世界経済 灰色のサイが沢山
世界経済のクラッシュが近づいているような気がします。長く見ても2年以内かな?(未来は判りませんけど)
インフレの高止まり、前回のFRBの大幅利上げなのに市場はもう来年の利下げを織り込んできているの?9月はハト派に転換?こんな事ありえないよね。
英国でも40年ぶりの高インフレだ。そんな簡単にインフレが収まる事は無いよ。一時的に数週間から数か月インフレが収まったように見えたらそこから本番のインフレが始まる。
私は9月にFRBはまた0.75%利上げすると思っている。中国の不動産バブル崩壊も始まっている。この不動産バブル崩壊で中国政府は公的資金を金融機関に注入する事に発展する事でしょう。
すべての地方政府や地方銀行に公的資金を注入させることは出来ないと思うから一部地方政府のデフォルトと地方銀行破綻もあり得る。最近、数社の不動産会社の国内社債に利息や償還金をデフォルトさせないように政府が指示したとある。(金融機関に不動産会社にお金を貸し出せという指示?)
これは連鎖的にデフォルト状態だと云う事ですよね。その場だけ延命させるだけで金融機関には不良債権の増加でしかない。(中央政府が資金注入するのか?)
今後もアメリカ利上げで新興国も利上げが続く中、中国は利下げをしたのは中国経済が本当に危機的状況になっている証拠だよね。
中国はリーマンショック時、公的資金を投入して公共事業を行い中国バブルがさらに加速した。中国版新幹線なんて象徴的だけど、採算を度外視して路線を拡張し続けた結果、毎年大幅な赤字を垂れ流しているようだ。(毎年一兆円なんて噂も)
*「リーマンショック時に一度不動産バブルと経済をリセッションさせておけば、こんなにバブルが膨れなかったのにね!!」
記事を書いている時、日本株価も29000円を超えた。今回のFRBの出したコメントを市場は間違って織り込んでいるとしか思えない。もしかしたら機関投資家・ハゲタカファンドなどが市場を煽り、どこかのタイミングで一気に売り込む気なのかもしれませんね。
アメリカも来年リセッションに入ると思う。アメリカがリセッションと云う事は世界もリセッション入り。そこに延命処置している中国経済の崩壊が重なり世界経済クラッシュと云う事が「大きな可能性」であり得ると思うのだけれどね。
大きな経済国ばかり見ていますけど、中国マネーや貿易などで潤っていた新興国も非常に厳しくなるし、欧州の経済疲弊が顕著に出てくると思う。
アジア通貨危機や少し前のギリシャショックのように新興国からクラッシュの引き金を引いてしまう事も十分考えられる。
中国経済の崩壊とアメリカのリセッションの煽りを受けて日本もダメージを受けると思うけど、その時に日銀のゼロ金利解除で乗り切れそうな気もしています。
世界経済クラッシュなんて起こらない事を祈ります。(でも中国経済の崩壊は時間の問題でしょうから、難しいかな)