ステージで思い描くドレス姿には狙いのあるデザインコンセプトがあります。モデルの様な姿でコンクールを演出する為のドレス制作。

2024年12月23日 11:08

ザラビットクロゼットのリピーターのお客様からピアノのコンクールドレスを再注文！ピアノのコンクールで全国一位を獲得。デザイナーとして感謝の気持ちで一杯です。

The Rabbit Closetをご覧頂き誠に誠にありがとうございます。いつも沢山あるドレス店の中からお選び頂き感謝してドレスを手掛けさせて頂いております。ザラビットクロゼットのドレスは”既製品やミシンのみで制作できない細かいディテールデザイン”を施すドレス制作です。お客様に”憧れや夢を形に作る作業の工程の一つと考えており”、お客様のこだわりやイメージしているドレス姿を叶える為の手仕事です。刺繍の様に施すスカートの細工や煌びやかに輝くビーディングのお仕立ては機械では製作できず、必ず手仕事に仕上げる形となります。他店ではできない事を叶えるドレスブランドをコンセプトに全国のお客様に一点一点丁寧にご提供をさせて頂いております。

デザイナーが叶えるドレスには命が宿る！

目的と理想の表現から”お客様のドレスコンセプトを構成して制作に入ります”。作る為の目的ですね。ドレスを着用した演奏者がステージの上で理想の表現やイメージに合わせた装いを求めます。ドレス姿の狙いがあるからこそ演奏者の美しいパフォーマンスを表現することができます。

デザイナーは、着る方の理想と希望、そして叶えたい演奏者の表現力をサポートするドレスを制作します。ザラビットクロゼットのキッズクチュールドレスならでわのドレス制作です。今回ご紹介するドレス制作内容は、弊社のリピーターのお客様にコンクールドレス制作。京都府にお住まいのピアニストです。本日はアトリエからドレス制作の一部をご紹介させて頂きます。ご希望のお客様や疑問、ご質問等はメールフォームからご相談下さいませ。

ザラビットクロゼットのリピーターのお客様からピアノのコンクールドレスを再注文！ピアノのコンクールで全国一位を獲得。デザイナーとして感謝の気持ちで一杯です。

ドレス制作の初めは”お客様のサイズとパターンに合わせて裁断”！シルエットとスカートボリュームを確認しながらそれぞれの生地素材を裁断。

お客様から頂く”細かいサイズと着丈、スカート丈”などのサイズからパタンナーが”美しく表現するドレス姿を叶える為のパターン”を制作。それぞれの身頃とスカート構成に合わせたパターンを作成します。ザラビットクロゼットのドレスパターンは他店とは異なり、モデルの様な装いを表現する”独自のバランス構成で制作”します。モデルの様な装いが肝心です。サイズ通りそのまま制作すると”胴長に見えたり、ウエストが太く見えたり”など美しい装いとはなりません。ウエストシャープに、トップスはお顔周りの表情に映えるサイズ感、そしてウエスト下のスカートラインと丈ですね。全ての構成がバランスとなり、モデル体型でドレスを着ることができます。

世界でも有名なブランドがなぜ？全国の方々に支持されるとは？

シルエットとサイズ感です。もちろんモデルが素敵！海外で作られる！有名ブランド！などから皆様の憧れや夢となりますよね？自然とモデルと自分のドレス姿を重ねるはずです。その様な夢と希望を叶える為の制作です。

ドレスのトップス制作！ビーディングとストラップ制作。ハンドメイドドレス制作。

ドレスの色合いを合わせたレースを構成。お顔に映えるエレガントなチェリーピンクドレス。

ドレスのトップスは”演奏者を笑顔に変えて、実力以上の成果を叶える”。その様にデザイナーがお仕立てを行います。ドレス制作の下準備作業になります。下準備作業は、ドレスが仕上がった際に美しいか？そうでないか？を左右する大切な作業。丁寧に施された下準備作業があるからこそ”表面の美しさを表現することができます”。特にトップスは、お客様を美しく、魅力的なドレス姿を映し出す心臓部です。特に重要なポイントです。ドレスの良し悪しを左右するお顔周りのデザインですね。

今回のドレスは”チェリーピンクカラーの生地素材とレースを重ねて立体感のある装いを表現”します。レースを合わせる事で目線をお顔周りに集めます。またエレガントで気品溢れる装いとなります。プラスしてハンドメイドのビーディングを施す予定。胸元はもちろんレース柄に合わせて一粒一粒手仕事で施します。肩のストラップにも同様に細かくビーディングを施します。

150cm前後のジュニアユースからユースサイズのお客様におすすめです。

大人の体型に成長すると極力ビスチェ風に見える方がドレス姿として魅力的に仕上がります。大人へと成長するお客様にご提案をさせて頂くデザイン。

※キッズやジュニアは、まだ体型の凹凸やバランスが定まらない為、着心地と演奏のしやすさを重視して構成します。

その点がドレス選びと提案の仕方が変わります。デザイナーがお客様一人一人の意見を確認してヒヤリングを行います。

丹精込めて施す”スカートのデコルテ”！フロントからバックスタイルに流れ落ちる雰囲気で構成。

厳選したレース柄をトリミングして”柄とモチーフを構成”。一針一針ハンドメイドで繊細な刺繍を表現。

スカート制作の一部をご紹介。レースをカットして綺麗にトリミング。その後に加工を施してスカートに装飾します。スカート丈とウエスト位置を微調整して”柄をスカートに施します”。この作業の目的は、”トップスの流れをスカートに落とし込む自然な装いを行減する為の工程”。レースの流れは曲調やリズムに乗せて流れを描く雰囲気を表現してデザインを描いております。スカートに施す装飾品は、ドレス制作時の狙いとなります。

煌びやかに施すトップスからの流れを表現。

フロントウエスト位置から少々下。フロントから背後に流れる装いを表現します。背後の姿は、フロントより落としてヒップ下まで施す構成。バックスタイルのウエストにはバラのコサージュを表目に施しますが、下から覗かせる絶妙な装いと狙いを表現しております。

工程を重ねてスカートを制作。

ベースのスカートの上にマッド系オーガンジー素材で下地の装いを美しく表現。光沢感を抑えたシルクの様な陰影を表現。その上の3枚目のスカートにレースの装飾品を添えたデコルテを採用。重なり合う生地素材の陰影や光沢感を美しく表現する為のスカート枚数を構成。仮止めでモチーフ柄と丈を構成。しつけで更に確認を行い仮止め。その後にバランスを最終チェックして手作業で本縫いを行います。細かく計算されたドレス姿は、複数の工程を重ねて、ドレスに命と思いを吹き込み一針一針に丹精込めてお仕立てします。