【2021年版】『Making the Cut』参加デザイナー サンダー・ボスが気になる‼
ジョニー、エスターに続き、今回はサンダー・ボスを追っていきます!
ジョニー、エスターの記事はこちら。
参加デザイナーの中でもひときわチャーミングなサンダーは、ベルギーのハンバーガーショップでアルバイトをしながら服作りをしているファッションの天才。
毎回抜群のバランス感覚で先駆的なデザインを発表してくれた、インスピレーショナルな絶対優勝候補的存在でしたね!
豊かな表情と共に発せられる、生意気なコメントも彼をチャーミングな存在にしている要素の一つで、Amazonプライムビデオの公式YouTubeチャンネルに『Several Sassy Sayings of Sander』(サンダーの生意気な発言集)がまとめられているほど。
サンダー・ボスプロフィール
ベルギー、ハッセルト出身の24歳。今回の参加デザイナーの中では、最年少での参加です。
18歳で、世界的なファッション大学であるベルギー王立アントワープ芸術大学へ入学し、2017年に卒業。ファッションデザイン科のマスターの学位を取得後に、自身の名前を冠したブランド『Sander Bos』を設立しました。
アントワープ芸術大学生時代のコレクション‼?
アントワープ芸術大学の公式サイトには、サンダーの作品が投稿されています。
こちらを含めた、サンダーの学生時代の作品を発表したファッションショーもYou Tubeで見ることができます。2016年のショーで、2016年6月には投稿されているので、サンダーが卒業する1年前くらいのタイミングでしょうか。
もしかしたら卒業制作かもしれませんね!
ソフトなカラーとネオンカラーを組み合わせる色の感覚が抜群。
そして、シルエットもクリエイティブでアバンギャルドなデザインがサンダーらしいですね。
素材の特徴もしっかり活かされ、レースとファー、メタリックなビーガンレザーを組み合わせる等、素材の選び方もさすが。
MISSBOSでコレクションを発表中!
『Making the Cut』参加前から展開していた、彼のブランド『Sander Bos』は、『Making the Cut』エピソード9のポップアップショップを開店する課題で発表したブランド『MISS BOS』に集約しているみたいです。
『MISS BOS』といえば、審査員のニコール・リッチーにも
と絶賛された、サイケデリックなカラーのタートルネックが印象的ですが、早速世界中のファッションラバー達に着用されていました。
Amazon限定で販売された、こちらのTシャツも人気でしたが、他のアイテムと同じく、Amazonが生産・縫製を担当した商品は素材・縫製共に低評価レビューを集めていました…。
レビューにもありましたが、Amazonの都合で素材・縫製をコストカットしてしまうのは、本気でクリエイションしたデザイナーが可哀そう…。と思ってしまいます。
次回のシーズンでは、Amazonさんがもっと生産・縫製に力を入れてくれることを望みましょう。
サンダーのお気に入りはスキューバ生地?!
現在(2021年4月)、購入できるMISS BOSコレクションは、ドレスライクで大胆、アバンギャルドなサンダーらしいコレクション。
そして、最新のコレクションでは、ほとんどすべての商品にスキューバ生地が使用されています。
スキューバ生地って、そんなにメジャーではないので、あまり聞きませんが、こんな生地です。
ちなみに、スキューバ生地は、「スキューバ」の名前がついていますが、スキューバダイビングのウェットスーツに使われることは少なく、実際ウェットスーツに使用されるのは、スキューバ生地と瓜二つな特徴を持つ「ネオプレーン生地」です。
フューチャリスティックな印象を持つ生地なので、サンダーのアバンギャルドな雰囲気にはぴったりかもしれません。
リナトと一緒にポッドキャスト?!
参加デザイナーの1人であるリナトとは、今でも仲良しだそうで、今では一緒にポッドキャストをしています!
こちらは、初めて配信したポッドキャストの一コマ。
メンバーシップに登録することで、内容を知ることができるそうです。
お値段は1ユーロから。
どんなことを話してるのか気になりますね。
ネオンカラーのおニューなヘア‼
彼のInstagramは @theyoungbelgianですが、2020年秋ごろからヘアスタイルが新しくなっています!
新しいヘアスタイル、とっても似合ってる!
やっぱりネオンカラーはサンダーにとって大切な色の1つなんですね!
サンダー・ボスまとめ
◎『Making the Cut』で紹介したブランド『MISS BOS』を展開中!
◎参加デザイナーのリナトと一緒にポッドキャストチャンネルをスタート‼
◎スキューバ生地が最近のサンダーのお気に入り?
連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。
関連記事