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3rd Album「i DO ME」


失礼します。感想文というか鑑賞文。
好き勝手に書く。

3rd Album「i DO ME」



はじめに

このアルバム自体がSnow Manの挑戦である。曲を追うごとに、挑み続けるにあたっての指針みたいなものも見えてきた。

静かに滾るSnow Man。



❄️あいことば❄️
あたたかい。Snow Manがメンバーやまわりの人やファンたちを大切に思っていることを表現しつつ、これからもそういうSnow Manでいようとする決意表明にも感じる。ひとまず、わたし達ファンは大切にしてもらっているんだなあとしみじみ思った。

❄️Ready Go Round❄️
爽やか!歴代前向きソングに仲間入り。アイドルらしくて良い。

❄️Super Deeper❄️
前情報として、王道クラブミュージックと聞いていた。Snow Manは得意そうだから、今までなかったのがむしろ意外。深澤さんの声でDA BOMBを思い出してしまい、欲が膨らみ切なさが増す。

❄️POWEEEEER❄️
"E"は5つ、覚えた。ミンティアのCMで聴こえる部分からは想像できなかったクセになる曲調。聴き込んで馴染んできた頃がまた楽しみ。

❄️slow…❄️
熱い気持ちを静かに燃やしながらひたすら自分を見つめている歌詞。前向きに受け止めた。どこがslowやねん、というツッコミ必須のダンスが頭に浮かぶ。これは内容がDA BOMBと通ずるようで、また欲が膨らみ切なさが増す。

❄️タペストリー❄️
清霞さんと美世ちゃんに思いを馳せる。冒頭の「こー」で涙が出る反射が起こるので気をつける。翔太くんのサビがとても良い。MVでは、岩本さんと康二くんが歌う「永遠の愛と引き換えに」のときのSnow Manがとにかく好き。

❄️Julietta❄️
レトロを感じるのはなぜだろう。内容はシンプルな片思いだと思う。モスバーガーCMソング。名前がJuliettaなのがかわいい。女性の名前をそのままタイトルにしている曲で思い出したのはMr.Childrenの「ロザリータ」。本当はもっとリアルで身近な女の子との話だけど、リアルすぎないようにロザリータ。Snow Manもリアルすぎないご配慮?アルファロメオ?

❄️オレンジkiss❄️
映画「モエカレはオレンジ色」の主題歌。一人称は「僕」だけど、蛯原くんと萌衣ちゃん両方の気持ちが歌詞に表現されていると思う。作詞された方、本当にすごい。

❄️クラクラ❄️
歌詞カードは深澤さんページ。冒頭の阿部くんパートでこの曲の勝ちはすぐ決まった。Super SexyやToxic Girlと並べると爽やか。ただ、気のせいかもしれないけれど、言葉に温度を持たせることについてSnow Man1人ひとりがよりお上手になっているようで、それがすごく効きめを発揮している。つまり好き。

❄️8月の青❄️
高校生の青春だと思った。スポーツドリンクのCMソングだと言ったら全員信じるよね。シーブリーズでも信じるよね。プールでホースの水撒き散らしているね。グラウンドで汗かいているよね。Snow Manにこのイメージがなかったから新鮮。

❄️W❄️
これまで様々な選択を超えて今日まで来たSnow Manが歌うから言葉に重みがあると思う。loverとloserは1文字違いだと気づいた。選択に迫られたとき、愛がある方を選ぶ。その信念を大切にしたい。

❄️僕という名のドラマ❄️
前向きしっとり歌い上げる枠。好きな人たちが心を込めて歌ってくれたら、すごく励まされる。

❄️Two❄️
翔太くん目黒さんの表現力。歌が上手い。印象としては、最初に普通サイズの「切なー😞」が来た。その後からは割とずっと、特大サイズの「気まずっ🥶」が色濃く居座った。照れ臭くなってしまうのか、情緒がなくて申し訳ない。「三つの心はいつかきっと二つと一つに分かれてゆく」はどの分け方なのか悩んだ。親友2人ともフラれるのかと。歌詞を文字で見たらおそらくわかった。親友を失う覚悟を決めて、2人の幸せを願う。たぶん聖人。

❄️Bass Bon❄️
わからない。最初にMVの前半を観た衝撃のあと一旦落ち着いて、何回か聴くとまたジワジワ高まってきた。不思議。何周かまわりながら、今は渋い。

❄️Vroom Vroom Vroom❄️
いろいろ考えたけれど、いいや、好き。曲の中の言葉は意味と音のどちらも大事にされているような感じ。どちらかというと子音。好みの問題だとは思う。ハングル読めないけれど、良かった。このタイプの深澤さんが好き。違う、このタイプの深澤さん"も"好き。

❄️Gotcha!❄️
阿部くん康二くんの声はすごく相性が良いのだとわかった。楽しいうれしい要素を盛り込んで1つにきれいにまとめ上げた感じが阿部くんぽくてさすがだと思った。

❄️Nine Snow Flash❄️
考えなくてもわかる、好き。これだけ綺麗に終始韻を踏みまくっていたら、耳が喜ぶのは当然。愛がつまったたくさんの言葉を愛情たっぷりに編み上げている。どれだけ手塩にかけたんだろう。丁寧なお仕事に脱帽。

❄️Cry out❄️
ファンのみなさんにとっても思い入れのある曲。そうか、Snow Manが持つテクニックのいろいろがここにつまっているのか。だからみんな好きなのかも。かっこいいし展開がおもしろい。



あとがき

あたたかいの極み曲である「あいことば」から始まるので、騙された人も多いのではないか。

3枚目だし、ここらでひとつ刺激は少なめでみんなに穏やかに愛されるアルバムになったのかな。2曲目もザ・アイドルという感じの爽やかフレッシュ。3曲目はクラブミュージックだけどまあアイドルのスパイスとしてはちょうど良いよね…。「POWEEEEER」ポップ…?だよね?ん?なんかクセ強くない?「slow…」うんわかってたよ、ガチガチの曲が入ってるって。先に教えてくれてたもんね…。

というような感じで、だんだん雲行きが怪しくなり。最後まで聴いているうちにすっきり簡単に諦めがついている。そりゃそうか、Snow Manだもん。そらこっちの求めるものを超えてくるわな。多様な要素を詰め込んだ、というよりはジグソーパズルのように綺麗におさめてプレゼントしてくれた。ラッピングも素敵だった。3形態それぞれの形も中身も好きだ。(Blu-rayはまだ観られていない。)その割には、聴いている者の感情を揺さぶるを通りこしてブンブン振り回し、1周目は本当に、自分の気持ちがどこにあるのかわからなかった。

Snow Manが好きで買っているのだから、どんな内容であっても最高だとは思う。でも何かが違う。好きだからこそ、その好きな部分部分を進化させてぶつけてこられると昂る。ああ、わたしってこんな感じになるんだ。びっくり。うれしい。

少なからずわたしのポテンシャルもある。受け皿を大きくしてドドンと待ち構え、届けられたものを大切に受け止めるポテンシャル。今日まで言葉を読む力を育ててきたし、ものごとに対する考え方も常にブラッシュアップしてきた。ここにおいては例外的に自己肯定感がかなり高い。そして、そのわたしのポテンシャルを作ったのは、そもそもSnow Manである。

作品に関わる事象すべてが、Snow Manとチームのみなさんで作り上げた作品なのだと思う。芸術は鑑賞する者に届いたところで完成するという考え方もあると思うが、鑑賞者を作ったのもまた芸術家なのだ。

今回も、Snow Manには心から感謝を伝えたい。いつも本当にありがとう。わたしが仕事をがんばれるのもSnow Manの力が大きい。ということは、わたしの仕事のおかげで数多の人々が助けられたり励まされたり笑顔になれたりしているのも、元を辿ればSnow Manのおかげだ。みんなに代わって感謝を伝える。ありがとう。こうやって世の中はまわっている。きっとわたしも、めぐりめぐってSnow Manの役に立てていると信じている。

明日も生きるぞー!

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