「えどがわ楽市」の作り方 歴史編
この章では「えどがわ楽市」がどのようにしてできたのか?どんな歴史をたどったのか?をお話しします。
最初のきっかけ
「えどがわ楽市」をやることになったきっかけは本当に偶然から。
ワタシが音楽をやっていたときのお友達と、たまたま地元のスーパーで会いました。
(音楽のうんぬんかんぬんは「ワタシの強み編」を参照)
そのお友だちがSNSで、のちに「えどがわ楽市」の会場になる「新川さくら館」でイベントやりたい!と言っていたのを見て、ワタシが「やろう!」とコメントしたのが最初のきっかけです。
第1回目(2017年)
音楽をやっていたころの仲間や今のお仕事のつながりなどで一緒にお祭りができる人を探し、「このヒトにライブをやってほしい」「このヒトに出店してほしい」と集めていって、本当に手作りで行ったのが第1回目です。
最初は「なんで化粧品会社がお祭りを?」とかひどい時には「どうせ人来ないんでしょ」などと言われました。
が、実際開催すると大盛況。
前評判が低いこともあって笑、お昼過ぎには飲食店が全部売り切れに。
2017年の第1回目は2,000人くらいの集客でした。
来場者数:2,000人
第2回目(2018年)
第2回目は「みずかん」という、江戸川区でカヌーや水辺のゴミ拾いなどの活動をしている団体さんとコラボさせていただき、場所も近くの広場まで拡大して開催。
今度は前例もあってお昼に売り切れという事態にはならず笑。
しかしながら大体倍くらいのお客さんに来ていただき、2018年の第2回目は4,000人くらいの集客でした。
来場者数:4,000人
第3回目(2019年)
意識したのはたくさんの人が来てくれるのはパワーになるということ。
最初はそこまで意識できるほどの余裕もありませんでした。しかし3回目になりパワーの使いどころを考えました。
この時に出した結論は江戸川区の友好都市である山形県鶴岡市との懸け橋になることでした。
江戸川区の友好都市ということ以外にも、弊社で使っているクレイが山形産であること、奥さんの実家が鶴岡市(関係ないけど)ということもきっかけのひとつでした。
出演者、出店者、デザイン周りなどなど鶴岡市の人を探して開催!
市長さんに会いに鶴岡市まで行ってコメントをもらったり、100人鍋で芋煮を作ったりなどを行いました。
2019年の集客は5,000人くらいでした。
来場者数:5,000人
そしてコロナがやってきます。
皆様ご存じの通り、お店も軒並み休業で人が集まるイベントなどもってのほか。
何とか開催を目指したのですが「えどがわ楽市」も例外ではなく、2020年、2021年は中止に。
第4回目(2022年)
そして2022年。3年ぶりに復活!第4回「えどがわ楽市」です。
この時の裏テーマは「リハビリ」笑
2年のブランクがあるため、運営の感を取り戻すために普通の「えどがわ楽市」を目指しました。
表のテーマは「コロナからの復活」として、出店料をすべて無料にしました。
まぁ赤字が膨らみましたが、出店のみなさんからは感謝されたと思うのでよしとします。
出演者や出店舗が大きく変わることはなかったですが、妖怪屋さんや岡部美代治先生など、なんだかんだでいろいろな人にご協力いただき開催。
過去最高の6,000人集客で、クレームも過去最高に。
人が多すぎる故、駐輪所ではないところに停められた自転車や騒音などが原因でした。
飲食店の列も問題で2時間待ちもざらという状況に。
来場者数:6,000人
第5回目(2023年)
前年の混雑ぶりから2023年は引っ越しを決意します。
4回開催した「新川さくら館」から車で15分くらいの大きな公園「フラワーガーデン」が新しい会場。
1万人規模の場所探しはもちろん、会場とのコミュニケーション、集客など新しいタスクがたくさん。
その中でも江戸川区との連携がうまくとれたことで、江戸川区オフィシャルの掲示板やチラシスタンド、サイトなどでもPRができるようになりました。
たくさんあったタスクも何とかこなして開催。
引っ越しをしたことでお客さんが離れてしまうことが心配でしたが、杞憂に終わり大成功。
2023年からお客さんの数は実数で数えるようになり、集客は8,000人以上に。スタッフや出店者さんも含めると1万人規模のフェスとなりました。
来場者数:8,353人
以上が「えどがわ楽市」の歩みです。
まだ5回なのか?5回もやったのか?はわかりませんが、これからも続けていこうと思っている「えどがわ楽市」の歴史の話でした。
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