スーパー マリオパーティ ジャンボリーでもうちょっと遊んでみました

皆が想像する一般的なマリオパーティ、「マリオパーティ」で遊んだ。
わかりにくい名前だ。

ボードマップ

今回は一気に新マップが追加されたが、それ以外にも新要素はある。

COMターンの高速化

今までは作品によってあったりなかったりしたが、今回は結構パワーアップしている。

プレイヤーの倍近い速度で移動する他、COM同士のミニゲームだけでなく、テレサ等のイベントも演出がスキップされるようになった。

アンラッキーマス

ラッキーマスの赤マス版。ランダムで悪い効果が選ばれる。

その中でも印象的だったのが、「ビリにアイテムを渡す」等の項目。
今までのマイナス効果はクッパ革命を除いて踏まなかった誰かが特をするようなことがなかったので、こういった変更はありがたい。

マリオのレインボーキャッスル

マリパ1屈指の問題マップが復活。難易度表記も5段階中の1段階のまま。

ズターとの交換時に奪われるコインは20コインに減ったが、遠回りでやり過ごすしかないのとスタートに戻されるのは相変わらず。
一応キノピオとクッパを入れ替えるアイテムが追加されたが、確定ではないのであまり解決になっていない。

ターン数

デフォルトで10ターンにカーソルがあっており、COMターンの高速化もあって非常にテンポよくゲームが進む。
が、10ターンではやはり足りず、様々なアクシデントを楽しむにはもう少し長く遊んだ方が面白くなりそうではある。

でもマリオのレインボーキャッスルは…10ターンでいいんじゃないかな…。

チャンピオンシップルール

今回から追加された、「運要素の少ないマリパ」。
「桃鉄3年決戦!」みたいな感じか?

曰く「真の実力を試したい本気のプレイヤーのためのルール」らしい。
個人的にはどうしようもない運に振り回されながら最大限の努力をするゲームだと思っていたので、「真の実力かぁ」なんて思ってしまうのだけど。

クッパマスの効果が1スター奪う効果で固定されたり、ラッキーマスの効果が選択式になったり、更にはボーナススターも先行発表されるなど、出目以外のランダム要素がかなり排除された特別ルールで対戦する。
ちなみに、チャンピオンシップルールの1つである「ミニゲームの投票制」は通常のパーティルールでも選択することができる。

実際のところ運要素が排除された分だけ確かに予測を立てやすくはなっており、このルールならではの思考判断作戦が問われるようになっている…と思う。

これが真の実力を試すためのチャンピオンシップルールなのかはさておき、こういうマリパもアリはアリ。

ジャンボリーフレンド

マップ上に現れて誰かが到達するとミニゲーム開始、ミニゲームの勝者に3ターンの間追従するお助けキャラ。
桃太郎電鉄に出てくる貧乏神のように、追い抜かすことで自分に追従してくれるようになる。

ジャンボリーフレンドが追従する間は買い物とテレサとスター交換を2回行えるようになる他、マスの効果も2回受けられる。
効果を2倍にするのではなく2回効果を受けるので、ラッキーマスのような場所であれば効果も再抽選される。
テレサであれば誰かからコインを奪ってからスターを奪うといった芸当も可能。

ジャンボリーフレンドはキャラクターごとに固有能力を持っている。
例えばワリオであればターンの開始時にコインをもらえたり。
クッパJr.であれば止まったマスに「コイン半分うばいマス」を設置したり。

シンプルに強い。
マイナス効果も2倍になってしまう欠点こそあれど、それ以外に欠点がないのは言わずもがな。
ジャンボリーフレンド一人で戦局が大きく変わるが、キャラクターによってはターンの開始時だったり停止時だったりするので有用性はともかく効果の利用しやすさはまちまち。

アイテム

いろいろなアイテムの追加復活があった。

キノコ回数券

「キノコ」を複数回使えるアイテム。桃鉄で見たことあるな…。
使える回数は2~4回でランダムだが、値段はキノコ2つ分なので損はしないようになっている。

キノコがパワー不足だったのか?とか邪推してしまうが、今まで通りキノコ単品もある。

うばいマス

マリパDSからの復活。マスに設置して、止まった相手から色々奪う。
10コイン、コイン半分、スター1つ等のバリエーションがある。
アイテムショップでは2個セットの販売もある。

止まらなければ効果を発揮しないので狙って使うのは難しいが、その分効果は強力。
暇さえあれば使っておけるので腐りにくい。

一度誰かが止まると消失するが、長めのターン数にすると盤面がうばいマスで溢れることも。
そうなるとどこに止まっても危険な状況になりうるので、地味ながら恐ろしいアイテム。

ワープボックス・いれかえミラー

ランダムな場所に移動するアイテム。

今回はライバルと同じ場所に移動するだけのワープボックスが標準になり、ライバルと場所を入れ替えるいれかえミラーは上位アイテム的な立ち位置になった。

ドカン

ライバルの位置に関係なくランダムな場所に移動するドカンも追加された。「ここにいてもしょうがない」という状況は往々にしてあるので、完全な博打ではあるが有用性はそれなり。

かいものでんわ

マリパ3からの復活。
ノコノコのショップに電話をかけて、その場でアイテムを購入する。
印象的だった地上BGMのダイヤル音は、なんとコントローラから流れる。
すごいぜHD振動。

かいものボックス

一方こちらはランダムなショップの手前に移動する新アイテム。
ワープして直接購入できるのもそうだが、カメックのショップにも移動する場合があるので差別化が加速する。

感想

一人用の充実は昨日書いた通りだが、本来のマルチプレイも当然疎かにはなっておらず非常に充実していた。
今までになかったルールの追加もあり、より一層プレイの幅が広がったと思う。

それだけに、生身の人間とコミュニケーションを取りながら遊べない現状が残念でならない。

みんな買ってくれ…。

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