演奏者が好む着やすいドレスと美しいドレスライン。見えない部分のお仕立てが演奏者の演技に反映。重要なお仕立てについて。
細かい細工が多いディテールデザインは”ドレス制作の下準備で仕上がりが決まる”！見える所も見えない部分も丁寧に作るからこそプロフェッショナルの技。
The Rabbit Closetをご覧頂き誠に有難うございます。皆様に拝見して頂き感謝の気持ちで一杯です。本日は”お客様には解りにくい部分のお仕立て”について。ドレス裏側ですね。そして細かいディテール部分の細工は制作前の下準備が重要。見えない部分のお仕立てを綺麗に施す事はプロの技です。裏を返せば”見える所のみ気を使うお仕立ては素人でもできます”。一般の方々は見える所のみでも良いでしょうと思うと思いますが、裏のお仕立ては”ドレスの着心地、シルエットの良さ、そしてドレスの軽さと装い”に直結します。
”今回制作しているドレスの下準備作業”をご紹介。
アトリエで丹精込めて作られるドレスは、ファクトリーで制作する工程とは少々異なりますね。
こちらの作業はリバレースの柄を綺麗に抜く作業。今回のドレスコンセプトは、柄が美しく浮き出るスカートデザイン。下地のお色とレースの装飾が素敵に映えるドレスを制作。そのため”モチーフ柄を選定しながらパーツとして施すレースをカットして綺麗にトリミングする作業”。一つ一つの抜き柄を”スカートに施します”。その後に仮止めを行い”ドレスのバランスを整えた後に一針一針ハンドメイド”で施します。細かい細工と特にハンドメイドでの作業が必要とする”クチュールドレス”は、繊細さが重要な作業工程。
演奏者を笑顔に変える”ドレスのトップス”！ミリ単位で曲線を描く上半身のお仕立て。
スッキリと自然な雰囲気で着心地の良いドレスを制作。
少しだけ見えない部分をご紹介。写真の前に数工程がありますがこの部分は企業秘密とさせて頂きます。ザラビットクロゼットのドレスは細かいサイズ（お客様専用サイズとパターン）で制作しております。表面に見える部分と裏にあたる部分とでは異なります。それは着心地と表面に反映するシルエットの為です。人体ボディーを整形し立体裁断でパターンを作成した後に作業となります。表面のゆとり分量と裏の分量、そして通常見返しがありますが、縫い代が多くなる為弊社では採用しておりません。そこの部分の細かい作業とお仕立てが”演奏者のパフォーマンスに反映する重要な部分”。
お客様を笑顔に変える大切な部分です。もちろんお顔周りのデザインは一番注目するポイントですのでドレス制作において最も大事な工程ですね。
The Rabbit Closet
ザ・ラビットクロゼット
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