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東京から最も近い海、5選。

東京にいたくない、でも東京で働かなければならない。そんな悩めるサラリーマンたちを代弁するうんこマンブローグ。

前回は、コストパフォーマンス最強を誇る山岳地帯、奥多摩を紹介した。あまりの感動に、翌日には身体がもう奥多摩になっていて、オレンジ色の電車を見ては垂涎を繰り返していた。


とは言え、往復4時間。散歩と言うにはあまりに大袈裟過ぎはしないだろうか。

山は都会と共存できない。しかし海はどうだ。新橋から電車に乗れば一瞬で"海"に辿り着くことができる。だが不思議と文明から開放された気持ちにならない。ガンダムが佇んでいるからだ。


東京は港町として栄えたのだろうが、海辺にその面影はない。そこには交差点や信号機、排気ガスの匂いしかない。絵にならない。


海辺を彷徨い歩いた私は、一つの人工島に辿り着いた。城南島である。

このへんである。

お台場と羽田の間に位置する、地図上緑で塗られていて、海未に開かれた島である。

大森駅からバスで25分。バスによるタイムロスが気になる方は自転車で行くことをオススメする。

公演に入ると、芝生の広場があり、テントを広げてデイキャンキャンする家族が沢山いた。

人工砂浜。

キャンプ場も充実。
砂浜が側にあって飲める場所って意外にないのではないか。日帰りBBQなら絶対オススメである学生諸君。

こんなベンチに座ってぼーっと考え事をするのも乙ではないか。本当は広場に机付きのベンチがいくつかあるので、そこで仕事をしようとしたのだが、どれも家族に占領されていたし、ヒエラルキーが低い独身の私にはその空気自体が心地よくなかった。わざわざPCを抱えてやってきたが、またしても私は仕事を放棄した。

しかしここは良い。海なんてどうせ伊豆の西側か千葉の右側に行かないときれいにならないのだ。だったらここでよいではないか。


バスが捕まらなかったので、大井競馬場前駅まで歩いてみたら丸一時間かかった。乗り物がないと辛い。


結論:やっぱり山は良い。奥多摩またいきたい…

余談だが、関東の地図をこの向きに見ると、海外旅行してる気分になれる。とても館山に行きたくなる。そしてなぜか館山すぐ着けそうな感覚に陥る。


次週:暴走機関車"わかしお"に迫る

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