鉄血のソシャゲが始まる、そして味わった衝撃とは――?(※2)
前回、予告でホラこきました、あれの半分は嘘でしたが、半分は真実です。
というわけで今回は、禁断の『モビルスーツ&キャラクターorSCガチャ、そして課金アイテム“レアメタル”』編、行ってみましょうかッ!(殴
排出率についてはあまり書きません。
どうしてって、そんなこと他人さまが勝手に他のソシャゲやブラウザゲームとかと比較衡量するものですからね。
やりたいやつはハマったゲームを選び、課金するでしょうよお金があればな、はい終わり!!! 排出率の話はここまでなッ!!!!!?? 終わりだと言っている!!! なんやおもろないなっ!!?
……と、閑話休題、課金アイテム“レアメタル”の仕様について、まずお話ししましょう。
一回につき300個、十回連続でガチャを回すと3000個を消費するアイテムです。よくある有償石と無償石とでわかれており、前者は課金によって得られ、後者はストーリーやイベントクエストの進行によって貯めることができます。
しかし物騒な要点はここです。
ここまでで未プレイのお方、お気づきになられましたか?
そう、『&』ってことは、必要なガチャはそもそも二つあるんですよ。
ここでのモビルスーツとはガンダムシリーズに出てくる、人が乗れるロボット群という解釈でまぁまぁいいでしょう、『鉄血のオルフェンズG』はロボットアニメに準拠したロボットゲームですからね。
そしてこれは同時に、鉄血のオルフェンズを軸としたキャラクターゲームの側面を持つことを、始めてから筆者は(※文脈的にある程度想定できていたはずなのに)思い知らされたわけです。
鉄血のオルフェンズのアニメ本編、特に二期の終盤になると、放映当時のTwitterのタイムラインに視聴者からの印象的なセリフが流れてきたことがありました。
元は想いだせないけど、ニュアンスとしてはおおよそこんなん、
「鉄血のオルフェンズで推しを作ると、推しが大体みんな死ぬ」
これはまったく、言葉通りの意味を持ちます。
死ぬんです。肩入れしたくなるキャラクターが、悲痛に、無残に無慈悲に――さてここでGoogle playのアプリストアから、鉄オルGのレーティングを確認してみましょう。
18+
『18歳以上 過激な暴力』とあります。
監督曰くの「任侠もの」路線――いやこんなんを任侠と言っていいかとか、そこらへんの細かいニュアンスは割愛してですね――まぁ『いのちの糧は、戦場にある』キャッチが示すように、生き延びるために、戦う環境へ自ら身を投じる少年兵たちの構成する組織が、宙域の抗争の先で地球を目指したり、火星の王を目指す野望に燃えて痛い目(※オブラート)に遭うお話ですからそうなるのはしょうがないんですが……わりとシビアに、キャラクターが死ぬときは死にます。
だから知ってる人は、それらを知ってプレイせざるをえないのですよ。
ある程度はアニメ本編や総集編を観たファンを、没入してもらおう、そういう趣向のゲームでしょうね。
むろん、ゲームから逆にアニメ本編へ興味を持っていただきポスト・ディザスター史への理解を深めていただきたいというのもあるでしょうが、それでも既存ファンに向けたMS&キャラクターコレクションゲームとなっております。
実際、ガンダムというかロボットアニメならではに、ロボットとキャラクターのIP両方に需要があるコンテンツには違いないのです。アニメ本編は独特な群像劇であると同時に、多彩なモビルスーツ(ロボット)が登場します。
鉄血のオルフェンズというアニメの特性上、『ガンダムフレーム』を始めとして、エイハブ・リアクターという半永久の動力源を搭載したモビルスーツの各種フレームが開発され、ガンダムについては、約300年前に造られたそれは悪魔の名を冠する72機がロールアウトした……とここまで語れば、ご理解いただけましょうが、72機はアニメ本編で語られていない多数の欠番機&ひとつとってもとりわけ一部レギュラー機には複数の改装形態があります。
オルフェンズが好きなプレイヤーは、これとキャラクターのそれぞれ&欠番機の補完やアニメ未登場モビルスーツをコレクションするゲームであることを鉄オルGに期待したことですし、開発陣は実際それを今やっているわけです。
その方向性と需要は合っている。そのはずなのですよね。
でも、両方を追わなきゃいけない。
我々プレイヤーは必要ならば石を支払って、です。
レアメタルというものの特性で、1回引くのに300の石を消費する。ただし両方のガチャで。
モビルスーツを使わなきゃそも出撃できないので、モビルスーツのガチャにお金がかかるのはいいでしょう。
より強力で人気なロボットにお金を払わなくてはならない。
課金させないともとが取れないし、まぁ仕方ないでしょう。
そのためにキャラクターにもお金を貢ぐ構造でも、まぁ仕方ない。
ただ後者、キャラクターガチャには、補助アイテムとしての「シーンカード」の排出も含まれるのです。
モビルスーツがそうであるように、キャラクターとシーンカードにもそれぞれレアリティが存在し、少なくともガチャから排出されるものには「SSR」「SR」「R」の三種が確認できます。
そもそもバトルシステムの仕様として、モビルスーツ(最大四機)&そのパイロットとして各機あてがうキャラクター&シーンカード(×4枚)の編成からの総合として戦力ができあがり、クエストに出撃します。そのためこの大きく三つのカードの総合力とカード個別に持つスキルを組み合わせた戦略性が問われるわけです。
だからまず強くなりたきゃ、それらをバランスよく組み合わせられるように拡充していけ、ということです。
じゃあここでなにが言いたいかというと、同じ数のレアメタルを消費して得られるものは、戦力的にはわきに置いても、果たしてそれぞれのガチャを比較して公平な配分なのか、という疑問です。
ガチャとそこから出るキャラクターIP類についての詳細は、次回へ続きます。ごめんなさい、長くて(;^ω^)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?