俺たちのモンスターバッシュ

今年も四国最大級の野外フェスモンスターバッシュが終わりました。モンスターバッシュが終わると夏が終わる気がします。(昔は徳島の野外フェスバーリトゥードが九月の初旬にあったのでそこまでが夏でしたが)
 今年はすっごい土砂降りの中での四星球。袖から日の出製麺所さんの制服で見させてもらいましたがライブというより映画みたいでした。すっごいドキュメント。その模様はライターの鈴木さんや秋に出る新譜の特典映像で見てもらえたほうが良いと思います。ここでは僕個人とモンスターバッシュについてを記していきます。

2000年初頭、徳島のバンドマンにとってモンスターバッシュはまさに夢の舞台でした。F→C large selectionやmuleという先輩たちがそのステージに立ち、その後ろ姿を見ながらいつか僕も!と世間のことなんてなにもわかっていない22、3歳の自分は思っていました。そして同期のチャットモンチーが世に出ます。モンバスにも毎年出演していきます。時は2007年、その春から夏ぐらいに四星球はインディーズでファーストアルバムを出したように思います。レコ発ツアーをサポートしながら「今年もモンバスでれなかった」とメンバーとどこかのファミレスで本気で悔しがったのを覚えがあります。それから2008年に四星球は高松ダイムでワンマンライブを行う事ができるぐらいにまで成長し、その年のモンスターバッシュに初出演します。それはそれは嬉しかった。それ以上にあの時応援してくれていたお客さん達が本当に泣いて喜んでくれました。そして全国的に知名度もほとんどないブリーフを履いた若者を全国クラスのフェスに出演させるという暴挙をゴーサインしてくれた当時のDUKE運営陣の凄さ。ある程度大人になったのでわかりますが下手したらクレームの嵐になる可能性は十分あるのに。。頭がさがります。
 そういった大人の事情はわかっておらずただただ喜んだ当時の僕。しかし僕はその春には四星球のサポートを終えていたのでモンスターバッシュにはドラムとして出演していません。嬉しかったけどちょっぴり複雑な気持ちでした。いやかなり複雑な気持ちでした笑

人生はタイミングです。

そこから四星球のスタッフとしてモンバスには長年携わらせてもらってます。

虎になったり
サウンドテストさしてもらったり
貴婦人になったり
バズーカー打たせてもらったり
U太バンドで演奏させてもらったり

普通のバンドではなかなかすることのない色んな経験をさせてもらいました。20代前半あの時ファミレスで思っていた形ではないけれどこうやって毎回誘ってくれる四星球には感謝です。手伝ってくれる周りのスタッフも増え、袖にはたくさんのバンドマンや関係者がいるのにステージが終わってすぐに僕らに向かって毎回必ず「ありがとう!」というんです。いやいやこちらのセリフですよ。

ありがとう四星球

ありがとうモンスターバッシュ

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