見出し画像

あなたの悩みにTEDのアイデア届けます。#4

日付が変わってしまいそうですが・・・・。笑
今日は、とある方の悩み

本人の思いとは裏腹にうまくコミュニケーションが取れません。
上手に意思疎通を取るためにはどうしたらいいでしょうか?

というもの。

本当に、最近、単純なコミュニケーションミスから発展したトラブルが多く、何が足りないのだろう・・・。と思うことが多々あります。


自分も含め、このトークがめっちゃおすすめです。

セレステ・ヘッドリー/上手に会話する10の方法

10の方法の9番目、彼女はこう語ります。

最も重要なことです 。

「聞くこと」

 この点を言った偉人がどれほど 沢山いたか分からないほどですが、聞くことは 誰もが伸ばせる最も重要なスキルなんです。
ブッダの言葉です。少し言い換えていますが 、「口が開いている時には 何も学ばない」
無口で有名な大統領カルビン・クーリッジ曰く 「聞いたことでクビになった者はいない」

何故 お互いに聞こうと しないのでしょうか?
1つには 聞くより むしろ 話したいというのがあります。
話している時は、自分に主導権があり興味が無いことを聞く必要がありません。
注目の的になれ自分のアイデンティティを強化できます。

しかし 他にも理由があります。
注意をそらされるためです。普通の人の話す速さは 1分間に225語です。
しかし 私たちは1分間に 500語まで聞き取れます 。
私たちの意識は 余力の275語を 埋めようとするのです。
相手に注意を向けておくのには確かに努力とエネルギーが必要ですが 、それができなければ会話をしていることにはなりません。
2人が同じ場所にいて無関係な言葉を 叫び合っているだけです

自分もそうなのですが、聞いてる途中から、次はこう返してやろう、なんて考えようものなら、相手の話なんて、もう上の空。

これでは相手のことを知ることなんてできないですよね。
全ては自分が撒いた種なのです。

そして、彼女は最後にこう皆さんに伝えます。

ここまで述べてきたことはすべて 1つのことに要約できます 「相手に興味を持つこと」

私は非常に有名な 祖父の元に育ちました。
私の家でお決まりの ことだったんですが、祖父母と話しにいろんな人がやってきて、お客様が帰った後に母が来て「あの人誰だか知っている?」 と聞くのです。
彼女 準ミス・アメリカになったのよ
あの人 サクラメント市長よ
彼女はピュリッツァー賞受賞者
彼はロシア・バレエのダンサー
それで私は誰でも何か隠れたすごいものを持っているものだと、信じるようになりました。

このことが 私を良い司会者に しているのだと思います。
できる限り口を閉じ、心を開いて 感心させられるのを期待しています。
これまで それでがっかりしたことは 一度もありません 。

みなさんも同じことをしてください。
出かけていって 人と話し、耳を傾けること。そして何より大切なのは、感心させられるのを期待することです 。

「会話する」とは、会って話をする、と書きます。
決して、自分が話す、ことではないのかもしれません。
「会って、相手の話すことを真摯に聞く。」

そうすれば、彼女が言っている通り、がっかりすることもないでしょうし、自分も成長できるのだと思います。

そうすることで、自分を押し付けることなく、人から影響を受けて、学ぶのだ、と改めて思います。

実は、私は2016年のTEDSummitというカンファレンスで実際に彼女に会って話を聞く機会がありました。

「どうしたら、会話が上手になるのでしょうか?」

とい聞いたところ、逆にいろいろ質問された後、

「ほらね、いろいろ聞けば、会話が成立するでしょ?」
と。

色々な人から影響を受けることはとても素晴らしいこと。
決して自分を押し付けれることなく、相手の側に立ってみようと思うことが大事なのかもしれません。

久しぶりに、ご紹介したトークを見ましたが、本当にいいアイデア。

もし、周りで同じように悩んでいる方がいたら、是非、紹介してあげてください。

コメント、悩み、お待ちしています。

静岡県浜松市でTEDxHamamatsuのfounder/organizerとして活動中。 https://tedxhamamatsu.com/