
【前編】お寺deシネマ開催レポート
お久しぶりです!!!(大声)
いや、お久しぶり過ぎたかもしれません。(小声)
てづくりシネマのメンバー、かちこです。
本来、イベント開催レポートというものは、開催後1ヵ月以内には、世に出すものだと思うのですが、コロナ禍でイベントが中止の中、
やっっっと2年越しに開催できた満足感に浸りまくり、気づけば1年経っておりました。(IIWAKE★)
公開タイミングを見失ってしまい、大変申し訳ございません。
そして、この開催1年が経つタイミングで満を持して、開催レポートを公開いたしますので、温かい目で読んでいただけると幸いでございます。
お寺で映画イベントをやってみたい!という方はぜひ参考に!(笑)
約1年前の2022年4月16日~17日の1泊2日、「お寺で映画を見る」体験作りイベント、「お寺deシネマ」を開催しました。
この記事では、開催日までの道のりをお伝えできればと思います!
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①【開催場所】650年の歴史がある小田原市別堀の東学寺
すべては、ここから始まりました。
このお寺と繋がるきっかけは、実家がお寺というメンバーの提案から!
住職にプレゼンをするというなかなかに貴重な体験もしました。(笑)
そして、小田原という土地を訪れ、歴史、文化、食、そこに住まう人々と繋がることができたのも、東学寺のおかげでした。
様々な時代を経てきたこの歴史あるお寺。
東学時は臨済宗元光山東学寺と称し、本山は鎌倉の建長寺です。
南北朝時代の応安元年(1368年)に創建され、約650年の歴史があります。


キックオフイベントとして、オンライン座禅&説法イベントを開催させていただいたこともありました。(開催レポートはコチラ)
②【空間ストーリー設計・上映作品】お寺×映画の体験づくりを考える
てづくりシネマの魅力である、映画×空間の体験づくりを考えていく上で、キーポイントだったのは【時間】でした。
お寺という場所は、かつては寺子屋や町の催し事など、「人々が気軽に集う場所」という価値がありました。
その価値をリバイバルさせ、座禅や説法などの寺体験を通して、自分と向き合い、心がゆるやかにほどかれていく感覚を味わう時間や体験をコンセプトにおきました。
【上映作品】お寺を紐解き辿りついたのは「時間」というテーマ
アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

今回の上映作品「アバウト・タイム」は、恋愛映画という要素だけでなく、「時間」という概念も取り扱う作品なので、この「時間」から着想し、空間づくりに挑戦しました。
空間・体験のストーリーとしては、坐禅や説法などのお寺ならではの体験と「アバウト・タイム」を題材にしたテーマ性のある空間を体感する。
それが、「大切な時間」について考えるきっかけとなり、明日への活力につながる、そんなストーリー設計です。

③【空間コンテンツ企画設計・制作】ついに始まるチームプロジェクト
4月開催に向けて一緒に伴走してくれるメンバーの募集を行いました。
そして集いし、15人のメンバーと一緒にこのお寺deシネマ開催に向けて活動を始めました。
活動の内容としては、空間コンテンツの企画設計・制作です。
「入口&ショップ」・「境内」・「本堂」・「薬師堂」と場所単位で、4チームに分かれ、活動を行いました。

そして、開催までの毎月1回の全体MTGでは、チームの進捗確認やアイデア出し・発表を行い、笑いもありつつ、チームの熱量を感じられる瞬間が確かにそこにはありました。
とてもプレイフル(遊び心)溢れる時間を過ごすことができました!
年齢もバックグラウンドも、スキルも、様々な仲間達のおかげで型にはまらないワクワクするようなアイデアがたくさん生まれました。

ここから生み出されたアイデアたちがどのようなカタチで、お寺に昇華されてゆくのか・・・
その続きは次回、「【後編】お寺deシネマ開催レポート」にて明らかにされます!
後編もぜひお楽しみください😁