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アメリカ経済 怖いね

 株価の乱高下続きますね。一日一日の値動きの幅が多いのも気になります。ソフトランディング・ノーランディングは出来るのでしょうか?

 カリフォルニアで全米の3分1のホームレスがいるというからビックリ。
*私たちの思っているホームレスも多いですけど、少し違い家賃が高すぎて車(バンやキャンピングカー)を購入して路上駐車で生活している人もホームレスと捉えるみたい。
*NYは移民が押し寄せて移民が道路、公園などに溢れかえっている。移民支援も全然間に合っていない。支援に関するお金も全然足りないらしい

これから学生ローン支払いが再開される。政府は所得に応じて、支払い猶予期間を設けたり、利息だけにする制度を適用させる。

 リボ払い、とても危険な事を知っている人は多いと思う。この学生ローン支払い猶予はリボ払いそのもの。猶予した場合、元本が減らないで雪だるま式に借金が増えていく。また利息だけ支払っても永遠に元本が減らないというリボ地獄。

 前回大統領選で学生ローン免除すると公約としていたけど裁判所が認めなかった為の小手先の制度だね。来年の大統領選に向けて見かけだけで破綻を先延ばしにしているに過ぎない。
 現在もギリギリの生活を送っている方に多く負担がのしかかる。

 いつ破綻してもおかしくないアメリカ国民は多い。またクレジットカードの残高はとても高く、資料によるとデフォルト予備軍が過去最高水準だというから大変です。

 生活費でカードローン(リボ払いを含め)金利上昇で平均20%の利息みたいだ。平均で20%と云う事は低所得者(信用スコアが低い人)はもっと高金利で借りている事になる。

 アメリカは車社会。車がないと生活が不便(地域によっては生活できない)カーローンも破綻予備軍が凄い勢いで上がってきている。

 今回、車企業ビックスリーの労働組合がストに入り始めている。この交渉が長引けば物凄い損失額となる。各業種でストなど問題が多数ある中、流行りのAIバブルだけで乗り越えられるのだろうか?

 AIバブルだって最初だけで、半年後にはどうなっているかわからない。また住宅価格が下がらない、中古市場が高金利の為に買い替え需要が低く売買物件の減少が響いている。

 カリフォルニアの賃貸価格は10年前に6万6千円だった物件が現在は44万円まで跳ね上がっているのだから、こんな事が続く訳もない。いつか大きく弾ける事になるだろう。

 預金残高が過去一番高く大丈夫という意見もあるけど、これは裕福層が支えているだけで貧富の差が確実に広がった証拠、アメリカの一般国民の預金残高は底を付き始めている。

 一般市民の預金が底を付いたら、カードローン(リボ払い)を使いだし、結果として破綻予備軍になっていく。アメリカ経済を支える7割の国内消費が低迷するのだから、企業業績だって悪化するのは時間の問題。
*預金が底を付くという事は、収入より支出が多いという事ですからね

 原油も高く、インフレは相当根強い。世界各国でスタグフレーションが起き始めて世界を飲み込むのが怖い。中国問題や欧州経済低迷もある。いつどこで、何が発端で世界を巻き込むような大きな波が来てもおかしくないと思うのですけどね。

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てつゆう
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