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お得に萩に行こう

山口県萩市、山口県北部日本海側に面する旧毛利藩が関ヶ原の戦いで敗れ、移転後に築いた城下町。
多くの人材を輩出した藩校明倫館や吉田松陰が開いた松下村塾、萩焼などが有名。
そんな歴史情緒溢れる萩市だが交通の便が良いとは言えず、行きたいと思ってもなかなか遠い場所。
その萩市に今回非常にお得に行ける周遊きっぷが発売されている。
その名も山口セントラルパス3500円税込。
指定エリア指定交通機関2日間の乗り放題切符である。


こちらのtabiwaアプリをインストールして必要事項を登録し、山口県項目のチケット購入から入手できる。
使用方法は開始日初日に使用するを選択してリアルタイム表示される画面を駅員やバスの運転手に提示する。

では実際どのようなルート、手段を使って萩市観光をしたか紹介したい。
今回広島駅からスタートしてみよう。
まず山口セントラルパス適用のJR東端駅は岩国駅となるため、当然広島駅から岩国駅間は対象外となる。
ちなみに広島−岩国間の乗車賃は770円、往復1540円となる。
岩国駅から萩市までフリー区間となるが岩国駅で乗り換えとなるため乗車区間の切符をどこで渡すのかという疑問は残る。
岩国駅で乗り換えた後JRで新山口駅を目指すこととなる。
この駅からスーパーはぎ号という萩市直行バスが出ている。



こちらのバスは新山口駅北口右手側にバスターミナルがあるのでそこから乗れる。
ただ便数が少なくJRの遅延や休日は定員オーバーの可能性もあるそう。
その場合は防長バスや中国JRバスの東萩駅行き路線バスも活用できる。
新山口駅でスーパー萩号バスに乗り萩を目指す場合のJRの平日乗り換え例はこちら。

萩行きのバスに乗れたら明倫センター前で降りるのがオススメ。
丁度昼食を取りたくなるのだが、まず東萩駅周辺は本当に何もない。
明倫センター前で降りると近くに萩観光案内所、セブンイレブン、明倫館内にレストラン(ただし休業の可能性あり)、そしてすぐ近くの萩図書館内に軽食コーナーがある。
これらの中から選ぶのが良いのでは無いだろうか。


さて明倫館だが、こちらは旧毛利藩、後の長州藩が作った由緒正しき旧藩校となっている。
4棟構成で見学は2棟がメインとなっているが、何と1棟は無料で見学できるという大盤振る舞い。
有料の2棟目もわずか300円である。
中は広く、様々な展示物が充実しているので人によっては何時間も滞在したくなるだろう。


明倫館を堪能した後は西方面の高杉晋作の生家などを巡りながら萩城下町エリアを散策して菊が浜や萩城跡などを見学するのが良いので無いだろうか。

https://www.city.hagi.lg.jp/uploaded/attachment/21310.pdf


実は周遊パス適用となる、まぁるバスという循環バスがあるので時間や目的地が合えば利用するのもいいかもしれない。


ちなみに松下村塾や松陰神社は東萩駅の南東で逆方向のため1日で両方散策するのは時間的に厳しいかもしれない。

山口県は萩市以外にも西隣の長門市にある金子みすゞ記念館や青海島の絶景なども見所。
山口駅周辺では湯田温泉や瑠璃光寺、岩国の錦帯橋などが有名。
この機会に山口県を満喫してみてはいかがですか?


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