グローバルビジネスで活躍するために知っておきたい英語の略語
はじめに
英語圏のビジネスシーンでは、略語が頻繁に使われています。メールのやり取りや会議、資料の中に登場する略語を理解していないと、コミュニケーションに支障をきたす可能性があります。この記事では、ビジネスの場で遭遇する可能性が高い英語の略語を紹介し、それぞれの意味と使い方を詳しく解説します。
外国人がいる職場でよく使われる略語
1.1 Re: - Regarding(~に関して)、Reply(返信)の略
ビジネスメールの件名に「Re:」が付いていると、その内容が前のメールに関連していることを示します。また、メールの返信にも使われます。
例:Re: Meeting agenda(会議の議題に関して)
1.2 R.S.V.P. - Répondez s'il vous plait(フランス語:「ご返信ください」の意味)
イベントの招待状などで使われ、出欠の返事を求める際に用いられます。 例:Please R.S.V.P. by April 20th(4月20日までにご返信ください)
1.3 Pls - Please(どうぞ、お願いします)の略
ビジネスメールでは、依頼や指示をする際に「Pls」が使われることがあります。
例:Pls send me the report by the end of the day(今日中にレポートを送ってください)
ビジネス文書で頻出する略語
2.1 ASAP - As soon as possible(できるだけ早く)の略
至急の対応が必要な場合に使われます。ただし、多用すると失礼に感じられる場合もあるので注意が必要です。
例:Please complete the task ASAP(その作業をできるだけ早く完了させてください)
2.2 FYI - For your information(ご参考までに)の略
相手に情報を提供する際に使われ、必ずしも返信を求めるものではありません。
例:FYI, I've attached the meeting minutes(ご参考までに、会議の議事録を添付しました)
2.3 TBA - To be announced(追って通知)の略
詳細が未定の事項について、後日連絡することを示します。
例:Date and venue: TBA(日程と会場:追って通知)
2.4 EOB - End of business day(営業終了時間までに)の略
タスクの締め切りを示す際に使われます。 例:Please submit your report by EOB Friday(金曜日の営業終了時間までにレポートを提出してください)
英語圏で通用しない和製英語の略語
日本では「アポ」(Appointment)や「インフラ」(Infrastructure)など、英語の略語を和製英語として使うことがあります。しかし、これらの略語は英語圏では通用しないので注意が必要です。英語圏の人とコミュニケーションをとる際は、正式な英語表現を使うようにしましょう。
略語を正しく使うために 略語は便利ですが、正しく使わないと誤解を招く恐れがあります。以下のポイントを押さえておきましょう。
3.1 略語の意味を正確に理解する
略語を使う前に、その正確な意味を理解しておく必要があります。辞書やインターネットで調べ、使い方を確認しましょう。
3.2 略語の使い方に注意する
略語は便利な反面、多用すると失礼に感じられる場合があります。特に目上の人や初対面の人とのやり取りでは、略語の使用は控えめにしましょう。
3.3 正式な表現も身につける
略語だけでなく、略さない正式な表現も身につけておくことが大切です。略語を使いすぎると、英語力が乏しいと思われるかもしれません。バランスを考えて、適切に使い分けましょう。
おわりに
英語の略語を理解し、適切に使いこなすことは、グローバルビジネスで活躍するための重要なスキルの一つです。この記事で紹介した略語を参考に、ビジネスシーンで使われる略語を少しずつ習得していきましょう。正式な表現も合わせて学ぶことで、幅広いシチュエーションで効果的なコミュニケーションがとれるようになります。英語の学習を継続し、グローバルなビジネスの場で活躍することを目指しましょう。