「ユニボール」シリーズは、替え芯が共通。
「uni-ball one(ユニボール・ワン)」シリーズとは?
最初に「uni-ball one」シリーズについて。
「uni-ball one」とは三菱鉛筆が出しているゲルインクボールペンです。
「uni-ball one」シリーズには以下の3種類があります。
(1)uni-ball one
2020年2月26日発売、13.8cm、10g、120円+税
(2)uni-ball one F
2021年9月21日発売、13.8cm、14g、330円+税
軸色や書き味の上質感を高めたuni-ball oneの上位モデル。
ペン先に金属パーツが使用され、見た目のスタイリッシュさだけでなく、「低重心で安定した書き味を生み出すスタビライザー機構」が搭載されているそうです。
「F」は「Feel(感じ取る、感覚)」の意味。
(3)uni-ball one P
2023年3月15日発売、11.5cm、14g、500円+税
手に収まるサイズと上質な書き味が特長。
ころんとしたミニマルでかわいらしいフォルムと上質な書き心地を両立したモデル。
「P」は「Pocket(ポケット)」の意味。
「uni-ball one」シリーズの好きなところ
ミュージシャンのKREVAは「マツコの知らない世界」に出演した際、2021年には「uni-ball one」、2023年には「uni-ball one F」をそれぞれ紹介していました。
「uni-ball one F」については別のインタビューで以下のように紹介しています。
私は「uni-ball one」シリーズでいうと、FとPが好きです。
最初のuni-ball oneは4gの差ですが軽さが気になってしまいます。FとPの重さが好みです。
併せて、ペン先を出し入れする際のノックもFとPの重みが好みです。
uni-ball oneシリーズの画期性
uni-ball oneシリーズの画期性は、「オリジナル」と「F」と「P」で同じ替え芯を使用しているということ。
オリジナル、Fは同じサイズなので同じ替え芯を使用するのは当然。
しかし、「P」は先行2シリーズと比べて2.3cm短いのですが、同じ替え芯を使用できます。
替え芯のサイズが11cm、「P」が11.5cm。
なので、替え芯のサイズを活かせるギリギリの小ささが「P」が設計されていたことが分かります。
使っている「P」がインクは残っているのに部分的に掠れるのが気になってしまい、替え芯を調べたところ、同じ替え芯を使用できることを知り、凄いなと感じた次第。
開発チームの工夫に感服いたしました。
uni-ball oneシリーズで1種類選ぶなら
「F」か「P」で悩むところですが、「P」を選びます。
「P」は一般的なボールペンとして短いけれど、決して書きにくいわけではありません。
ペンを持った際に「MP間接(指の根っこ、手のひらにちかいところ)」に触れなければ短くて安定性が失われるところですが、「P」は「MP間接」に達する長さを備えています。
「uni-ball one F」と「uni-ball one P」、おすすめです。