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2024年度京都芸術大学卒業展・大学院修了展に行ってきました!

今回は、2024年度の京都芸術大学の卒業展・大学院修了展に行ってきたお話です。

この卒展は2025年2月8日から2月16日まで開催されています。

実はこの卒展に2回行きました。1日に2回訪れています。

最初は白川通の東側、瓜生山のふもとにあるキャンパスを訪れました。

この日はアートライティングコースのオンライン体験入学があったので、一度家に戻りました。

グラフィックデザインコースに出願済(執筆当時)でしたが、どんな内容なのか気になったので、体験してきました。

体験入学が終わり食事をとった後、まだ時間があったのでもう一度、白川通の西側にある相照館(そうしょうかん)の方へ行きました。


卒展の感想


美術館で作品を鑑賞するような感覚で見ました。

それにしても、作品をゼロから作るのは大変だろうなと思いながら見ていました。

もちろん卒業制作なので相当な労力がかかることは想像できますが、それでも改めて「すごいな」と思いましたね。

また、学生以外が自由にキャンパスを回れる機会は、こうした卒展くらいしかないのではないでしょうか。

普段なかなか見ることのできないキャンパスの建物や雰囲気を知ることができて、とても貴重な体験になりました。

京都芸術大学のキャンパスは瓜生山のふもとにあり、マップを見ても結構な広さがあります。

実際に歩いてみると、山の方へどんどん登っていく感じでした。エレベーターもありますが、やはり広いですね。「大学ってこういうものだよな」と実感しました。

マンガ学科とキャラクターデザイン学科の展示


2回目に訪れた相照館では、マンガ学科とキャラクターデザイン学科の卒業制作を見ました。

若い人たちの熱量を感じました!

展示のキャッチコピーが印象的でした。

私たちは変態。私たちの変態。

と書かれていて、配布されていた資料には

変態とは、

①形や状態を変えること。
②普通の状態と違うこと。
異常な、または病的な状態。

と説明がありました。

漫画やアニメなどの創作は、ある意味で「狂気」がないと作れないものだと思います。

ただの模倣ではいけないし、かといって独自性が強すぎても伝わらない。そのバランスが難しいところですよね。


展示の中には、制作のスケジュールが年表のように示されているものがありました。

2024年2月から制作を開始したとのこと。これをゼロから形にするのはすごいことだなと感心しました。

ゲームやアニメでは、ストーリーやキャラクターデザインをゼロから作り、それをさらに形にしなければなりません。

しかも、観客に伝わる形に仕上げる必要がある。改めて「すごいな」と思いました。

そして、展示を見ながら「自分よりもずっと若い、21~22歳の学生たちが、こんなに一生懸命作品を作り上げたんだな」と感慨深くなりましたね。

総合館には、小学生や中学生も訪れていました。やっぱり彼らもこうした分野に興味があるんだなと思いました。


大学で学ぶことの意義


漫画やアニメの制作は、専門学校で学ぶイメージがありましたが、大学で学びながら大卒の資格を取れるのはいいですよね。

4年間のうち、1~2年生の間は教養科目を主に学び、3~4年生で本格的に専門技術を習得する。

そのバランスが大学らしいなと感じました。

私自身はグラフィックデザインコース出願しているのですが、デザインに関係ないものをたくさん見ることも重要だと考えています。

大学で幅広い知識に触れることは、きっと創作にも活きてくると思うんですよね。


また、学生たちの熱量を肌で感じられたのは、実際に足を運んだからこそだと思います。

作品はオンラインでも見られるようですが、現場の空気を感じることはやはり大事だなと実感しました。

まとめ


私はパニック障害を持っていますが、今回の卒展は全く問題なく見学できました。

授業形式だと少ししんどいこともあるのですが、自由に出入りできたので安心して楽しめましたね。

現在、私は京都芸術大学の通信グラフィックデザインコースに出願中の立場ですが、改めて「キャンパスっていいなあ」と感じました。

大学の建物が好きなんですよね。昔ながらのものでも、現代的なデザインのものでも、あの雰囲気が好きなんです。

アートやデザインを学ぶ環境に身を置けることは、自分にとってとても刺激的です。

今後、無事に入学できると思いますが、また改めてどう感じるか楽しみです。


とってもよい経験ができて、楽しかった卒展でした。

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