日本予防理学療法学術大会で「ロコモ予防教室」のことを発表しました!
こんにちは、医療法42条施設(メディカルフィットネス)の開設準備を行っている桜井です。
来年6月のオープンに向けて、少しずつ前に進んでいる中、11/9(土)、10(日)に仙台大学にて行われた、第11回日本予防理学療法学術大会にて、
理学療法士による保険診療外活動「ロコモ予防教室」での運動機会の提供がもたらす短期効果について
というタイトルで発表してきました!
個人的には6年ぶりの学会発表でしたが、非常勤講師としての学校の授業を行うのとはまた違った緊張感でこれまでの活動報告をしてきました。
プログラム集を添付しておくので、もし興味を持っていただけたらぜひご覧ください。
(78ページのO-65です。)
発表内容の概要
今回発表した内容を簡単にまとめると、
といった感じです。
学会参加を通じて得られたこと
今回の発表の中での対象者はたったの4名なので、測定結果の数値に対して統計学的な処理などを行うこともできず、あくまで平均値を出して傾向を伝える感じの発表になりました。
なのでエビデンスとは到底言えるものではないとは思います。
本当に活動報告がメインでした。
しかし、個人的に収穫だったのは、教室をスタートして、週2回、90分間の運動教室のみで、その他の時間は食事や運動などに全く関与していなくても多少は効果が出るんだなっていう経験を積めて、たった4名であってもそのデータを振り返ることができたことです。
「医療法人が運営するフィットネス施設」というブランドを目指していく上で、医学的なエビデンスに基づいた運動プログラムの提供が欠かせないと思っています。
そのためにも、
ことが大事だと感じています。
それは理学療法士が日々のリハビリの内容に対してまっとうなものを提供できているか、自分の仮設やコンセプトがまともかどうかを検証するための作業と全く同じです。
限られた時間の中での発表・質疑応答なので、発表するための準備期間の割には十分なディスカッションが行えるわけではないと思います。
それでも、そもそも自分の普段の活動をまとめる時点でも自分の考え方を整理できたり見直すきっかけにもなっているので、それだけでも成長のキッカケになりそう。
また、今回の発表をきっかけにして、来年1月に開催される埼玉県理学療法学術大会にも第2報として発表予定です。
たった4名の結果ではありますが、6か月、うまくいけば9ヶ月までの経過を追うことができるので、どのような経過をたどっているのか楽しみです。
所属先である埼玉県内の発表なので、知り合いも多く、少しでも身近の人に今回の活動を知ってもらうことによって、今後開設されるメディカルフィットネスにとってもきっと良い影響が出るのかなと考えています。
ということで、学会発表に対して抵抗を感じる方にとっても前向きに考えるきっかけになってくれたらと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました!
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