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GⅠ 菊花賞 2024 【PART②】

はい~ みなさん こんにちは!

てっちん@競馬予想屋です。

前回に引き続き、GⅠ菊花賞についてお話ししていきたいと思います。

前回は、菊花賞についてのことやコースの特徴、過去レースの紹介について記事にしました。今回は、日本ダービー・菊花賞トライアル戦2重賞の振り返りと私の注目馬について記事にしていきたいと思います。

では、参る!

♦これまでの振り返り(日本ダービー・セントライト記念・神戸新聞杯)

・日本ダービー (東京 芝2400m)

 1000mの通過タイムが62.2秒という超スローペースの中で、前半ラップと後半のラップに2.5秒の差があり後傾ラップとなったために最後の直線で先行4番手で追走していたダノンデサイルが直線で内に入ってそのまま内に沿って走ってゴールした。直線での瞬発力勝負になるかと思ったが、先行していたダノンデサイルとジャスティンミラノがワンツーと決まったところでTB的にも内前有利の傾向だったのかなと考えられる。このレースを見るとまるで2019年のロジャーバローズの時と同じ展開と感じてしまうぐらいの前決着だった。

・セントライト記念 (中山 芝2200m)

 スタートからエコロヴァルツが先頭に立ったが、1コーナーを通過してからヤマニンアドホックが先頭となった。1番人気だったアーバンシックは好位のポジションへと内でしっかりと脚を溜めていた。中山外回りの下りで一気にコスモキュランダが捲って、直線半ば残り200mで先頭に立ったが内で巧く立ち回ったアーバンシックが迫りコスモキュランダを捉え突き抜けての勝利をした。上位に入った馬たちは前走が日本ダービーでの惨敗組だったのでクラシック組と上がり馬組のレベルの差を感じたレースだった。

・神戸新聞杯 (中京 芝2200m)

 スタートからの長い直線でメイショウタバルが外からハナを切り出し、道中もそのまま先頭でペースを握っていた。1000mの通過タイムが62秒ぐらいで進み、メイショウタバルがリードを広げたまま4コーナーへと回っていき、直線では広げたリードが徐々に縮まってジューンテイクが追ってきたが逃げ切って勝利をした。中京特有の前残りTBの影響なのか、2着には前で先行していたジューンテイクが、3着は追い込んできたショウナンラプンタという比較的前残りの決着となった。これもセントライト記念と同様に上位に入った馬は前走が日本ダービーの惨敗組だった。


以上、日本ダービー・菊花賞トライアル2重賞の振り返りでした。
次は、菊花賞での私の注目馬について話していきます。

♦私の注目馬

・アーバンシック (C・ルメール騎手)
 前走のセントライト記念では、折り合いを重視して内で脚を溜めてコーナーを巧く立ち回っての勝利をした。今までは後方からの追い込みで突っ込んで来ていた馬がやや中団寄りの好位というポジションからの勝負ができたことはルメール騎手の手腕が大きいのかなと思う。過去10年で菊花賞を3勝をしている騎手なのでここでも期待が持てるんじゃないかなと感じている。距離に関しては前走で折り合いもいい感じだったので持つと思うけどポジションがうまく取れるかがカギになりそう。ただ、道悪がどうかは気になるけどね…

・コスモキュランダ (M・デムーロ騎手)
 弥生賞と皐月賞、前走のセントライト記念と好走している馬。これらの好走実績から中山巧者であることはみんなも知ってると思う。この馬の最大の武器は"捲り”ができること。2022年のボルドグフーシュや2018年のエタリオウなどと3コーナーから4コーナーで一気にポジションを上げて好走できているので、このレースで活かせることができるかなと思っている。ただ、懸念点は父がアルアインというところが気になる。アルアインは小回り特化型で実績も皐月賞や大阪杯と2000mの小回りコースしか実績がないため、長距離には不安があるが、捲りという武器をうまく活かせればワンチャン好走するだろう。

・ヘデントール (戸崎圭太騎手)
 デビューから常に上がりが使えている馬。新潟2200mで勝利しており昨年のドゥレッツァと同じローテーションでこのレースに参戦してきているので、上がり馬としてはそこそこ期待できる馬なんじゃないかなと思っている。唯一惨敗している青葉賞は鞍上のオシェア騎手がやらかし感たっぷりの騎乗だったので度外視でいいかなと思う。ただ、懸念点もあって、ルメール騎手から戸崎騎手の乗り替わりがどうかなと思っているけど巧く乗ってくれたらでいいので抑えたいなと思う1頭。

・アドマイヤテラ (武豊騎手)
 3走前の京都新聞杯で内前有利のTBだったにもかかわらず外を回して一気に突っ込んできての4着は大健闘だと思う。非根幹距離でも実績が出ているし、鞍上も菊花賞5勝の武豊騎手なのでここは頼もしい鞍上に期待をしちゃうよね。前走のメンバーレベルは低いんじゃないのかというところは気になるところだけど、長距離戦であるこの菊花賞はみんな未経験の距離を走るので騎手の折り合いなどが勝負のカギとなるからこそ、上がり馬にもワンチャンあるんじゃないのかなと思っている。この馬も、うまく立ち回っていければいいなと思う。

以上、私の注目馬でした。

♦おわりに

 次回は、菊花賞の最終結論です。土曜日の夜に公開します!!!

 お楽しみに!!!!!😉

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