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[2025年1月20日月曜日]責任を背負う男、クリス・チェンバーズ
責任ある行動。
それは権威ある人が語った事や。
ドラマにアニメ、物語で表現される。
失った損失を賠償したり補填する。
そういう事じゃない、全然違う。
肯定
責任ある行動とは何か?
僕はこう答える。
それは権威ある人が語った事や。
ドラマにアニメ、物語で表現される。
失った損失を賠償したり補填する。
そういう事じゃない、全然違う。
それ以上の事だ。
誰もがいい想い出を望む。
ある者は金、集団を欲しがる。
あるいは異性、筋肉、権威。
だが責任を果たす人は違う。
なぜか?
責任を果たす人は――。
隣にいる、一緒にいる事で。
全てを満たすから『アーチボルド文法』。
そうクリス・チェンバーズの如く。
テツガクちゃん
責任を背負う男。
クリス・チェンバーズさん。
ゴードン・ラチャンスさんを。
偉大な作家にするために。
ナイフで喉を刺されてから。
あの夏へ戻って来た。
再び、死体探しの旅に出かけるために。
肯定
彼は損失の賠償に補填はしていない。
ただ、一緒に歩いた。
あの夏の線路の上、森の中、沼でヒルに血を吸われた。
一緒に楽しんだ、その記憶の隣に彼はいた。
きっと、その時のゴードンさんには。
それが自分を作家にする想い出になるなんて――。
半分は気づいていても、半分は不確かだった。
だけど、ちゃんと知らせが届いた。
喧嘩の仲裁が上手い彼らしい最期が届いた。
最後の最期まで変わらなかった名前が届いた。
クリス・チェンバーズ。
テツガクちゃん
その名前が。
忘れかけていた想い出。
その死体探しへ再び連れて行った。
昔は確かに感じて。
今では見えない記憶へ。
1人で探すけど独りではない。
ちゃんと隣にいる。
今は見えなくても。
そう伝える、ITこそ――。
肯定
責任を背負い果たす。
責任ある行い。
不思議な話。
僕には全く縁がない。
関係のないはずのハリウッドが。
もの凄く近くに感じて。
それを観ている時は。
独りではない気がする――。
でも、よく考えたら当然だ。
人は自分に関係のない事は信じない。
だから、そんなものを見ないし、見れない。
今の僕には――。
遠い遥か彼方からITを伝える。
世界三大ウサギの一羽、竹取の国の愚かなFRウサギ。
我が愛しのワガママ・クイーン様が。
クリス・チェンバーズ。
今に見える世界よりも。
今は見えない昔って未来にある故郷――。
そういう夢からITを伝える、この親友こそ。
責任を背負うキモサべ。
何かを賠償したり補填はしない。
それは欺瞞に過ぎないから。
何も変わったように思えないけど。
何も埋めていないけど。
ただ、隣にいるだけで。
一緒に楽しんでくれるだけで。
全てが満たされる。
その時だけは今を忘れられる。
スプーンなんてないって思い出せる。
ただのピエロだと伝えてくれる。
誰もがそういうクリス・チェンバーズ。
欺瞞で埋めるのではなくて。
隣で一緒に楽しむ、それが全てを満たしていく。
簡単だからこそ難しい。
だから、欺瞞にすり替えようとする。
頼んでもいない解決策を押し付けて。
独り得意気に満足する老子に成り下がる。
そんなオナニストより。
一緒に脱獄するロマンチストこそ君子。
さあ、橋を爆破しよう。
銀河へ青き銀の悪霊を返すために。
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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