まだその画像?クリックされるnoteサムネとは?
どんなに中身が優れたコンテンツでも、クリックされないと見られることはありません。
では、クリックされるサムネイルとはなにか?
結論:目につく文字、読みたくなるコピー、見たくなる写真の3つが揃っていること。デザイン性は必ずしも重要ではない。
それでは詳しく解説していきます。
なぜサムネがクリックされないと弱い?
Amazon、メルカリ、Youtube、Google画像検索、note、SNS投稿、各種Web広告…インターネットのあらゆる場所で、画像のクリック競争が繰り広げられています。
Youtubeサムネの場合
Youtubeの場合、動画のクリック率が5%を下回ると、チャンネル全体が伸びにくくなると言われています。
一方、伸びている動画だと、クリック率が10%超も珍しくありません。
例えば、毎月1万人のうち1,000人がクリックする動画と、300人がクリックする動画があるとしましょう。動画1つで700再生の差です。
さらに動画が10本あったらどうでしょうか?
毎月10,000人と3,000人です。歴然たる差ですね。また、これが年単位で続いたらどうなるでしょう?さらに大きな差がつきます。
多くクリックされて見られる動画は、それだけ他の人の関連動画にも表示されるので、再生回数がより伸びやすくなります。
つまり、クリックされない=勝てない(勝ちにくい)となります。
Amazonサムネの場合
今度はECに注目してみましょう。
Amazonでは、セラー側で広告を出すと、クリック率の計測が可能になります。商品を検索したときによく出る「スポンサー」の文字がついているものが広告ですね。皆さんもよく見かけると思います。
こちらのクリック率の目標目安は1%前後です。
Youtubeよりは低めですが、1%あると結構ぽんぽん売れていきます。
Amazonの規約上、トップ画像に文字の入力は禁止されているので、写真が明暗を分けます。
ここで勝ちにいこうと思うと、商品パッケージ中の文字が大事そうです。
ECはまた奥が深いので、別の機会で書きます。
noteサムネはブルーオーシャン?
さて、noteの方はどうでしょうか?
ぱっと見たところ、サムネイルに力を入れている人は多くありません。
今の段階ではまだ仮説ですが、良質なコンテンツを作るのは前提として、画像にも力を入れていけば、noteも伸ばしやすくなるのでは?
こちらは今後検証していきます。
サムネがクリックされるために必要な要素
さて、私自身はクリエイターとしてYoutuberさんのサムネイルを制作したり、Amazonセラーとして商品ページを作っての商品販売も行っています。
というわけで、YoutubeやAmazonでの私自身の経験や知人の声をふまえて、クリックされやすいサムネの要素をまとめてみました。
サムネには見やすい文字
文字がクリアに見えること
例外はありますが、多くのコンテンツでこれは大前提です。
例えば、この記事のサムネイルにしても、これが
こうだといかがでしょうか?
全く同じレイアウトですが、明らかに上の方が見やすいですよね?
実際は、他の人のサムネイルと一緒に小さく並んで表示されるので、下のパターンだと、誰にも何も伝わりません。
サムネのコピー
目立つ文字だけでなく、ユーザーの感性に響くコピー選定もめちゃくちゃ重要です。
例えば「〇〇で得する方法4選」という文言よりかは
「○○で損しない方法4選」のほうが人の心理には響きますし、
「賢い節約方法」よりかは
「優秀な人だけが知っている〜節約方法〜」のほうがクリックされやすい傾向にあります。
つまり、
そのコンテンツが何について語っているのか明確
クリックしたくなるような文言選び
が重要だと言えます。
目安になるチャンネルとしては、メルカリ講座【メル神学園】さんや、英語コーチ-イングリッシュおさるさんなどが参考にしやすいかなと思います。
もし、タイトルだけでなく、コピーライティングも詳しく学びたいのであれば、こちらの書籍がぶっちぎりでオススメです。
体系的にまとめられており、下手な情報商材よりも抜群のコスパです。
最悪、自分に合わなくて手放すとしても、買った値段に近い価格で売れます。それくらい人気のある本です。
サムネの写真設定
写真選定も重要な要素です。ビジネス系で人物を入れるなら、親しみやすい表情のものにしたり等。
また、なにかを作ったりする動画だと、完成物の写真だけでも高いクリック率を叩き出せます。
ダンボールで色々作るYoutuberのDan Creator / 段クリエイターさんのサムネイルはどこか男心をくすぐります。
かなり極端な例ですが、釣り系Youtuberのマルコスさんのサムネイルは、写真でかなり攻めていますね。。。文字すらないのに、高視聴回数を叩き出しまくっています。
どちらのケースにしても、クオリティが高いというより「見たくなる写真」をいかに選定するかが鍵です。
サムネは素人がプロに勝てる世界
プロのグラフィックデザイナーにお願いすれば高いクリック率を出せるかというと、実はそうでもありません。
ぶっちゃけ素人の画像でも、デザイナーの作ったものより高いクリック率は出せます。
デザイン性より、見やすさと訴求の高さが重要です。
ここは素人でも短時間で伸ばせます。
では、クリックされる画像を作るためのオススメのサービスを紹介します。
オススメなサムネ作成サービス
Canva
無料の画像作成サービスといったら、まずこれでしょう!
サムネイルはもちろん、バナー、名刺、チラシ、アニメーションと何でもあります。
初心者でも扱いやすく、かなり高機能で充実しています。
その裏返しですが、細かいカスタマイズやデザインはあまりできません。
Photoshop & Illustrator
Adobeの提供する言わずとしれたプロ用ソフト。
文字通り、ありとあらゆる画像を制作可能です。
実際のところ、多くのサムネイルの制作に使用されるのも、このフォトショップとイラストレーターです。
有料な上に、扱いには少し学習が必要ですが、Youtube等で調べれば方法をいくらでもでてきます。プロが使うだけあって、かなり細かい設定が可能です。
フォトショップとイラストレーターをお使いの方には、こちらの文字装飾プリセットを無料で提供しています。
お好きな文字に、ワンクリックで上記の装飾を適用できます。こうした細かい装飾はCanvaではできません。
無料ダウンロードはこちらからどうぞ。
プロに頼んでみる
自分で作るのが面倒だ!という方には外注もオススメです。
1,000円~4000円/枚~でプロに作ってもらえます。
番外編ですが、Twitterでサムネイルを作っている方は多くいるので、直接DMを送ってお願いするのもありです。
いかがでしたか?
この記事を参考に、少しでもクリックされる画像を作っていきましょう。
それではまた!