【一番大事】記事制作は『記事構成』が全てな話
こんにちは!テキスパート編集部の今野です。
テキスパートが記事を作る上で、一番大切にしていることがあります。
それは、「完璧な記事構成を作ること」です。
他にも最初にキーワードを決めたり、実際の執筆、書き終えた記事の編集・校閲をしたり等々、一つの記事を作る中には様々な工程がありますが、テキスパートが圧倒的に労力を注ぐのが記事構成の作成です。
記事構成を作り終えた段階が一番燃え尽きていると言っても過言ではありません。(もちろん執筆からも全力ですが!)
それくらい、記事構成をこだわり抜いて作ることが読者にとって面白い記事を生み、検索エンジンからの評価も高まると思っています。
本記事では、テキスパートが記事構成を重視する理由、そしてその作り方を紹介します。
なぜ記事制作において記事構成を重視するのか
これはシンプルに「読者が求めていることを完璧に理解するため」です。
特に読者のお悩みや疑問を解消することを目的とした記事では、書きたいことを書くのではなく、読者に求められていることを書かなければなりません。
私自身もかつて個人でブログを運営していたことがあります。
その時はWEBライティング業界に足を踏み入れる前で、記事を書く前に構成を作るなんて考えは全く頭にありません。
結果、感情に任せて自分が伝えたいことだけを書き連ね、まるで読者の役に立たない、意味のない記事を量産し続けていました。
「俺が書いた渾身の記事の良さが分からないなんて。センスのねぇ社会!」
そんなことを本気で思っていたゲキ痛ブロガーでした。
記事は読まれて初めて価値があります。
そして、記事が読まれないのは世間のせいではなく、99.9%書き手の方に問題があります。
かつての私のような、趣味としての個人ブログであれば、仮に記事が読まれなくても「仕方ない」で済みます。
しかし、お金を頂いてお客様のコンテンツを作るのであればそうはいきません。
そこで記事構成の作成です。
読者の気持ちを徹底的に考え、
何を知りたいと思っているのか
何に悩んでいるのか
何に疑問を感じているのか
何を求めてこのキーワードで検索したのか
を分析し、そのニーズを満たす記事の内容を事前に決めます。
また、記事構成を作る中で、「ペルソナ」を設定します。
ペルソナとは、その記事を読むであろう「想定読者」のことですが、これも特定の個人の顔が思い浮かぶ程具体的にイメージします。
「30代/女性」とか、「20代/男性/会社員」レベルの抽象度ではなく、
このレベルまで具体的に設定すれば、検索キーワードからその人が何を求めているのか、どんなことを知りたがっているのかがかなり鮮明に分かってきます。
この人に向けて私たちは記事を書くのです。
記事は不特定多数の人に向けたチラシのようなものではなく、特定の個人への「手紙」のようなものです。
テキスパートの記事構成作成フローを紹介
記事構成の具体的な制作工程について知りたい方はぜひお問い合わせいただきたいのですが、特に大事にしているのは以下。
競合分析
オリジナルの要素の抽出
専門家の監修
順番に解説してきます。
競合分析
ターゲットキーワードで上位表示されている記事を1位から10位くらいまでは徹底的に分析します。
それらの記事がなぜ上位表示されているのかと言えば、当然読者の検索意図を正しく汲み取り、ニーズを満たせているからです。
上位記事の内容を分析し、読者の検索意図を把握するとともに、それらの記事の共通項を抽出します。
オリジナル要素の抽出
上位記事のエッセンスをそのまま自分たちの記事に入れただけでは、ただのコピーコンテンツです。わざわざ生み出す価値がありません。
そこで、上位記事には見られない、読者のニーズを更に満たせる要素を分析し、自分たちの記事に組み込みます。
それが他の記事との差別化となり、私たちテキスパートだからこそ提供できる新たな価値となります。
専門家による知識提供・監修
構成の骨子がある程度できた段階で、そのテーマに精通した専門家によるチェック、必要に応じて内容の加筆や修正が入れます。
執筆後の監修だけでなく、記事構成作成の段階から専門家のチェックが入ることで、執筆時点で記事のEAT(専門性/権威性/信頼性)担保できるのです。
完璧な記事構成が出来上がれば記事は8割完成したようなもの
実際の記事構成作成時にはより精緻な分析を行い、各見出しの文言や見出しごとの内容、それを書く上で参考にすべき情報ソースも全て決めてしまいます。
要は、完璧な記事構成さえ作れば、ほぼ記事は完成したようなものです。
ほとんど一から記事を書いているに近いため、一つの記事構成を完成させるのに4-5時間かけることもあります。
しかし、私たちはそれほどまでに事前のリサーチとそれに基づいた構成の作成に重きを置いています。
「今まで書きたいことばかり書いていた」
「事前に構成は決めずその場で思いつく内容を盛り込んでいた」
という方は、ぜひいきなり書き始めるのではなく一歩立ち止まって、
そもそも読者はどのような人なのか
その人は記事を通してどのような状態になりたいのか
を考えてみてください。
ちなみに私たちテキスパートでは、記事構成の作成のみお手伝いさせていただくことも可能です。
自社で記事の制作体制は持っているけれど、作った記事がイマイチ読まれないとお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!!