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日藝文芸生のあれこれ〈その1〉

初めまして!TEZです
本日より日芸生のあれこれをお話ししていこうかなぁと思います。是非是非最後まで読んでいってください!

それでは第一回目のテーマを発表します!
第一回目のテーマは…

ゼミです!

セミではありませんゼミです!
普通の学校なら三年、早くとも二年生から始まるゼミですが、日大芸術学部文芸学科はなんと

一年目からゼミがあります!!

そんなちょっと変わった日芸のゼミについてお話ししていきたいと思います!

〈初めに〉

そもそも、大学に行かれてない方にはゼミって何やるの?という疑問があるかも知れませんね。
ゼミでやること、其れは有体に言えば

研究です

例えば工学部のゼミなら、熱力学の先生のゼミに入れば熱力学の研究をし、情報工学の先生のゼミに入れば情報工学という分野の研究をします。
大学生はそれぞれ学びたい分野、師事したい先生に合わせてゼミを選び、原則卒業までそのゼミで活動します。

では日芸の文芸学科ではどうなのか?

他と比べるとかなり特殊です

というのも文芸学科でやるのは研究というより主に作品制作です。SF小説、ジャーナリズム、編集、俳諧etc…と種類はありますので、自分のやりたい事、学びたい分野に合わせてゼミを選ぶという点は同じですが、選んだ後が大きく違います!
ここからは日芸文芸のゼミについてお話ししましょう

1)日芸のゼミとは?

文芸学科では年に一回

ゼミ誌

というものを発行します。これは作文や小論文、レポート課題とは違い

ガチの作品制作です

入稿や赤入れ、印刷所とのやりとりや表紙の作成、販売などまで行う文芸学科の目玉イベントです。
目玉イベントと言っても年を通してやるので通年イベントとも言えます。

ちなみに締め切り前になると結構な確率で文芸生は

病み始めます。わりとガチで

締め切りに追われる作家と、締め切りを守らせたい編集者の両方を体験できる唯一の学部と言ってもいいでしょう。

実際はどのゼミも締め切り地獄に追われているかと言えばそうではなく、ゼミによって余裕度合いが違います。
真面目でこまめな正確の教授が受け持ってるゼミであれば、尻を叩かれるので割と計画的に進みますが、自由放任、独自性や生徒の自主性に重きを置いた教授であると、大抵の確率で一人か二人は終わらない原稿に苦しめられています。

これに加えて文芸生の中には日芸大賞や一般のコンテストへの原稿もあったりするので、年末は阿鼻叫喚の地獄を味わう生徒が一定数いますね。
ゼミ誌についてはまたの機会に説明します。

そんな文芸学科のゼミですが、日頃やることはゼミによって異なります。
作品の合評をするゼミ、俳諧を作るゼミ、古典文学の研究をするゼミ、ジャーナリズムについて研究するゼミ、多岐に渡り、それぞれが独自性のある学習をできる環境にあります。自分にあったゼミを志望しましょう

2).ゼミへの意識

はっきり言って日芸においてゼミが持つ意味は大きいです。先程あえて「志望」と言ったのは、他の大学でも同様、自分の行きたいゼミに100%いけるとは限らないからです。

特に日芸のゼミは人気の集中するゼミはかなりの人数が集まります。その場合行われるのが選抜であり、これを通過しないことには希望したゼミに入ることはできません。

個人差はありますが、強いこだわりを持っているのは教師だけでなく生徒も同じです。

「どうしてもこのゼミに入りたい」という強い気持ちで臨む人にとってはゼミ選抜はいわば登竜門。
落ちればかなりのショックを受ける人もいます。

一年目は自動的に振り分けられることもあり、自分の学びたいことが学べなかった…という生徒は少なくないです。その反動もあり、ゼミ選抜は情報戦の側面も持ってきます。簡単に言えば生徒間でゼミや教授の情報が回るわけです。

ということもあって一年時に友達をできる限り作り、先輩との交流を深めておくことで、失敗しないゼミ選びをすることが可能になります。一年のうちにできるだけ交流を深めることが大切でしょう。

3).ゼミの選び方

はっきり言ってゼミの選び方は好き嫌いです。
SFにかけらの興味もないのにSFに行っても身がは入りません。自分が何をやりたいのかをしっかりと見極めて選びましょう。断言できるのは

適当に選べば絶対に後悔する

ということです
前述した通り日芸において

ゼミが持つ意味や活動はとてつもなく大きいです 

勘違いや気のせいでもいいので、少しでも興味のある方へ進みましょう。その方が身になることも多いはずです。

そして大切なのは学ぶ内容だけではありません。ゼミ選びで大切なもう一つの要因は

教授との相性です

残念ながら教授といえど人の身です。愛称というものは必ず存在し、剃りの合わない人同士は分り合うのにも時間がかかります。
貴重なゼミでの時間をそりの合わない教授と過ごすのははっきり言って苦痛でしかないでしょう。
人となりを少しでも知っておくために、ガイダンスやその教授の授業をとっている人や、ゼミに入ってる先輩などに聞いておくことをお勧めします。
もちろん学びたいことを優先するというのもありです。
ただゼミとは言ってしまえば

教授の独裁国家です(笑)

そのことを留意して、より自分に合ったゼミを選びましょう。

〈まとめ〉

さて最後まで読んでいただきありがとうございました!
色々とお話ししてきましたが、伝えたいことは

・日芸においてゼミは大きな意味を持つ!
・ゼミ選びは慎重に!
・日々情報を集めておこう!
・自分の興味関心とは向き合い続けるべし!

ということです。
この記事が入学される方々が楽しいゼミライフを送る為の一助なることを期待しています!

最後に、はじめてのシリーズ投稿ということで少し拙い部分はありますが是非是非次回も読んでいただけたら幸いです!
また次回お会いしましょう!

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