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文具関連銘柄の株価をちょっとだけ調べてみる

いろいろな文具を見ていると、その企業について知りたくなってくる。文具といわれるカテゴリだけで経営に取り組んでいる企業もあればオフィス家具なども含め多角的に広範にビジネスを展開している企業もあったりして、そういうところをこれからたくさん調べていきたいな、と思っている。IR情報が一番参考になるかな、と思っているけれど、まずはそもそも今の株価ってどうなんだろう、と。

そんなわけで、手元にあった文具のメーカーいくつかをピックアップして見てみた。見てみたのは、コクヨ、パイロット、三菱鉛筆(Uni)の3社。3社とも東証1部上場企業。

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専門家でも投資家でもないので、素人なりに簡単なところから見てみたのだけど、まずはトレンド(2年)。こうやって並べて見ることないからそれだけでもなんか楽しくなってくる。日経225とはあまり一致していないので、業界的にはやはり少し苦戦中?とか考えてしまう。

コクヨと三菱鉛筆が下落トレンドが続いていて、パイロットはこの1年内でだいぶ回復しているように見える。パイロットについては国内外のフリクションの売り上げ(アメリカでも売れていると聞いた気がする)の堅調さが大きいのかもしれないなぁ、とか漠然と感じたり。でも1シリーズ製品でそんなに評価されるのかな?

ビギナー視点で出てくる株価に関する情報を並べてみると、直近2019/10/11(金)の終値で、コクヨが1,522円、パイロットが4,015円、三菱鉛筆が1,734円となっているけど、時価総額では同じ順に195,946百万円(約1960億)、187,959百万円(約1880億)、111,472百万円(約1110億)となるため、やはりコクヨの大きさを感じてしまう。
ベタな指標でいくと、調整後のPER(株価収益率)では、順に13.76倍、12.88倍、19.41倍となるので、この3社だけで並べてみると、三菱鉛筆は割高なのかもしれないなーと感じたり。PBR(株価純資産倍率)では、0.94倍、2.75倍、1.27倍となり、よく言われる目安の1.0倍を基準としたときにパイロットと三菱はそれを上回っており、割高な数字ということに見えたりもするのかな。と思うと、加熱しているだけなのか、それとも割高と見られていてもお金が集まっている背景がパイロットにはあるのかな?とか。

そんな感じで数分間見ただけでも色々と企業の置かれている状況と投資家の着眼点が色々ありそうだなと感じてくるので、その根拠になっている経営状況やビジネスプラン、キーとなっている製品、足を引っ張ている製品や事業は何になるのだろうか、などを今後掘り下げて見ていきたいなーと思ってるところ。うーん、楽しい!

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