がん難民?
セカンドオピニオン2件を終え、それぞれの病院から主治医への返事が届いたであろう頃、最終的にどうするのかを伝えに病院へ行きました。
主治医から、それぞれの病院でどんなことを言われたかを質問され、それに答えました。そして、今後どうするのか、と問われました。
私は、以前もお願いして、お勧めしないといわれた定期健診をもう少しの間続けたいと伝えました。今はまだ、手術などに踏み切れない。もう少し、自分でできることに取り組みたい、と。
それに対し主治医は、手術をしないフォロー検査だけということは受けられないと言いました。
続けて、たくさんの患者が待っているので、と言われました。私も患者です、と言いたくなりましたが、“手術を待っている患者さん”との理解はしたので、黙っていました。
私はずっとこの病院で健康診断を受けてきたので、もう健診も受けにきてはいけないのかと聞いてみたところ、通常の健康診断は受けに来てもよいけれど、フォロー検査は受けられないと言われました。同じ超音波検査を受けるのに、外来での検査は拒否されてしまったのです。これでは、定期的にがんの大きさだけを調べる術がなくなります。
私:「どうすればいいのでしょうか?」
主治医:「どうしたいですか?」
私:「・・・」
“お勧めしない”が”できない”となることは想定していませんでしたが、仕方がないので、最終手段の希望を伝えました。セカンドオピニオンのA病院でもらった、系列のクリニックを紹介してもらうというアイデアです。ところが、主治医はこの病院には系列のクリニックはないから、希望のクリニックがあれば紹介状を書くと言うのです。でも、この展開も予測していてなかったので、候補のクリニックを準備してはいませんでした。主治医は気の毒に思ったのか、この近くのクリニックでよければ思い当たるところがあると言ってくれました。そちらへの紹介状をお願いし、お礼を言って病院を出ました。
これって、がん難民ってやつ~?
紹介先のクリニックでも拒否されないかと不安が襲って来るのでした。
今回はここまで。
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