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GⅠ 菊花賞 2024 【PART①】

どうも~ みなさん、こんにちは!

てっちん@競馬予想屋です。

 今週は、10月20日に京都競馬場で行われる、GⅠ『菊花賞』京都 芝3000mについてお話ししていきたいと思います。
 秋のGⅠシーズンが始まり、ますます盛り上がっています。その第3戦である、牡馬クラシック路線における最終関門『菊花賞』です。
出走する予定の馬の中にはダービー馬が参戦するのでとても楽しみです。

 ということで、今回は、菊花賞について、京都 芝3000mのコースの特徴、過去3年のレース紹介の3項目で、菊花賞について理解していただけたらなと思います。

では 参る!

♦菊花賞とは?

 1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」として本競走は創設され、1948年より現在の名称の「菊花賞」となりました。しかし、京都競馬場のスタンド改修工事の影響により阪神競馬場で行われた1979年、2021年、2022年を除き、京都競馬場の距離3000メートルでの開催は第1回から変わることなく、今日まで延々と受け継がれてきた。この京都競馬場の芝・外回りコース3000mを舞台に、スピードとスタミナを兼ね備え、2度の坂越えと長距離における長丁場を克服して先頭で駆け抜けた馬に菊花賞馬の栄誉が与えられるというレースである。その上、牡馬クラシックのレースには格言があり「皐月賞は“最も速い馬”が、ダービーは“最も幸運に恵まれた馬”が、菊花賞は“最も強い馬”が勝つ」と言われています。
 また、菊花賞と言えば三冠馬が誕生する瞬間を見ることが出来るレースですよね。以下の牡馬がこの菊花賞を勝利して三冠馬として誕生しました。

1941年:セントライト
1964年:シンザン
1983年:ミスターシービー (天衣無縫)
1984年:シンボリルドルフ (皇帝。無敗の三冠馬)
1994年:ナリタブライアン (シャドーロールの怪物)
2005年:ディープインパクト (英雄。無敗の三冠馬) 
2011年:オルフェーヴル (金色の暴君。凱旋門賞2年連続2着)
2020年:コントレイル (親子で無敗の三冠馬)

 次に菊花賞を出走するにはこのような流れとなる。

4月:皐月賞(GⅠ)
   ↓
5月:日本ダービー(GⅠ) (近年はここからの直行組もいる)
   ↓   
9月:セントライト記念(GⅡ)・神戸新聞杯(GⅡ)
    ※上記のレースの3着以内には菊花賞の優先出走権を獲得。
   ↓
10月:菊花賞(GⅠ)

というローテーションが基本となります。
ただ、別路線から参戦してくる馬もいるのでそこが面白いところです。

 このように菊花賞は牡馬クラシック路線で重要な一戦であるということが分かります。

次は京都 芝3000mの特徴です。

♦京都 芝3000mの特徴

京都 芝3000m(外回り)のコースレイアウト

 3コーナー手前からスタート。外回りコースを1周半するレイアウトとなっている。上り坂部分からのスタートで3コーナーまでの距離は200メートルほど(Aコース使用)と短い。外を回りたくない思惑からポジション争いが発生しやすく、ここが面白いところになります。1周目の3コーナーからスタンド前にかけては、下り坂や観客の歓声で折り合いを欠かないように気を付けたいところ。1コーナーから2コーナーにかけてさらにペースが緩むが、向正面では早めにポジションを上げたい馬が動き始めることもある。3コーナー付近の上り下りを経て、最大の勝負どころは2周目の4コーナーでの攻防。距離ロスを嫌って内を突くと前が詰まるリスクもある。スムーズに4コーナーを回って直線勝負に備えなければならないコースとなっています。


次は、過去3年のレース紹介です。

♦過去3年のレース紹介

 ※2021年・2022年は阪神競馬場で開催。

・2021年 タイトルホルダー (横山武史騎手)

 スタートから逃げたタイトルホルダーがゴールまで逃げ切っての勝利。阪神の3000mはタフなのでここを逃げ切ったからこそ強い馬だったなと感じました。菊花賞を逃げ切って勝利したのは1998年のセイウンスカイ以来の勝利となり、鞍上が横山典弘騎手だったのとタイトルホルダーの鞍上が横山武史騎手というところで、親子での逃げ切り勝利はとてもドラマチックだったし、父ドゥラメンテが果たせなかった菊花賞のタイトルを手にしたというところがとても感動しました。

2021年 菊花賞 着順

・2022年 アスクビクターモア (田辺裕信騎手)

 ダービー3着だったアスクビクターモアが勝利。この年の菊花賞はイクイノックスやドウデュース、ダノンベルーガというハイレベルなメンバーが不在の中でレースが始まり、2番手単走で追走してハイペースに逃げていたセイウンハーデスを4コーナーで抜いて突き抜けたが、最後の直線でボルドグフーシュとジャスティンパレスが猛追してきたにもかかわらずそれをハナ差で押し切ってレコード勝利をした。クラシックで善戦していたアスクビクターモアが菊のタイトルを獲得した。

2022年 菊花賞 着順

・2023年 ドゥレッツァ (C・ルメール騎手)

 スタートから一気に先頭に立ち、向正面に入っても先頭もままだったが、3コーナー手前の上り坂で一気に周りの馬がスパートを仕掛け始めていく中でドゥレッツァは足を溜めてポジションを少し下げ、最後の直線勝負で一気に突き抜けて皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラの猛追を凌いでそのまま勝利をした。また、クラシック未出走だったことで上がり馬が勝利するところも菊花賞の醍醐味なんですよね~。上がり馬にもチャンスはあるということですね。

2023年 菊花賞 着順


以上、過去3年のレース紹介でした。


♦おわりに

 菊花賞について理解できましたでしょうか。次回は、日本ダービー・菊花賞トライアルレース2重賞の振り返りと私の注目馬の紹介を記事として公開したいと思います。 
お楽しみに~😘

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