこだわりを持った人たちばかりです。
格好いいデザイン、可愛いデザイン、シュッとしたデザイン...etc
デザイナー以外もデザインにこだわりがあるので、戻しが多くなる場合があります。
しかし、納期は変わらないです。
ではどうなるでしょうか。
少しスケジュールがズレるんですね。圧迫されるんですよね。
コーディングのスケジュールが。
さらに、こだわったデザインなので装飾が多い場合もあったり、複雑なデザインになってたり、動きを多めに実装したり...
HTMLとCSSで時間かかりすぎて、アニメーションの時間がー!ってなることもあります。(頑張りますが。)
バッファって大事。
改善策
こちらが必要だと思う工数の1.5倍を申告しています。それでも削られることもありますが、カツカツにするよりはマシです。
サーバー情報は余裕を持って共有して欲しい
サーバー情報が公開ギリギリで届くのは、恐ろしい。
WordPressで構築しているとPHPのバージョンで動かないこともあるので、本当は早く欲しい。ぶっつけ本番は心臓に悪い。
最近は改善されつつありますが、たまに公開直前で情報もらって試してみたら「動かん!」ってなるからマジ勘弁!
改善策
クライアントのヒアリングや企画説明をする上流工程で確認するフローを入れていくことになりました。
デザインの意図やWebフォントを共有して欲しい
デザインには全て意図があると思っています。そして、その意図を汲み取ってコーディングを進めていくものだと思っています。
但し、共有がないと「ここ固定するの!?」とか「PCとスマホで表示順違うけど、どういうこと!?」とか度々確認すると、コーディングの流れが止まってしまうので、効率が悪い。結果、無駄に工数がかかる。
仕様も曖昧な場合があるので、Aさんはこう!Bさんはこう!と2通りの指示が飛んでくる場合もあったので、こちらはお手上げ状態です。
Webフォントも共有されなければ、自分で探すのかい?探す時間は工数に入ってるのかい?
なら、元々持ってる人がくれたら早くない?と思ってます!
効率が悪い。無駄に工数がかかる。
改善策
デザイナーからのデザインの意図の説明の時間を設定することで解決しようとしています。そうすれば、仕様のズレも認識の違いもここで解消してからコーディングにいきましょう!ということができて困ることも減ります。
コーディングを進めた後に、デザイン修正はなしにして欲しい
ダメ、絶対。
絶対ではないけれど、困る。
さっと出来るものも確かにある。
ただ、簡単そうに見えて意外と工数がかかるものもある。
プロだからできるでしょは失礼です。
大工さんに完成した家を見て「トイレの場所を変えて」なんて言ったらトンカチ飛んできますよね。それと同じです。
改善策
デザインの確認の期間を長めに設けて、意図を説明する場を設けることで解消していきます。
デザインはデザインで確認の場を設けているので、そこで確定して欲しいです。わかりづらければ、Webに落とし込んで確認してもらうのでお伝えください!
まだまだ改善することはあります
その通りで、色んな人が関わっている以上、やりずらさやうまく進まないことは多々起こると思います。その中で自分でコントロールできる部分とできない部分をしっかり認識して対処の方法を変えていく。
自分一人ではできなくても、みんなで課題を解決すればより良い制作フローになるんじゃないかと思います!
次回の制作フロー改善日記は、コーダー間での改善を書いていきます!