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Tetsuya Yamada
2019年5月7日 14:50
2043年。自動運転が現実化してからというもの、都市のインフラはそれに応じて進化し、自走可能で最小限度なインフラを搭載した「Capsule」と常設されて水道下水電気など提供する「Bunch」、ぶどうの「実」と「房」のような形のストラクチャーに集約されていた。これを提供するのはいままで「石油メジャー」や「電力会社」、「ガス会社」、「自動車会社」を中心として統合・合併を繰り返した「エネルギー・メジャー
2019年5月3日 10:40
令和24年、ゲノム編集の技術により予防医学が発達。人は老衰・殺人・自殺以外でほとんど死ななくなった。ただし金持ち以外は。そんな中、老衰で死んだ一人の男性。孤独死を果たした。高度高齢化社会にとって、孤独死は珍しくはない。昔と違って個人情報は電子化され、身元確認も家族との連絡もオンラインですぐにできるようになった。ところが、この男性は個人情報がオンラインに登録されていない。「身元不明」この時代に
2019年4月28日 22:37
2040年、人は高度なナビゲーションシステムとAI技術により迷わなくなった。拡張現実により、行きたい場所が瞬時に検索され、ナビゲートされる。自動運転技術も発達した。ドローン自動航行による貨物輸送がはじめに許可されたのは、人的被害の極めて低い河川上の空間であった。長距離輸送は車全盛であった近代から、徐々に河川沿いに機能・人口が移動し、特に船輸送が盛んであった古い時代の港町が活気を取り戻す。特