後藤輝樹 観察日記 5月号 前編
本格的に気温が上がり、
私も輝樹さんも衣替えの時期となりました。
輝樹さんの衣替えと言っても外着は冬と変わらず、
寝巻きに使ってるズボンを出すだけで
終わった様です。超省スペース。
でも汗っかきだから黒いシャツに染み付いた汗が
どんどん白くなって塩が生み出されるんだよな笑
でも不思議と汗臭く無い。
全てが奇跡の男、後藤輝樹です。
目次
1.着信アリ
2.込山洋さん
3.青木ヶ原樹海 前編
4.青木ヶ原樹海 後編
5.五月病
6.寝相
7.恩返し活動
あとがき
1.着信アリ
ホラー映画大好き同士な私たちです。
最近は「着信アリ」を観ました。
1.2.ファイナルと3部作続けて。
子供の頃トラウマだった映画の一つでもあり、
1は大人になった今でも
観た直後は一人でトイレ行けないかもです。
ホラー映画は特に
シン…と静かな中、急に爆音で驚かしたり
じっくりゆっくり近づいてくる怖さだったり
そのシーンの時間の掛け方
間の開け方、音の大きさ等、
いろいろ計算し尽くして
あの「怖さ」が生まれます。
ところが輝樹さんはそんな
計算ぶち壊しの方法で見ます。
効率よくみたいのかせっかちなのか
倍速で見るのです。今回も倍速でみました。
おかげで怖さ半減です。
これは怒っているのでは無く、発見です。
私は怖いホラー映画を見ると
布団から出られなくなっちゃう病なので
見たいけど一人でいる時など見れないタイミングがあり悩んでいました。
発見できて良かったです。
・・・
2.込山洋さん
輝樹さんと二人で込山さんに会いに行きました。
「輝樹さんの支持者」としてではなく
「輝樹さんの恋人」としてです。
親族以外でこの形で誰かとお会いするのは
込山さんで初めてでした。
いつものスマイル活動のところで待ち合わせし
そのあと込山さんと輝樹さんで
公園で飲むか居酒屋で飲むか討論し
最初は堂々巡りでしたが結果込山さんが折れて
公園で飲む事になりました。
込山さんはとても熱い男です。
輝樹さんだけでなく、出会ってすぐの私の将来をも
親の様に考えてくれていました。
最後はずっと見たかったスマイル活動を
生で見ることができました。
輝樹さんは込山さんの事を
「お父さん」と呼ぶことがあります。
そんな呼び方をするのも頷ける
大きく丈夫な木のような人でした。
是非またお会いして熱く語りたいです。
・・・
3.青木ヶ原樹海 前編
ずっと行きたかった
青木ヶ原樹海に行ってまいりました。
青木ヶ原樹海は自殺の名所と言われていますが、
パワースポットとしても名高い場所です。
小学生の時、富士山登山に行った帰りに
寄りたかったのですが
確かお父さんがビビったか行けなかったのです。
今回、輝樹さんも行ってみたかったそうなので
日帰り高速バスで。
前日は込山さんとのお話で帰りも遅く、
4時間睡眠で行きのバスはフル寝。
ふと目が覚めると…
な、何じゃこりゃあ!
あまりのデカさに
心の松田優作が出てきてしまいました。
こんなに大きくて、こんなに綺麗なんですか。
ていうか思ったよりも寒い…
輝樹さんなんかいつものシャツと
ヒートテックだけで震えていました。
バスはコロナの影響で本数が減っているらしく
待つこと1時間。
ようやくバスに乗れていざ樹海方面へ。
《グリーンライン 竜宮洞穴入り口》
ゴクリ…ついに着きました。青木ヶ原樹海。
樹海に一歩足を踏み入れると
一つ何かに仕切られていたのかと思うくらい
びっくりするほどの気温差。
美しい大自然を目の前にしても
やはり心霊スポットということが頭をよぎるせいか
そんな肌寒さも少し不気味に思えました。
まず最初に竜宮洞穴
先程とは段違いの気温差でした。
この領域だけシールドを張られている様な
ワイヤレスイヤホンを付けた時の
あの遮断された感じ。
物音は洞穴内の水滴の滴る音と私達の足音のみ。
先程まで少し怖さを感じていたのも忘れるくらい
神聖で清らかな美しい場所でした。
樹海内は遊歩道がしっかりとしていて歩きやすく
小鳥の囀りや綺麗な空気を嗜みつつ
不思議とあまり疲れなかった印象です。
駅で頂いたパンフレットに掲載されていた
ギンリョウソウを発見しました
別名:ユウレイタケ
真っ白で美しい、小さな妖精のようです。
この冷たい白さが「ユウレイタケ」という名前に
したのでしょうか。
気にして探してみると結構ありました。
しばらく歩くと輝樹さんが
「なんか変な看板ない?」と指差します。
写真中央の白っぽい部分
こうして赤マルつけた時に思いましたが
何気ない写真にも赤マル付いてると
なんか心霊写真に見えませんか?
特に何も写ってないのでご安心を。(知らんけど)
写真は双眼鏡代わりにズームして撮ったので
実際はもっと離れています。
何か小屋的なものがあるのかなと思い、
道のない茂った所でしたが近くに行ってみます。
結局、ただの溶岩で出来た小さな穴でした。
その後好奇心旺盛な私たちは遊歩道に戻る事なく、
暫くは道なき道を歩き探検をします。
樹海は迷うと一生出られないと言いますが
遊歩道には割とあっさり着くことができました。
溶岩の道は岩が動くのでとても危険です。
とにかく道が悪いのでおすすめはしません。
樹海は木にとって不安定な場所なのでしょう。
溶岩で十分に根が張れず
倒れている木が何本もありました。
その後コウモリ穴や富岳風穴、鳴沢氷穴を素通りし
バス到着まで時間があったので
最後は樹海で瞑想することにしました。
なんか神々しいですね
ここらで疲れのピークが来て寝ていると、
「こっちに来て」と輝樹さんが私を呼び
背中に手を当てて靈氣で手当てをしてくれました。
その後にぎゅっと後ろから抱きしめてくれました。
靈氣でこんなのあったかな?
輝樹さん式なのかな、分からないけど
凄く温かくて優しい気持ちになれました。
これは正式な靈氣が効いたのか
輝樹さんの抱擁か、はたまたどちらもか
不思議と疲れがスッとなくなっていました。
これステマとかそんなんじゃないです、マジです。
ちょっと仮眠レベルで疲れが取れたのではなく
一晩寝たレベルで回復したので
もうちょい真面目に輝樹さんに
靈氣教わろうかなと思いました。
その後は魔王天神社に行きました。
輝樹さんの良い所でも危なっかしい所でもある
「チャンスや時間は最大限に使う」所が
ここでも出ました。
最終バスは16:49。
魔王天神社に向かっている時点で時刻は16:30。
バス停の位置もまだ分かってない。
この状況、私なら最終バスを優先し神社は諦めます。
「最終なんだよね?乗れなかったらどうする?」
「そしたら終わりよ」
ギャハハ、で二人の会話は終わり。
思い返すとなにがギャハハやねん。凍えるぞ。
急足で神社に到着し、動画撮影が始まりました。
本殿の横に道があり、時間がないと言うのに
ズンズンと奥の方に向かって行く姿を見て、
こいつイカれてんのかと思いました。
参拝し、今度こそ急足でバス停へ。
この時点で残り10分。
「ちなつはゆっくり歩いてて!」と
バス停を走って探しに行きます。
輝樹さんは普段の行いが良く
「徳を積んで」いるので即見つかりました。
……ちょっと長いので次は後編へ。
・・・
4.青木ヶ原樹海 後編
16:49の最終バスに間に合った私たち。
しかしバスは一向に来ません。
心配になり電話をかけたら
大幅に遅れているとのこと。
バス停前の道路を見ると結構な渋滞。
仕方なく待つ事に。
バス待ち時間も退屈させない景色です
私たちが横断しようとしてると思っているのか
ながら運転で前を見ていないのかは知らないけど
タラタラ走ってる車が多くてキレていました。
1時間ほど遅れでようやくバスが到着。
寒いし足は疲れたしお腹は空いたしで
バスの中では爆睡。
河口湖駅に到着し、コンビニへ行って
パンを2つ買いました。
(無添加じゃないので私の分だけ)
クロワッサンの中にずっしり重ためな生クリームが
たっぷり入ったパンとソーセージパン。
「ひとくち」といいつつ2口も3口にもなる
大きな口で少し食べさせますが
今回のクリームのパンは特に嫌いなタイプらしく
「うえ〜」と言っていました。
たまーに食べると美味しいんですよね〜。
冷や汗をかきました。
バス待ち1時間の間に輝樹さんが
高速バスを予約してくれたんですけど、
河口湖駅に到着し、窓口にて確認のため行ったら
その時点ではもう最終便すらありませんでした。
あそこで予約してなかったら
帰れないところだったのです。
これも徳を積んでいるからでしょうか。
輝樹さんありがとう。
帰りのバスでは、
輝樹さんのスマホの充電が無くなりそうなため
私のスマホを使いNetflixで「リング」を見ました。
途中で輝樹さんが寝始めたので
そこからは私もつられて一緒に寝ました。
今回の小旅行、行き先は樹海。
ディヒューザーの「森の香り」では表現できない
魅惑的な香り漂う、
神秘的でちょっと不気味なところでした。
非日常的な空間で心が浄化されます。
機会があればまた行きたいです。
・・・
5.五月病
ーーー先月から徐々に私の精神を蝕んでくる五月病
ゴールデンウィーク明けには最高潮にーーー
なんだか全てがめんどくさい。
ご飯も炊いてない。洋服も畳んで無い。
買い物行かなきゃ。食器洗わなきゃ。
来世ではイソギンチャクになりたいなあ。
人間はやる事が多過ぎる。ずっと眠っていたい。
気分が落ち込んでいたり機嫌が悪いと
輝樹さんは敏感にそれを察知してくれます。
(気を遣わせて本当に本当に申し訳ない)
基本的に仕事の話は家まで持って帰りたく無い。
そう思っていましたが、勇気を出して
「特に今嫌な事」を輝樹さんに話してみました。
「うんうん」と頷き時々質問しながら
ていねいにお話を聞いてくれます。
仕事前に
5-10分ほど抱きしめてもらう時間を設けました。
何にも言わず、時々頭を撫でてくれたり、
背中をトントンしてくれたりと、
赤ちゃんに戻った気分です。
輝樹さんは体温が高く、
じんわりと心まで温かくしてくれました。
輝樹さんは考え過ぎてしまうところがあり、
私の手伝いをするにあたり、
「これはやっていいのか、だめなのか」が
あんまりよく分からないみたいで、
基本的には「やろうか?」と聞いてからだったり
やった方がいいんじゃないかと思っても
私のペースがあってありがた迷惑なんじゃないかと
何も出来なかったりする様です。
ですがそれ以降、少しずつですが、自分で考え、
自分で行動してくれる様になりました。
帰ったらご飯が炊いてある。
それだけでめちゃくちゃ助かるのに
ご飯まで用意してある。
洗濯物も畳んである。
名付けて「感動野菜炒め」
輝樹さんは自分のやろうとしてた事を後回しにし、
私の手伝いをしてくれようとします。
それを知ると本当申し訳なく思います。
五月病は自分の甘さからきていると考えてるので
気合いで早く良くなって
また元気に朝からご飯が作れる様になりたいです。
・・・
6.寝相
輝樹さんが私の寝相が悪い、と
Twitterにこんな写真をアップしました。
夜中トイレで起きた時この寝相だったそうです。
引っ越す前は二人でシングルサイズの
ベッドで寝ていましたが
あの頃の輝樹さん、全然疲れ取れなかっただろうな
ごめんよ〜…
とはいえ、私にも言わせて欲しい事がある。
私も被害者である事を。
まずこの写真を見て欲しい。
ベッドの上の枕は二つ。
この写真の輝樹さんは枕の間で寝ている。
この時点でベッドの中心で寝ている事がわかる。
しかし、この写真では伝わらないが
我が家の枕は輝樹さん側の枕が1.5倍ほど長いのだ。
したがって、わかりやすくイラストにすると
このように寝ている事になる。
目が冴えてしまってなかなか眠れないとき
輝樹さんの寝ている姿を観察しているが
手をにぎにぎしてきたり
片腕を私の肩に回し軽く抱きしめたり
寂しがりや?肌に触れていたいのだろうか。
ベッドから起き上がると(もちろん起こさない様に)
すぐ起きてしまい「どこいくの!?」と
聞いてきたり、甘えんぼさんだ。
何が言いたいかというと…
可愛すぎる、以上。
…というのを輝樹さんに見せたら
「それは誤解だ!」と。
私自身が端っこギリギリで寝る癖がある様で
「離れて寝るなら一緒のベッドで寝る意味が無いから」と寄り添ってるだけだそうな。
確かに、小さい頃から狭いところで寝ていたので
ベッドが大きくても癖が抜けないのかもしれない。
てわけで輝樹さんは寝相悪く無いみたいです!
・・・
7.恩返し活動
我が家にはレンジがありません。
輝樹さんがレンジを使いたがらないのです。
以前は電子レンジを多用していたので
最初は非常に大変でした。
冷凍ご飯も気軽に解凍出来ない。
時短調理も出来ない。
ピザ生地を見守る輝樹さん
引越しと同時に電子レンジを手放し
家で全く使用しなくなって結構な時間が経ちます。
レンジは確かに便利ですが、
なにより輝樹さんが美味しい、
と喜んで食べてくれる姿を見られればそれでいい。
レンジ無くしてよかったーと思います。
時短できないけど時間をかけて作ったぶん、
なんとなーく美味しく感じるしね。
人間である以上、
全て平等というのは無理な話です。
私の苦手なところは輝樹さんに
補ってもらう代わりに、
私も輝樹さんの嫌な事はなるべく
避ける様にしています。
「してもらう」の恩返しは
どこかでしないと、そう考えています。
あ、「恩返し」なんて言っても
大した事してないんですけど。
全て、「やってよかった」で返ってきてるので。
無添加の料理も私の肌を綺麗にしてくれたし、
帰宅後の即風呂も部屋の清潔を保ってくれるし、
苦労だとかそんなの一切ありません。
僕に合わせてくれてありがとう、だなんて言うけど
こっちも合わせてもらってる所はあるし。
恩返しのキャッチボールみたいなもんですね。
輝樹さんが普段から恩返し恩返し言うんで
私にもうつっちゃいました。
世のため人のため恩返しをしようと心掛けると
「恩返しチャンス」は至る所にあり、
それが偽善でも何でも、
「いい事をした」と思うのって気持ちいいですね。
メンタルヘルス的な意味で「恩返し活動」
これオススメします。
・・・
-あとがき-
あとがきコーナーを設けました。
輝樹さんで言う「補足」的な。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
改めて読み返すと私の文章って
なんだか小学生の作文みたいですね笑笑
まぁ分かりやすくてシンプルって事で。
ここで宣伝なんですが
私もYouTube始めようかなと思いまして
現在第1作品目を編集中です。
内容は輝樹さんの1日的な感じのものを
出そうかなと思っています。
1日の1コマ1コマが面白いんですよ、本当に。
それが伝えられたらなぁ、と思います。
作り終わったらTwitterにも載せるので
宜しければ見てくださいね。
ではまた後半で。
ちなつ
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