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仙川いい店 ツォモリリ文庫

以前から安藤ストリートを歩いていて、イベント展示をやられている珍しい名前の店という認識はありました。ランチプレートにも気づいていましたが、イベントのお客様向けに食事を用意していると思っていて、中に入ることはありませんでした。

太極拳教室の練習仲間の女性から、「ツォモリリ文庫さんのカレー美味しいですよ」と教えてもらい、訪ねてみました。

ここは、アート展示場であり、雑貨やブランドの販売店であり、カフェでした。正しい表現かどうか自信がありませんが。

ランチプレートは「ベジタブルダールカレー」と「グリルチキンプレート」の2種。メイン以外の付け合わせは同じとのこと。

私はカレープレートにグリルチキンをプラスしてもらいました。

野菜カレーは間違いなく美味いです。ライスは岐阜県農家の無農薬コシヒカリとバスマティライスを合わせてあり、食べやすいインディカ米の感。グリルチキンは非常に柔らかく、優しい味。

今回の付け合わせは、緑豆とダールスープ、インゲンとコーンのプリヤル(ココナッツ炒め)、オクラのタルカリ、ナスと大豆ミートのサブジ、ズッキーニのラタトゥイユ、カブのナムル、グリル野菜(ニンジン、ビーツ)。

知らない料理名が多いですが、からだに良さそうな気がしますね。野菜にもこだわりを感じました。歯応え良く、じっくりと味わえます。量的には女性やシニアには適度。


ツォモリリ文庫は本屋さんではなく、ツォモリリ(TSOMORIRI)は北インド、ヒマラヤに囲まれた標高4,500メートルにある湖の名前です。インドと日本で、アートと国際交流を柱に活動してきたNPO法人ウォールアートプロジェクトが、インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」を始めたのがそもそものきっかけとのこと。ご興味のある方はホームページをご覧ください。


北インドは興味深いです。私は大昔の大学生時代、バックパッカーとしてインド・ネパールへ旅したことがあります。

旅の終盤、ニューデリーで道路脇に腰掛けてアイスクリームを食べていると、ヒンディー語で政府高官から話しかけられました。北インドでは私みたいな顔がいるとのことでした。チベット民族系?

最終日、彼らの紹介で超高級ホテルに泊まることができました。残金叩いて、寝袋なしで泊まれる!緑溢れる広大な庭園のある低層ホテル。塀の外とは別世界。受付では最初、部屋は空いていないと断られましたが、政府観光局から紹介があるとわかると態度が豹変。

写真の人物がバックパック姿で現れたら、追い出すのは当然。ガンジス川で船を漕ぐ珍しい日本人。大昔の私です。北インドにいるか?

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