「好き」って難しくないですか。恋愛の話ではありません。
先日、「自己紹介代わりに好きな本を羅列する」と題した記事を書きました。
けっこういいねを貰っていて、ちょいちょい通知が来るのですが、
自分で言っておきながら、「好き」ってなかなか難しいなと思っています。
「好き」って割と、消去法的なところありませんか。私だけなのでしょうか。
「好かん」のはすぐわかる。
食べ物でも、コーヒーでも、服でも、インテリアでも、なんでもそう。
「これが好き!(暫定)」という感じ。
子供の頃「これが好き」ってどう思っていたんだっけ、と。
いつのまにかこだわりを持たなくなってしまって、およそなんでもよくなっている。
というか、「好き」より「楽」とか「心地良い」みたいなものを取るようになってしまった。
「楽」とか「心地良い」も、「好き」にカウントしていいんでしょうか。
具体的に想像しているのは服なのですけど。
(だから厳密には「着心地良い」なのですけど)
私が直感的に好き!って思うのはゴリッゴリのロリータ服や着物、あるいはモード系の服といった、なんでしょう、「ちゃーんとオシャレってかんじの服」です。ランウェイに登場できるような。しっかりめにお化粧して。
街でロリータや着物着てる人見かけても超素敵!可愛い!いいなぁ!と思う。
でも、自分が着て過ごしてみると、どうも落ち着かないんですよね。
落ち着くのは真逆で、むしろちょっとダサいくらいの服がいい。
ぶっかぶかのトレーナーとかスウェット着て、髪の毛ボサボサにしてるのが落ち着く。
「落ち着かん」から、「好き」って言うのを躊躇う。
好きなものを1つに絞らなきゃいけない、なんてことはないのですけど、
絞れないと「これが好き!」と限定する意味もないですから、「これが好き」だと言える人は限定できるくらい絞れているのだと思います。
物や事に関して「これが好き!」って言うのって、それに誇りを持って宣言できる、ということだと思います。
「好き」って言える人、すごいなぁと。
ちなみに私が好きな食べ物は汁物です。
(暫定)(絞れてない)