自ら考えて動ける人に
最近よく思うことがある。
それは私の周りには、自ら考えて動く人があまり多くないのでは?ということ。もちろん、真面目に一生懸命に動く人がほとんどであるが、前例がなかったり、やり方が決まっていないものに対しては避ける人が多いという印象なのである。
その昔、サッカー日本代表の監督としてオシム監督がよく言ってた言葉がとても印象に残っている。日本人は、言われたことを一生懸命やることに長けているが、自ら考えて動くことが苦手だと。
私は人の事を偉そうに言える立場ではないが、目的を考えず「やらなければいけないことをやる」という服従精神で生きる謙虚さに重きを置いているように感じる。どちらかと言うと、自分はリーダーとしてアイディアや情報を発信して動く人間でないと思っていて、誰かが何もかも決めてくれたら、一生懸命サポートしようと思っている。または、こうすれば上手く行きそうだけど、目立ったり、負担が大きすぎるから私から絶対に言わない…と言った人が多いと感じる。
海外の人たちを見てると、自分はこう思ってるから1人でもやるんだ、っていう強い意志を持つことが当たり前の感覚のように見える。日本人も、批判や割を食わないようにとか、失敗して迷惑をかけないようにとか、敵を作らないようにとか気にするのではなく、自分らしくシンプルに意見を伝えられる社会や文化になって欲しいと思う。そうすれば、波風立てないように周りに合わせて自分を偽って生きるのではなく、自ら考えて動いていける(道をつくる)人になっていくのではと思う。
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