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「御社の若いメンバーが多いところに魅力を感じました!」ところで...若いと何がいいの?

面接の中で「なんでyutoriに興味を持っていただけたのですか?」と聞くと、その返答として「若い世代のメンバーが多いから」「平均年齢が低いから」など、”若さ”を評価いただく機会は比較的少なくありませんでした。

また、企業さんの中にはコーポレート・採用メッセージとして若さを売りにしている企業も少なくないかなと思います。

しかし、そもそも若いことの何が良いのでしょうか?もちろんプラスとなる部分もあると思いますが、人によって良いと感じる点は多種多様だと思いますし、逆に若さが足枷となることもあると思います。

yutori目線から見た若い世代が集う会社のメリット・デメリットいずれも綴れればと思います。(※若さがもたらすプラス面が、平均年齢の高い会社には無いということではないです。逆は真ではありません。)

若さがもたらすプラス面

カルチャーの浸透が早い
会社に興味を持ってくれている時点で、同じバイブスがあるからというのもあるかもしれませんが、カルチャーの浸透は早いと思います。

10代,20代は人生経験がまだ浅いからか、「会社とはこうあるべきだ」という固定観念がある人は少ないと思います。また、常にSNSであらゆる情報に触れていたり、デバイスやツールやアプリなど、日々新しいサービスが出てくる中で、何事も迎合する傾向にあるが故、カルチャーへの理解と飲み込みも早いと思います。ビジョン・ミッション・バリューへの理解が深まることで、全員が同じ方向を向いて事業に向き合うことができています。

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yutori社のビジョン「臆病な秀才の最初のキッカケを創る」

ミッションやバリューについて、詳細綴った記事もありますので、ご興味お持ちいただけたらこちらもご覧ください↓

意思決定が早い
変化に対して柔軟に対応できる若い世代は、リスクテイクへの抵抗も低く、どんどん意思決定をしていきます。リスクを取らざるを得ない新しい施策への挑戦に億することなく、かつ失敗してしまったとしても、失敗パターンを学べたとしてそれを糧に事業をスピード感持って推進していきます。

yutoriの取締役 瀬之口(せのくち)の口癖も「いいね!」で、提案ベースで仕事を進めるメンバーも多いので、事業の加速度はかなり高いと思います。

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「いいね!」の一言で承認が通る

コミュニケーションがウェットで心理的安全性が高い
若さ、というより厳密には世代が同じという理由ですが、年齢が近いメンバーで構成されたチームだと心理的安全性が高くため、雇用形態や役職関係なく、気を遣わずにフラットなコミュニケーションが取れると思います。

yutoriだと、業務中はモクモクと作業しているメンバーも多いですが、社内に変に張り詰めた空気感はありません。新型コロナウイルスの影響で出社が難しくなりリモート勤務をせざるを得ないとなった状況でも、「出社したい...」となるメンバーも多数いました。チーム間の仲も良いです。

経営者との距離も近く、アルバイトメンバーの現場MTGや雑談に社長や取締役も混ざったり、オフィスがワンルームで全員がひとつの空間で作業しているので、アルバイトメンバーが気軽に話かけたり相談することも多々あります。

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同じ趣味で集うメンバー


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yutoriのワンルームオフィス『beach』

裁量が大きく、責任が大きいポジションに就ける
年齢だけでなく、組織の規模感の大小も関係しますが、年次が上の社員が重要な役職を担い、そのポストが空かないという状況だと若手は昇進が難しかったり、業務も末端の仕事しか任せてもらえないといったこともあるかもしれません。

組織規模が小さく若いメンバーが多いと、下積みなどは特にせず、未経験からいきなり業務に臨むケースもあったり、メンバーが少ないために責任が大きく重要なポジションを任せられるケースもあると思います。

実際yutoriでは20才の現役インターン生がアパレルブランド『9090』のクリエイティブ周りの責任者を担っています。以前実施した社内インタビュー記事はこちら↓

コツコツ石橋を叩きながらスキルアップしていきたいという方ではなく、猪突猛進にガツガツ仕事を推進したいという方にとっては若い×小規模の会社はフィットするかもしれません。

若さがもたらすマイナス面

距離が近く、仲が良すぎる
同世代同士で仲が深まることは良いことだと思うのですが、あまりに仲が良すぎてしまうと、仕事とプライベートの境目が曖昧になり、仕事が中だるみしてしまったり、指摘や注意することが億劫になってしまうこともあるかと思います。営利組織なのに大学のゼミのようなチームになりきってしまったら、きっとビジネスもうまくいかないと思います。

年次が上の方にとって参入障壁が高くなる
即戦力となり得る業界のベテランが会社に興味を持った時、若いメンバーが多く価値観も大きく異なると感じられてしまうと、どうしても離れていってしまうと思います。採用ターゲットによって、伝えるメッセージを変えたり、入社前後の期待調整が重要になると思います。

安定さ・慎重さ・ゆとりに欠ける
プラス面の裏返しのような内容になってしまいますが、変化や意思決定のスピードも早いため、どうしても安定さに欠ける部分があると思います。「いやいや、遅いより早い方が良いに決まってるじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、スピード感があるということは、それだけ業務も次々生まれ、自身のキャパシティを越えたタスクを抱えて逼迫してしまう人もいると思います。

「ガツガツやりたいから慎重さがなくて良い」という方も、慎重さが求められていない=勝ちパターンが見つかっていないので早急に見つけたい、ということだと思うので、タスクをただこなせば良いというわけではなく、いかにロジカルに正解に最短距離で辿り着けるかということが求められると思います。

また、責任が大きいポジションほどタスクの難易度も上がり、プレッシャーも大きくなると思います。これらに耐え難いという方にとっては、「若い×小規模」の会社はあまり向いていないかもしれません。

終わりに

あなたが思う、若手が集まる企業への魅力にハマるものはありましたでしょうか。もちろんここに述べた以外にもプラス・マイナス面はあると思いますし、若い会社であったとしてもハマらない点も中にはあるかもしれませんが、今後の意思決定に少しでも資することができれば幸いです。

若手が多いyutoriの雰囲気など、詳しい話はこちらに綴っています。良ければご参照ください。↓

おしまい

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