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XRエンタメ施設「Immersive Journey」は今までと何が違うのか?
こんにちは!CinemaLeapの大橋です。
弊社ではこれまでXR映画の製作・配給や、今週10/25-27に開催するXRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival」の開催、XR・メタバースコンテンツ制作などを行なっています。
そしてこの度、12月1日にXRエンタメ施設「Immersive Journey」をオープンすることになり、ただいまCAMPFIREでクラウドファンディングを実施しております!
お陰様で既に300人を超える皆様にご支援をいただくことができ、10月31日までの残り10日間で目標金額の73%まで到達することができました!ご支援やご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございます🙇
さらに多くの方にこのプロジェクトのことを知っていただきたく、noteを執筆させていただきます!また、こちらのnoteを公開する直後となりますが、10月 21日 (月)19:00〜、Xのスペースにて、今CAMPFIRE でクラファン実施中の二つのVRプロジェクト、Gugenka「クオンタノイド」とCinemaLeap「Immersive Journey 」について、MyDearest岸上健人さんにスペースでインタビューを頂きます!!
岸上さんには、noteで発信することを含め、クラファンへの挑戦にあたっても親身に色々なアドバイスをいただきました!
リプレイ再生もできますので、よろしければぜひお聞きください!
XRエンタメ施設「Immersive Journey」を開業する背景
弊社ではこれまで5年間ほど様々なXR映画の制作や配給、XR映画祭の運営などを通して、XR映画の普及に取り組んでまいりました。
その過程では、世界各国のXRコンテンツの配給会社や体験施設、配信プラットフォームなどと知り合うことができ、それらのパートナーの皆様と一緒に完成させたコンテンツを広く届けていく方法も模索してきました。
しかしXR映画はゲーム分野とも少し状況が異なり、各国の制作スタジオはコンテンツの売上だけではなく、補助金やスポンサーを獲得しながらコンテンツ制作を行うのが中心となっており、まだコンテンツの売り上げ単体で大きな制作チームを維持して作品を作り続けられるスタジオはごく一握りという状況が続いていました。
そのような状況の中、まずは映画文化が映画館から広まっていったように、XR映画においてもその場に行きさえすれば世界中の良質な作品に出会えるような場を作っていくことで、VRデバイスをお持ちの方だけではなく、VRが初めての方に向けても裾野を広げていくことが大事なのではないかという仮説を持ち、どんな体験の提供形式であれば興行としても成立するのかをずっと模索していました。
VRコンテンツ「Horizon of Khufu」との出会い
そんな中、ある海外のXR映画関係者から紹介を受けたのが、VRコンテンツの「Horizon of Khufu」です。CinemaLeapのメンバーで実際に国内外で様々なXRコンテンツを体験し、そのなかでも「Horizon of Khufu」の体験には非常に大きな可能性を感じました。
「Horizon of Khufu」では、広い体験スペースの中でVRヘッドセットをかぶると、まずはエジプトのクフ王のピラミッドの目の前に降り立ちます。同行者や周囲の方の姿はアバターで視認することができ、ガイド役のキャラクターに導かれながら、コントローラーを使わずに歩き回ってクフ王のピラミッドを探索することができます。そして現代のピラミッドの姿だけではなく、4500年前のエジプト文明の成り立ちの時期に遡り、時代や空間を超えてその世界を体験することができます。
また体験そのものへの感動に加えて、「Horizon of Khufu」の体験会場には家族連れやカップル、またシニアの方々など、老若男女を問わず本当に幅広い方々が訪れていて、既にVRをよく知っていそうな方だけではなく、VRを初めて体験するんだろうなという方々でも溢れかえっていました。
VRデバイスを被ること自体、慣れない方にとってはハードルが高いことですが、本当にたくさんの方が体験会場に訪れて嬉々として体験している姿を見て、このような場をぜひ日本にも作りたいと思いました。
XRエンタメ施設「Immersive Jouney」で追求したい、新たなコンテンツフォーマットの可能性
また「Horizon of Khufu」は、一つの会場で常時約50〜100人程度の方がコンテンツを体験することができ、既に世界10都市で累計100万人以上を動員しています。
これはXR映画の業界の中ではとても画期的なことで、新たなコンテンツフォーマットとしての型が新たに一つ登場したとも言えるインパクトのあるだと思いました。これまでのXR映画の提供方法には、施設型だと1つのコンテンツあたり1名〜10名程度までが同時に体験をできるものが中心で、それによって期待できる興行収入も制約を受けていたため、コンテンツに投資できる予算も限られていました。しかし体験人数を一気に常時100名規模まで増やすことで、期待できる収益の規模感が上がれば、今まで以上に大きな予算をかけてコンテンツを開発しても投資を回収できる可能性が出てきます。
もちろんXR映画がこのフォーマットだけに収斂するわけではなく、今後も多種多様なXR映画の可能性が模索されていくと思います。ただ「Horizon of Khufu」は新たなコンテンツフォーマットの一つの可能性を証明した画期的な作品だと考えており、新たに開業するXRエンタメ施設「Immersive Jouney」では、「Horizon of Khufu」を皮切りに、このような大型のXRコンテンツにフォーカスし、今後も新たな作品をお届けしていく予定です!
長文となってしまいましたが、ぜひ皆様に横浜駅直結、アソビルに開業する「Immersive Journey」にお越しいただき、今までにない感動や、新たな可能性を感じていただけると幸いです!
ぜひ応援よろしくお願い致します!!!
Immersive JourneyのXもやっています!:https://x.com/Immersive_J