MRI検査と結果
MRI検査までの1か月間、細胞診結果から自分のサブタイプの可能性(ルミナルA or ルミナルB (HER2陽性))を調べ、そこから可能な他の治療方法を調べました。そして出てきた疑問などを主治医へ質問する項目としてメモしていきました。
※サブタイプ分類について分かりやすい表がこちらに掲載されています。
MRI検査の翌週、追加の結果と説明を聞きに行きました。MRI上ではリンパ転移はみられないが、実際見てみないとはっきりとは分からないので、手術時にセンチネルリンパ節生検を実施してリンパ節郭清の是非を決めることになるだろうこと、HER2は陰性だったこと、大きさはMRIでは10mmで、乳頭側の乳管にも伸びているが、最初の健診時とほぼ変わっていないことを告げられました。また、こちらの病院では再建手術ができないので、再建手術を希望する場合は、こちらで手術をしてから別の病院で再建手術を受けるか、最初の手術から再建手術のできる病院で行うか、紹介状は書くので考えてほしいとのことでした。
そして、準備していった質問にもきちんと答えてもらえました。
Qサブタイプ的には抗がん剤治療は必要ないのでは? → 必要ない
Q健診で疑われた右胸の腫瘤はどうなのか? → 現時点ではがんではない
Q凍結療法など、低侵襲の治療も検討しているが見解は? → 標準治療と比較してエビデンスとしての症例数が多くないのでお勧めできる立場ではないが、希望するのであれば紹介状は書く。
次回の診察までに家族とも相談して考えてくると告げ、1か月半後の予約を取りました。
「来月、2週間ほど東京にいないので来られないのです。」
「仕事なら仕方ないですね。」
「出張ではないです。旅行です。」
「・・・。」
この頃には、最終的に手術するとしても、他の方法を模索、検討、納得してから、という気持ちになっていました。不安はありましたが、自分が納得できないことには踏み出せないと思っていました。そして、とにかく、まだまだ情報を得る時間が必要でした。さらに、毎日「がん」のことでいっぱいになった頭をリフレッシュしなければと思っていました。通勤していても、仕事に向かっていても、なぜがんになったのだろう、という疑問と不安に襲われ、完全に鬱状態になっていたのです。職場の上司とチームには私の病気について話してあり、予定していた旅行に行って楽しんでおいで、と快く背中を押してくれました。
今回はここまで。
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