
新米教員。NOTE始めます。
自己紹介
こんにちは。
皆様、はじめまして。
2022年度より、実践学園男子バドミントン部の監督となり、指導させて頂いております。
新妻哲太(ニイヅマ テッタ)です。
また、今年度より東京都バドミントン協会高体連の強化部長を務めさせていただいております。
このNOTEを通して、「活動報告」「バドミントンの魅力や感想」、「指導方法」「バドミントンの考え方」など様々なことを発信していきたいと考えております。
現在、大学卒業をして3年目。実践学園男子バドミントン部の監督にもなり3年目です。
結論から言いますと、教育者としても指導者としても失敗をする毎日です。子供を教育する立場でありながら、1番学ばなくてはいけないと常日頃から感じております。
ただ、毎日が刺激的で充実していて自分は幸せ者だと感じております。
このNOTEは私が「教育者」や「指導者」として生で感じたことを発信していき、自分も共に学ぶ場にしていきたいと考えています。
加えて、同じように教育や指導者として頑張っている人たちにもこんな考え方があるのだと共有していけたら嬉しく思います。
Noteに転載するにあたっての抱負
教育の幅を超えない。
さて、それでは今回の初投稿では現在どのような想いを持って指導や教育に取り組んでいるかを書かせて頂きます。
1つ目は、指導者として「教育」の幅を超えてはいけないと考えております。
例えば、「どんな手を使っても勝てばいい。」いわゆる勝利者主義の考え方は教育として正しいのか。と考えております。
私自身中学生ぐらいまでは、勝利者主義で考えている時期もありましたが、高校生になり色々な人に応援されるようになってから、「勝ち方もカッコ良くありたい。」と感じるようになりました。
試合をして勝っても負けても賞賛される選手になることが自分の新しいスポーツマンとしての新しい出会いでした。
この賞賛されることを意識してから、自分の生活が急速に変化していき、人として成長できるきっかけになりました。
綺麗事のように聞こえると思いますが、綺麗事でいいんです。自分がかっこいいと感じたものを未来の選手たちに共有していきたいと素直に感じております。
例えば、「気持ちのいい挨拶」「コートに入る前に礼をすること」「コートサイドの荷物を綺麗にする」など自己満かもしれませんが、誰かに応援されている(誰かにみられている)ということは、選手としてだけでなく人としても尊敬されたいに変わっていきました。
あの人に負けたのであればしょうがない。そんな風に思ってもらいたいし、勝った人には次の試合も応援されたいと思えるようになったことが人として成長するきっかけになったのだと今は思います。
対戦校の選手たちには、実践生に負けたのであれば仕方ない。負けたけど最後まで見届けてから帰ろう。そんなふうに思ってもらえるような選手に育って欲しいなと考えております。
勝利者主義というわけではなく、勝利を目指して努力した経験を大切にしてほしい。目標に対して限界までチャンレンジをしたことに学びは多いと思います。勝って天狗になるのではなく、勝てた理由を理解し、勝つまでの過程に関わってくれた人へ感謝をし、さらに上を目指す。
最高にかっこいい選手ではないでしょうか?
この考え方は指導者になった今、1番大切にしています。
「バドミントンで感動を届けよう。」
これは現在男子バドミントン部のスローガンにしております。
勝っても負けても賞賛される選手になってほしいという願いを込めています。他にもサポートしてくださる保護者や学校、チームメイトなどにお金では買えないかけがえのない時間で還元したい。そのような意味も込めています。
バドミントンを通して、ただバドミントンが強くなるだけでなく、将来たくさんの人に信頼され、愛される人になってほしいと思い毎日指導をして行こうと思います。
バドミントンの楽しさを原点に
2つ目は、バドミントンは楽しいということを伝えたいと思っています。
勝利を求めていく途中で、バドミントンの楽しさを忘れていってしまう人が多いのではないのでしょうか?
確かに勝つためには、血の滲むような努力も必要で心身共に辛い思いをすることもあると思います。他にも厳しい言葉を指導者や周りから言われ精神的に辛い思いもしていくと思います。
しかし、その中でバドミントンが嫌いになり、怒られないための作業になってしまうと人生において何を学んでいるのかわからなくなってしまいます。
そこで、たくさんの「楽しい」をバドミントンを通して学んでほしいと思います。私の場合は戦術面での指導を多く取り入れることでバドミントンの奥深さを学んでもらえるように意識しております。他にも豊富な練習メニューを取り入れてマンネリ化を防止しております。
「バドミントンで競争することの楽しさ」
「バドミントンをすることの楽しさ」
「目標を達成することの楽しさ」
「バドミントンを知ることの楽しさ」
「バドミントンを強くなるために周りと努力することの楽しさ」
などたくさんの「楽しい」を経験してほしいと常日頃から考えております。
理想を言うなら、実践学園からバドミントンの指導者を輩出しバドミントンをどんどん普及していってほしいと考えております。指導者になるための知識を与えていけるように私自身に満足せず学び続け、私自身色々なことにチャレンジすることに楽しんでいき選手と一緒に成長していきたいと考えています。
選手としての成長=チームでえらくなることではない。
3つ目、子供たちにはバドミントンだけが強い選手になってほしくないと考えています。
勝利者主義の考え方と似ていますね。
生活面、学校生活が当たり前にできての部活動。どこの先生方も口を酸っぱく伝える言葉だと思うので逆に浅く感じてしまうかもしれません。
しかし、練習を頑張ることよりも人としてしっかりすることの方が大切だと思います。理由は人としてしっかりすることでバドミントンへの向き合い方や練習での集中力、コーチングに対しての理解力など様々な場面で必要の要素となるからです。
・相手に敬意を持つこと。
・尊敬している人には心で向き合うこと。
・反抗ではなく意見として伝えること。
ちょっとした気使いが態度や生活に現れ、習慣化されていく。そしてその人の人格を作る。
たくさんの人に愛され、応援され、尊敬される選手になってほしいです。
まとめ
さて、今回はここまでとさせていただきます。
長くなりましたが読んでいただいありがとうございました。
定期的に更新できるかはわかりませんが発信していけるよう努力していきます。
将来、実践学園もたくさんの世代に憧れる強豪校にできるよう教育を大事にみんなで成長していきます。
皆様、応援よろしくお願いいたします。