海外アイドルを見て憂う
日本のアイドル業界はAKBグループやハロプロなど含めトップランナーから地下アイドルまで群雄割拠の戦国時代。
弱小国は大国に勝ち目がなく、旗揚げしても早々に敗れ、引き揚げてしまうというようなことを繰り返している。
俺もジャングルでゲリラ戦を続けながら、なんとか生き長らえているという状況で、まだまだ本当の戦いに参加すらできていない。
メジャーアイドルだ、地下アイドルだと国内で小競り合いを続けている業界だが、徐々に海外の足音に耳を傾けないといけないのではと思っている。
というのも、最近、海外のアイドルグループの手伝いをするようになってから、いろんなカルチャーショックを受けたからだ。
まず、多くの地下アイドルが白目むくと思うけど・・・
ほぼ、全員が根本的に歌とダンスが上手い!!(笑)
そんなの、当たり前だろ!って思うかもしれないけど、歌が上手くないアイドルの多さには驚愕する。
根拠のない自信は非常に大切だし、大事なことだと思うけど、冷静な客観性も、とても大事だと思う。
今、自分に足りないものは、なんなのか・・・
アイドルとしてなんで売れないのか・・・
歌なのかダンスなのか容姿なのか・・・
一つずつ自問自答することで答えは見えてくる
個人的な感想だけど、ライブ会場とかで見ると、あんまり目が良くないので、ある程度スタイル良くて、髪型と衣装がちゃんとしてて、歌と踊りがうまかったら誰でもカワイく見えてしまう(笑)
全て努力で手に入れられるもの
スタイルは、日々のトレーニングやカロリーコントロールなどでモデル体型とまで行かないまでも、アイドルとして恥ずかしくない水準は保てると思うし、歌やダンスは、努力次第でいくらでも上手くなるし、衣装も工夫次第でなんとでもなる。金かければいいってわけじゃないし、流行の研究や分析もやっていけば、よくなっていくと思う。
まだ諦めたり、泣き言いったりするレベルじゃないよ。
できる努力があるなら、頑張ってみよう!
足りないものに気がついて、凹んだり落ち込む人がいるけど、どんだけ図々しいんだって思う。
アイドルとして商品価値が足りないんだから、努力によって付け足せるものを付け足せばいいだけなのに、「私なんでどうせ・・・」とか「でも、だって・・・」となる。
ありのままの自分を愛してくれるのは母親だけ
↑
この言葉を常に頭に置いておいて欲しい。
不平不満を言う前に、まずは自分の努力をしてみる。
ファンが好き勝手なこと言ったり、ライバルが悪口言ったりとか、そんなの当たり前!!
いい歳こいて人見知りだから・・・
とか言う奴もアホすぎる。
ただのコミュニケーション能力っていう能力が足りないだけ、それも努力で克服できる。
知らない人と話すのが苦痛っていうのは俺もだし、よく分かる。
でも、それを押し通そうとしたら、ただのワガママ。自分勝手な自己中野郎ってこと。
要するに、精神的にガキってことだね。
努力して成長して欲しい。
俺が文句ばっかり言ってるようになってるけど、そうではなく、せっかくの伸びしろが時間経過でなくなってしまうのが嫌なのと、海外アイドルに負けてくないという気持ちが強い
次は海外アイドルのことをいうと
先述したとおり、さりげなく歌も踊りも上手い。
好きなアーティストは?って聞くと「レディーガガ!」とか言って急に歌って踊り出す。
しかも、かなりのハイクオリティー!!
さらに、ものすごく丁寧で謙虚
食事の後、自分で洗い物を片付けたりして、スタッフの分まで洗ったりしてる子もいた。誰にやれと言われてたわけでもなく、当たり前のように・・・
海外から来てる16歳から20歳くらいの子達と一緒にいたけど、日本の女の子たちが同じように動けるか不安になった。
やれ、念仏のように男女平等だとか、男尊女卑だとか言われるようになった昨今。
日本の女性らしさが、どんどん薄れていってるように思う。
かつて大和撫子と呼ばれるような人たちがいたように、世界中の人たちが、憧れるような日本の女性になって欲しい。
言葉使いや立ち振る舞いから、「あ〜日本の女性って素敵だ!!」って醸し出してもらいたい。
ダラダラと書いてみたけど、海外アイドルが日本にどんどん輸入されるようになった頃、今の感じのアイドルじゃ勝てない気がして、本当に焦った。
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