VTuberに興味が無かった私が、手洗いうがいをきっかけに、にじさんじの沼底へと沈んでいく話
※クソ長文を少しでもスムーズに読んでいただくために、恐れ入りますが適宜【敬称略】にてお送りします。
私は、にじさんじが大好きです。その他企業勢VTuberや個人勢VTuberもちらほら見てはいるのですが、なんだかんだでにじさんじが一番好きです。
しかし、2020年1月まで私はにじさんじというものについて「なんかどこかで聞いたことあるかも?」という程度でしかなく、月ノ美兎の存在すら把握していませんでした(正確に言うと「知っていたが、忘却の彼方にあった」)。それくらいVTuberという分野には疎かったのです。決して、今でも詳しいというほどではないですが…
今回は、そんな私がにじさんじに出会い、沼底へと沈んでいくきっかけの話をします。
キズナアイがVTuberの全てだった頃
2020年1月以前、私にとってVTuberといえばキズナアイでした。
知った経緯はよく覚えていませんが、遅くともヒカキン×キズナアイコラボが実現した時点(2018年10月24日)で、チャンネル登録していた記憶があります。たぶん2017年?くらいから不定期で見ていました。
ただ、当時は他のVTuberとのコラボも少なく、そこから広がっていくことはありませんでした。
いわゆる「バーチャルYouTuber四天王」と言われる辺りの存在もトレンドや動画ランキングに上がるなどしてなんとなく存在を知っていたものの、それきりでした。
2019年5月にはキズナアイ分裂騒動が起き、さまざまな賛否の声や憶測が飛び交う中で徐々に不信感は募りました。夏頃からはA.I.Channelをほとんど見なくなり、12月にはとりあえずヘアピンがついて一応は納得したものの、なんだかなぁ…と思いながら新年を迎えます。
一方その頃、中華人民共和国・武漢では新型コロナウィルスが発生・拡大しつつあり、WHOに報告されていました…
#手洗いうがいしたぞ健屋 トレンド入り
2020年2月2日午後、Twitterで「#手洗いうがいしたぞ健屋」がトレンド入り。トレンドに便乗して手うがネタをねじ込むことを日々画策していた私は、それを把握するところとなりました。
手うがbot歴7年目、「手洗いうがい」関連のワードがトレンドに上がることはこれまでほとんど無かったので、一体何事かと興味津々。トレンドの震源を探ると…
建屋…じゃない、健屋…?けんや…?
あっ、「すこやかな」なのね!健やかなのねー!
で、このひと何者なん…VTuber?なのか…全く知らないな……
にじさんじ???ってどこかで聞いたことある気もするけど
結局なんなんだ……???
とりあえず便乗してみる
トレンドに便乗して手うがを広めていくのが常套手段の手うがbot氏、トレンドを確認するや否や…
しかし、どんどん押し寄せる手うが報告は1,000件超え。
そして、いいね規制に苦しめられるのでした……!
Twitterの仕様かバグかわかりませんが、いつ頃からか完全な「規制」の前段階でも「いいねできたように見せかけて実はできていない」という謎現象があったりして(エラーとか規制のメッセージが出ない)、大量のツイートをもれなくいいねするというのは本当に難しいのです。
まあ私は勝手に便乗しているだけなので別にいつやめたって構わないんですけれども、タグ作った健屋とかいう本人はさぞ大変だろうな……などと見ていると
そうですよね……😭
まぁ私もbotだけどbotじゃない(?)から指が痛いですが😭
そして、その日の夜…
ええ、そうですね…
Twitterの規制で短時間に200回程度のいいねを行うと、一時的(だいたい30分程度)にいいねができない状態になります。最大でも1000件/日が上限。
規制から解除まで最大72時間程度、いいねが制限されることもあります。
というわけで、私は健屋がいいねできなかったツイートを優先していいねすることにしたのです。
まだ何も知らないのですこや患者という表現を知りません。
初見です
基本的にVTuberというものに興味がなかった私は、「健屋花那というキャラクターはにじさんじというグループに属するVTuberらしい」というところまでは把握していたものの、普段どういった配信をしているのか、どういう声で、どういう人なのか…というのはよくわかっていませんでした。
そもそも、キズナアイが自称スーパーAIであったように、この健屋花那というキャラクター…人の形をしているが設定上も人間なのでしょうか?
2020年2月12日、おそらく配信開始ツイートを見かけたのだろうと思います。星弥(VirtuaReal)、黒井しばと3人でのマイクラコラボ配信を途中から見始めたのが健屋花那の配信初見となりました。
キズナアイは動画勢だったので、「VTuberの配信」としても初めてでした。
配信を見た第一印象としては
え……犬が喋っているんですが???
だった。
とりあえず健屋花那がどういう声で、どういう雰囲気の人なのか、ということをなんとなーく把握した日でした。
戦友になった?
その後も #手洗いうがいしたぞ健屋 ツイートは行われてましたが、だんだん数は減っていき、いいね規制されるほどでは無くなっていました。
しかし、ご本人が呼びかければ再び急増!影響力の凄さを実感しました。
いまはだいたい私の中では「健屋さん」で落ち着いているんですが、まだ健屋花那の全容を把握しきれていないので「すこやちゃん」呼びの手うがbotですね…
え、手洗いうがいbotじゃないんですか!?
そして2月中旬には、日々手うが報告する患者からも「健屋さんの報告タグになんか絡んでくる変なbotが居る」という認知が徐々に広まっていた。
そして、戦友みたいに感じてきたからなのか、うっかり手が滑ってしまったのか真意は不明だが…
2月14日、なぜかフォロバされていることに気づく。
とんでもないバレンタインデーだ……
健屋花那を推すと決めた日
#手洗いうがいしたぞ健屋 を介して突如私の活動範囲に姿をあらわした健屋花那。そしてすこや患者の一部が私のフォロワーになったということで、多少なりとも「にじさんじ」なるものについて履修しておく必要性を感じていました。
にじさんじについては「途方もなく人数が多いVTuberのよくわからない集団」の域を出ないままでしたが、3月にもなると「にじさんじ」「健屋花那」で盛り上がっているこの界隈に対して、VTuberの界隈やその文化に興味がなかった私も、いよいよ興味を持ち始めていました。
健屋花那のアーカイブを少しずつ消化しつつ、配信があれば覗いてみる…そんな日々の中で、特に印象深い配信があります。
2020年3月10日、深夜の雑談配信。健屋花那が演劇をしていた頃の話、医療従事者を目指したきっかけの話などちょっと深い話もありました。
ゲーム実況だけでは見えなかった、健屋花那の根底にある何かが見えてくるような。そして私の中に自然とこみ上げてきたのは「推したい」という感情でした。
それまでも配信は普通に楽しく見ていたのですが、この辺りから少し変わったような気がします。視聴者からファンになったような、そんな感じです。
それでも私はまだ知らない
健屋花那以外のにじさんじライバーについて知りたいと思い、一度はにじさんじ公式サイトの所属ライバー一覧ページを見ましたよ。でも、人数が多すぎてよくわからない。一気に覚えるのは無理だと諦めました。
けれども私は気づきました。初めて見たマイクラ配信もそうだし、すこやか放送もそうだけれど、どうやらにじさんじでは他ライバーとのコラボが割と多い。キズナアイしか見たことのなかった私としては、これほどの頻度でコラボが行われているということが少し新鮮でした。
それならば無理に一気に覚えようとせず、コラボなどから自然とその都度、徐々に広げていけばいいのではないか…?そう考えました。
結果から言うと、私は1年かけてにじさんじライバー全員+他箱・個人勢諸々多少…を把握していくことになります。
知ったきっかけをそれぞれ辿ってみると、その多くは一人の人物…
そう、健屋花那にたどり着くのです。
こうして、私にとってのにじさんじは、2020年2月2日から今日まで、健屋花那を中心に回り続けてきました。そしてこれからもずっと。にじさんじといえば健屋花那なんです。私にとってはね。
まさか #手洗いうがいしたぞ健屋 からこんなことになるなんて……わからないものですね。
皆さんのVTuberとの出会い、にじさんじとの出会い、健屋花那との出会いというのも興味深いところです。
次回予告
次回からは、私が普段見ているVTuberさんについて、どのように知ったか、おすすめの動画や配信、推せるポイントなどについて、私的な備忘録も兼ねて書き連ねていくつもりです。それはたぶん隔週くらいのペースで。
あとはそれ以外の話題も挟みつつ、今後も毎週日曜前後で定期的に何か書いていこうかなと思っています。GWは暇なのでもっと書くかもしれません。
こんな長いのを誰が読んでくれるんだか分かりませんけどね。なんだか長い文章を書くと気分がスッキリするみたいです。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
お暇があればまた読んでいただけるとうれしいです。
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