ソーラーシェアリング(2021/08/02)
こんにちは。eemo(イーモ)の藤井です。
この週末は、お知り合いで、相模原でソーラーシェアリングをやっておられるさがみこファームさんにお邪魔してきました。
ソーラーシェアリングは農地の上に太陽光発電設備を設置する取組で、さがみこファームさんではブルーベリーを育てておられます。
遊休農地を活用して、太陽の光でエネルギーと農作物を同時に育てる「ソーラーシェアリング」を相模原で初めて実現、ブルーベリーを筆頭に様々なベリー類や果樹を育てはじめています。休みの日に、たくさんの人がここに気軽に訪れ、季節毎に実るおいしいベリー類を摘み取って思う存分食べ、様々な体験プログラムを通じて自然を満喫いただく。そんな観光農園「SAGAMICO BERRY GARDEN」を2022年春のオープンを目指し、準備を進めています。
農業もエネルギーも私たちの暮らしになくてはならないものです。私たちはテクノロジーを活用して生産性を上げると共に、再生可能エネルギーを農業に活用する新しい農業にチャレンジしていきます。こうした取り組みを通じて、足腰の強い農業をつくり、地域に雇用を生み出すことで地域を元気にし、農業を持続可能で希望と誇りの持てる仕事にしたい。 (さがみこファームWebサイトより引用)
既に色んなところで議論されていますが、以下のような点からソーラーシェアリングは個人的に強く応援している取組です。
①熱海の事例でもあったように、今後太陽光発電量を増やしていくにあたり、山を切り開いてメガソーラーを作っていくのは限界で、需要地に近い場所に分散型で設置していくのが適切だと考えられること。その中で農地の活用はポテンシャルが大きいこと。
②毎月安定した売電収入を得ることができる発電事業は収入のブレが出がちな農業と相性が良いこと。
農地転用許可の問題や、自家消費先が周辺にないケースが多いこと等、いくつかのハードルは存在すると思いますが、今後より制度が整備されやりやすくなっていくと信じています。
もちろんeemoで参りました。往復120kmぐらいです
太陽光パネルの下に色んな品種のブルーベリーが並んでます
山と自然に囲まれたリラックスできる空間でした
観光農園という観点でも、森に囲まれた空間で少し日常生活から隔絶された感じのする、静かな時間を過ごせる最高の場所でした。
来年オープンされたら改めてお伺いしたいと思います!
※以下、どうでも良い話
この週末は他にもなんだかんだと外に出ている機会が多く、分かりやすくマスク焼けしてしまいました。家のベランダで中も焼こうと思います。
これもコロナ禍でなければ経験することが無かったであろう経験
♯小田原でカーシェア始めております。