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誕生日にむけて。2023

誕生日ですって!

あっという間のような、でも盛りだくさんな一年でした。
このところ、取り巻く環境が目まぐるしく変化していて脳みそがスポンジのよう、吸収することしかありません。一応節目ということで、今の気持ちを残しておきたいと思います。

遡ると、きっかけは地元熊谷での写真展でした。
来場のお客さまのなかに、立体インスタレーションのアーティストの方がいて、彼のブックを拝見していたときに聞いた、「今年は中之条ビエンナーレへの出展が決まっているんです」というひと言でした。
ビエンナーレ…?ほう!そうか!そういう道もあるのか!?と今まで見えていなかった道が現れた瞬間でした。
それから色々と調べ、応募をはじめました。
わたしはデビューの写真展こそ大きいものでしたがまだ実績が少なく、まずひとつどこかに決まれば、という思いでした。
テーマやコンセプトを決めてプレゼンする、というのはこれまでやってこなかったことなので、企画書には苦労しましたが、行きつけのカフェのマスターが全国各地のトリエンナーレビエンナーレ、美術館などに昔から行くのが好きで現代アートに明るいこともあり、アドバイスをもらいながら作成しました。
今から考えると、そりゃ通らないよ…というものもありましたが、だんだんとこちらの成長もあり、やっとひとつ出展が決まりました。
ありがとう、亀山トリエンナーレ。来年2024年秋開催です。ぜひ見に来てください。

亀山市関宿の街並み。
Leica M10-P summilux 35mm f1.4 2nd
わたしの展示場所は
関宿にある文化財の家屋です。


今までの撮りたいものを撮る、というスタイルから、地域に根ざした作品を創る、という発想の転換は、脳みそをパンチされた衝撃でした。最初はわかっていなかったけれど、世界がまったく違う。そして奥が深い。思ったよりも方向転換だぞという印象なので、自分のやりたいこと、作風と合わせていくのが大事だなと思っています。

先日、瀬戸内国際芸術祭の応募を検討している人向けのツアーもあり、3日間参加してきました。

Leica M10-P thambar 90mm f2.2


案内してくれたのは、新しく参入が決まった島や地区で、既存の地域は含まれていなかったので、プラス4日間で瀬戸内の島々を巡ってきました。
その土地の成り立ちからはじまり、風土、歴史、文化、抱えている問題などを学び、アートを持ち込むことでプラスに働く、というアイデアをまとめるのは大変な作業です。
たぶん、これが8割を占めるんじゃあないだろうか。総合ディレクターの北川フラムさんのお話を聞く機会が複数あり、指針を叩き込みながら、自分のできることと融合させるには、何をやったらいいんだろう…と考える日々です。

海は撮っても撮っても飽きなくて
ここに住んだら一生海撮ってるなと思った。


瀬戸内は世界的にも有名な芸術祭なので、そんなに簡単に通るとは思っていませんが、チャレンジしてみたいと思ってます。
将来的には美術館に作品が展示されてみたい!という夢もあるので、ここに記しておきます。

神さま、叶えてくれてありがとうございました!
(先に言っておく)

という感じに今日も考えを深めながらの誕生日です。
うー、期限もあるし、まとめなくちゃ!
中之条ビエンナーレに出展の彼の作品も、もちろん拝見してきました。勉強することばかり。
(わ!最近知り合ったのでわからなかったけれど、彼とはおなじ誕生日らしいです!Facebookが教えてくれました)

でも改めて思うのは
「せかいはうつくしい」
「美しいものをより美しく」
「写真はギフトである」
の3つをまずはこれからも大事にしてゆきたいです。

フェリーに乗るとずっとシャッター切ってた。


俳優の方のお知らせも近いうちにできると思いますので、そちらも楽しみにしていただけたらと思います。

これからもどうぞ応援よろしくおねがいします。

追伸
おとといはオオサンショウウオに懐かれる夢、きのうはお風呂に入ったザリガニがねずみに変わる夢を見たので、そろそろまともな夢を見れるようになりたいです。🙃

追伸の追伸
次の日の夢は、畳の上でシャワー浴びたらめっちゃ怒られた。でした。🙃


そして久しぶりの宣伝です!
わたしの処女作の写真集が発売中です。
M型ライカで撮られたセルフポートレート集です。
膨大な時間と労力の結晶です。

「Scent of a...」より

ぜひお手に取ってみてください。
そのほかグッズもあります。^^


フォローやいいね、
サポートもよろしくおねがいします。

2023.10.28

1800字!

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