STABILO(スタビロ)蛍光ペン一覧
Textmarkerは、蛍光ペン研究しています。このnoteは、蛍光ペンを集めた、データベースのコンテンツです。
STABILO(スタビロ)はドイツのメーカー、本社はニュルンベルク。スワンのロゴが有名!世界で初めて販売された蛍光ペン ボスの生みの親です。
最大筆記距離375mは市販の蛍光ペンのおよそ3倍。
そのためペン本体のデザインは大容量のインクでも持ちやすいように平べったく、書きやすいようにペン先部分が良く見えるよう細く工夫されている。
”Highlight the remarkable”の広告も必見。
1. BOSS ORIGINAL
1971年に発売された世界初の蛍光マーカー、世界No.1シェアの傑作。Gunter Schwanhausser(スタビロ創業者)が「持ちやすいことが大前提だが、見た目も面白くなければならない」と考えて、デザインさせ、しかもその過程でたまたま出来たデザインだとか。しかし、見た目以上に使いやすく、信念の通り持ちやすく、最古にして最高の1本という不動の1本。
2. GREEN BOSS
品質とサスティナビリティを兼ね備えたBOSS。リサイクルプラを中心に作ったボディと、詰替可能なインクという点で、環境への配慮。確かにペンはプラスチックの割合が多いが、インクが切れたら丸ごと捨てられてしまう。1本単位で安いペンであっても、使い捨てにはしない時代、とても大事なこと。
で、使い捨てにしないぞ!とおもったところで、詰め替えインクはどこで購入できるのか、そしてどうやって詰め替えるのかはわかっていない。。どこが外れるんだろ?もしかしてペン先に付けとくとかかしら。誰か使い方教えてください〜
レッツ サステナブル!(に憧れてる)
3. NEON
チューブ型で遊び心のあるNEON。わさびのチューブみたいに柔らかいと思わせておいて、ガチっと固い。遊び心優先と思わせておいて、手にするとわかるのが持ちやすさ。スタビロのこだわりを感じてしまう。
チューブの形状に目がいくが、この盛りだくさんの使えるスペースを文字で埋め尽くすことなく余白を存分に残したレイアウトデザインはさすが。「NEON」のフォントもおそらくオリジナル?「BOSS」のフォントが「STABILO」と同じなのに対して、これは分けてきたあたりに「BOSS」とは違う、という意思表示が見える気がする。特に「O」の下部に小さく隙間があいていて、これがどこかネオン管を想像させる。素敵すぎる。
で、こんなきっちり分析していながらも、ワサビ型なのでどうしても真ん中あたりを、ギュッてしてしまうがそれでインクが、びゅっ、て出てきても困るから硬くてやっぱり正解!
4. swing cool
珍しいフラットデザインだけど標準の太さともいえるSwing cool。女性にターゲット絞っているのかなーという気はする。フラットデザインの最高の特色は転がらないこと。
色によってバーコードなどのプリント位置が統一されていないあたりにどこか緩さも見える。日本のメーカーだったら、絶対に全色ぴったり揃えるだろうし、揃っていないなんて考えることもないかもしれない。
このペンのペンクリップを胸ポケで使うことはなかなか無いと思うけど、紙を束ねる感じで使ったらどうだろうか。おお、裏面が見えるではないか。ということは裏面もうちょっとこだわってもいいんじゃないのかー、とツッコミたくなるけど、なんかこの緩さは緩さでいい気もしてくる。薄く透けているボディがかわいいというかなんというか。
5. Pen68
実はスタビロの蛍光ペンの中で、これが一番かっこいいんじゃないかと思っている。細身のボディには一切の無駄がない。シンプル&スマート。しかし長い。だが、かっこいい。しかし長い。Pen68のすばらしい点の一つにいろんなメーカーのボールペンや万年筆と雑多に机に並べても違和感がないこと。主張するわけでもなければ浮くわけでもない。安っぽくもないし、かといって高級感出すわけでもない。ただ、ものすごく馴染む。つまり目に対してストレスが一切ない。これは文具の大事なポイント。目に対してデザインでストレスになると使わなくなる。それがない。シンプルなデザインというのはとても難しい。だけど、それが出来ているのがこのPen68だと思う。しかし長い。
6. NAVIGATOR
Swing coolが女性ターゲットだとしたら、このNavigatorは男性ターゲットに設定しているのかな、と思っています。いまどき性別とかで考えるのはあれですが、でもおそらくそういう意図があると感じるくらいに、男心をくすぐろうとしたデザインではないかと。インクの残量が見えるのが科学者っぽい雰囲気を出してくれたり、黒のグリップが強さを表現したり。実際、これを使っていると、一瞬かっこよく見えるような気はするからありはあり。
ところで、このペンで感じるのが、プラスチック素材の質が良いということ。明らかにクリアなパーツがきれい。これは日本メーカーのそれと根本的に素材の分量が違うのではないかな。それによって安っぽく見えなくなっているのではないかと。そういう点からも、選んでこれを使っていると言える一本になるのは間違いない。
クリアでインクがみえると、どうしても継ぎ足したくなる衝動に駆られます。なくなるギリギリはどんな見た目になるんだろ?
おまけ
スタビロスワン。ドドンと写真ですが、実際は手乗りサイズです。
こんなところにも!(NEONのキャップです)
こんな隠れスワンについてはnoteでまとめてみましたので、よければそちらもご覧ください!!